TBS「キワドい2人-K2」起きるべくして起きた誘拐
新人のエリート刑事神崎隆一は、父の古巣「池袋署」の刑事課に配属になった。
しかし、バディーとなるベテラン刑事黒木賢司は、すでに出勤しているはずだがいない…。
どうやら遅刻の常習犯だが、キレ者で「検挙率No.1」ということで、寛容にみられているのか、
先が思いやられる神崎の初日任務は「バディー黒木を探せ」
コンテンツ
血の跡
神崎に渡されたのは、最後の足取りが確認され、そこで会っていた「マイ」という名前の女性の情報。
まずはそのマンションを訪ねる事に。しかし応答はない。
諦めてマンションをでるど、急ブレーキのタイヤ痕と、血のついた黒木の警察手帳。
黒木は「誘拐事件」に巻き込まれていたが、拉致される時に、誰かに【非常事態】を知らせるように
植え込みに警察手帳をわざと落した。神崎はそれを見つけ、黒木の予測通り「事件に巻き込まれている」
と、上司に報告と同時に、黒木本人からも誘拐に巻き込まれたと、連絡が入り、神崎の任務は
誘拐事件の解決へと変わった。
黒木からの情報で助けに入った神崎。危機一髪を乗り越えたかと思われたが、マイが再び誘拐された。
神崎は改めて黒木とバディーとして、マイの誘拐事件解決にあたる。
しかし、情報には「萱島マイ」とあるが、なんだか様子がおかしいマイの母親。
父親はこんな時に「仕事」、おかしいと思う黒木の勘は的中し、マイは帰宅した。
しかし、マイはマイではなかった。
- 身代金が要求されている
- マイは有名大学に通っている
黒木の経験上、思い当たるのはマイになりすました誰かが誘拐された。
その誰かは何かの目的で、マイになりすましている。そのためには、マイの身分証を所持している。
実際に、黒木はマイと池袋の「ガールズバー」で知り合っている。働くためには身分証がいる。
黒木の推理はどんどん確信へかわり、マイへ「学生証など無くしたことはありますか?」
と、質問すると、やはり半年前にバックを盗まれ、学生証を再発行していた。
犯人からの要求
すべての筋書きが読めたところで、犯人がポストに投函した連絡用携帯が鳴り、
マイは誘拐された。と芝居を打つように母親に頼むが、しどろもどろで犯人に気付かれそうになった。
突発的に神崎が電話を奪い取り、「警察だ。」と名乗ってしまった。しかし、犯人は女性がマイだと思っている。
女性を助けるために、萱島建設の社長である父の協力が必要だった。
なぜなら、会社のホームページで顔がばれているので、誰かがなりすますことはできない。
その間に、マイになりすました女性が判明した。半年前に家出した「氏原彩乃17歳」
まずは、彼女がなぜなりすましているのか、原因を突き止める必要があった。
彩乃の父
10年以上前に妻が病死し、それから父子は仲良く暮らして来た。しかし、仕事中に建築の足場から落下し
手術をしたものの、歩けなくなった父は仕事を辞めざるを得なかった。
そんな父に愛想をつかして、彩乃は家出した。と父は思っていたが、神崎にはそうは思えなかった。
部屋中に彩乃と父の仲の良さを表すかのような写真や絵の数々。
おそらく自身も父子家庭だったため、重ね合わせたのか、個人的な質問をしては、目頭を熱くした。
その間、黒木は写真を眺めていたが、その一枚をスマホで撮影した。
そして、家から出てから神崎に撮った写真を見せた。
この誘拐事件は起きるべくして、起きており、データベースを調べていた末長たちから
ガールズバー一帯を仕切る「半グレ集団」が浮かび上がり、黒木が誘拐される30分前に店の前にいたらしい。
ストーカー被害に遭っているから、ボディガードとして、家まで送ってくれるように彩乃は頼んだ。
黒木は、誘拐の事実を見届ける「証人」として、利用されていたのだ。ただ、黒木の正体がバレていないのは幸いだった。
そして、神崎もあることを氏原の部屋で見つけていた。
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