「Silent」8話、声をだしてはなすこと、奈々の大学時代、そして母との再会

つむぎは手話教室での成果と、想と話すことにより、手話はかなり上達していたが、

 

想が話すことが時折わからないことがあった。想はつむぎに無理をさせているかもしれない。

 

と思っていたが、つむぎは想との時間それ自体を楽しんでいたのだった。そして、奈々と春尾の関係が明らかに。

 

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声をだしてはなすこと

つむぎは想と話していると、時々わからない手話が出てきて、何度か聞いてしまうことがあった。

 

それでもつむぎは想の話しを理解しようとしていた。想は途中から耳が聞こえなくなったから、

 

「話せない」訳ではなかった。しかし、声に出して話してしまうと、自分の耳が聞こえる気がしてしまう。

 

だから、今は家族以外で話すことはなくなっていた。つむぎはそんな想の気持ちを理解して、手話を覚えていった。

 

しかし、カフェで話していると、バイトの後輩が入ってきたが、想をつむぎが紹介したが、つむぎがろう者といることに

 

不信感を持たれてしまった。世の中はこんな感じなのか。とつむぎは痛感していた。

 

■キャスト

 

奈々の大学時代と春尾との関係

春尾と奈々は8年前に出会っていた。当時大学生だった奈々は、ボランティアがパソコンに打ち出す文字で講義を聞いていた。

 

パソコンの画面の文字を読みながら、ノートを取っていく日々、感謝を伝えたくても、要件が済めば奈々のことを見もしない。

 

そんな時、春尾は院生の2年生で就活に苦戦していた。そこで「ボランティアの実績を作る」目的で、

 

ろう者の奈々の隣に座り、講義をパソコンで打って奈々に見せるボランティアを始めた。

 

しかし、ある日奈々が「授業さぼりたい」と打ち込んできた。いつも周りの人が居眠りとかしているのに

 

自分はいつも隣に人がいるからできない。だから一度さぼってみたかった。という彼女の提案を春尾は受け入れた。

 

そこから2人は親しくなっていったが、春尾は大学に「手話サークル」がないことから、サークルを作ろうとしていた。

 

ちょうどその活動中に、奈々が廊下を通りかかり、成り行きで春尾はサークルの仲間に奈々を紹介した。

 

しかし、彼女はそのまま走って行ってしまった。そして追いかけると、奈々は「自分を見せモノにされた」と怒っていた。

 

そこから、2人の関係はぎくしゃくし始めてしまったが、8年ぶりに再会した春尾はあの時の夢である

 

「手話に携わる夢」を叶えていた。春尾にとってあの時の行動が正しかったのかどうか今も分からない。

 

■キャスト関連ドラマ

つむぎと光は母に会いに帰省する

想の母は「会いたい」気持ちがあるが、自分から会いに行くことも、想から会いに来ることもなかった。

 

そんな中、つむぎと光は父の命日に合わせて帰省していた。3人で栗をむいて、栗ご飯を作る。

 

それが父の大好物だったから。そして栗をむきながら、入院中の父の話になった。毎日見舞いに母は通っていた。

 

しかし、父は「来なくていい」というのだった。まだお腹に光がいて、つむぎもいるから大変だろう。

 

と気を使ってくれたのだろうが、母は会いたくて行っていただけ。つむぎはそれに激しくうなずいた。

 

想と手話で話したくて話しているだけなのに、「疲れるから」とか、勝手にこっちの体調など心配してほしくない。

 

と、母と意見が一致した。光がお風呂に入っている間に、母は父が来なくていい。と言った後どうなったか教えてくれた。

 

1週間行かなかったら、毎日のように「次はいつ来るのか?」とメールが来るようになったという。

 

つむぎは、思い切って今大切に思っているのは、戸川君じゃなくて、想だということや、彼は耳が聞こえないことを話した。

 

すると母はあっさりと、認めてくれた。耳が聞こえなくても問題はないという。そして、2人だけでプリンを食べていた。

 

そこに光がお風呂から出てきたが、自分の分がないことにちょっと怒っていたが、つむぎが「プリン」の手話を見せると

 

「かわいい~!!」と母と一緒に何度もプリンをやっていた。そして、翌日帰ることになると、

 

母は多くの荷物を持たせてくれた。そして、地元の友達と遊んでいた光も多くの荷物を持って帰ってきた。

 

帰省して多くの荷物を持たせるのは、「気持ち」だと伝えてくれた。そして、つむぎは想を食事に誘った。

 

実家から持ち帰ったものが食べきれないから。と栗ご飯を一緒に食べて、想にも持たせた。

 

翌日、実家を見上げる想の姿があった。ずっと帰ってなかった。母が悲しむ顔を見たくなかったのかもしれない。

 

しかし、想に気づくとすぐに駆け寄り、家に入るように促してきた。

 

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Twitterの感想

今回はつむぎを通して、家族を思う想も素敵でしたが、奈々の過去が明らかになり、

 

いっそう「奈々」という人物が、生まれつき耳が聞こえなくても、周囲を元気にする人物だとわかりました。

 

いくらボランティアでも、気持ちが通い合っていたんだなぁ。と思ってしまうやり取りでしたね。

 


 

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