「silent」3話、想と再会した戸川と、手話が上達したつむぎ、そして戸川の思い
想とつむぎがちょうど別れようとしていたところに、戸川からつむぎに電話が来た。
「おいしいハンバーグのお店に行こう」というお誘いの電話だったが、帰る想に向かって戸川は「想!」と呼びかけたが、
当然振り向くことはなかった。戸川は怒ることなど今までなかった。初めて見る姿につむぎも驚いた。
コンテンツ
想と再会した戸川の怒
戸川の呼びかけに、振り向くことなく帰ってしまった。戸川は明らかに怒っていた。
そんな姿の彼をつむぎは初めて見た。高校生の時、親友だった想。そして、大切に思っていた友達のつむぎ。
2人が付き合うのは、悔しくもあり、少し寂しさもあったが、それを心から祝福していた。
しかし、高校卒業してから、つむぎから「ふられた」とメールが来たが、すぐにつむぎに会うのは違うと思い
その時は会わなかった。次に会ったのは大学を卒業してから。高校の同窓会だった。
二次会に向かうのに、つむぎだけは行かなかった。そこで戸川はつむぎを探してファミレスに来た。
来週までの提案書を、「明日提出することになった。私やればできる子だから」
と言っていたが、その顔は嬉しさよりも悲しさがあった。そして、なんとなくセクハラされているような発言もあった。
そこで、つむぎのパソコンで動物の動画を見せている間に、戸川は飲み物を取りに行き
「メロンソーダとオレンジジュースどっちがいい?」と、聞いてきたが「コンポタ」の一点張り。
そこで、戸川は「どうにもならないこともあるんだよ。だけど我慢しなくてもいいことだってある。」
「僕は人に怒りを覚えたりしないけど、今度青羽の会社の人に会ったらぶん殴りたい。」
と、慰めた。そして、つむぎは翌日退職届を出したという。そこから二人は自然にお互いの家を行き来するようになり、
付き合い出した。それから3年が経ち、つむぎは初めて戸川が怒っているのを見た。自分が想と会うことを事前に言ってなかったからか!?
などと考えてみたが、よくわからなかった。そして弟の光にも「怒なんだよ」というと、光も驚いていた。
そこで、翌日戸川の勤務先に出向いた光は、「お姉ちゃんは、戸川さんから離れたりしない。僕のへその緒を切ったんだから、断言できる」
と、想と会っていたからと言って、つむぎが心変わりしないことを言いに来たのだ。そして戸川も大丈夫と言っていた。
戸川にとって、違うことで「怒」感情がうまれていたのだ。それは高校時代の想のいたずらにも関係していた。
手話が上達したつむぎ
つむぎはあれから手話教室にも通い、ちょっとした会話もできるようになっていた。
つむぎは会社を辞めた後、仕事を探しやりたいこと。として「音楽関係」ということで
タワーレコードで働きだしたが、戸川はそこに想が来ることだけはないように願っていた。
その時にはすでに、想の耳は聞こえなくなっていたことなど知らなかった。
そして、今でもそこで働いているつむぎ。想は知らずにタワーレコードの前にいた。
昔は好きで聴いていた音楽。今は一番離れた存在になってしまった。そんな思いがあったのか、
立ち止まって何かを考えていると、ごみ捨てに来たつむぎが出てきた。そこで「仕事の後会いたい」と伝えた。
つむぎは仕事が終わると、想が待っているカフェに向かった。そして、また少し覚えた手話で会話することができた。
しかし、話しがむずかしくなると、手話では追い付かないので、アプリを出して話しを始めた。
すると想はある部分が気になった。自分のことは「佐倉くん」と話すのに、戸川のことを「湊斗」と呼ぶのだ。
その現実を突きつけられ、2人の絆の深さを知ったのか、つむぎに「湊斗って呼ぶんだね。」と言い残し帰ってしまった。
戸川の本当の気持ち
戸川はつむぎが、想に会っていることをおこっているのではなかった。そんな時に、想がアパートの近くにいる。
と、メールが来たが、ちょうど買い物に出ており、家には戸川しかいなかった。
戸川は部屋に入ってきたテントウムシを逃がすため、ベランダに出た。そして、想に気づいた。
外に出るとちょうど紬から電話があり、「部屋で待つように」と言われ、想を誘って部屋に入った。
そして、「想、ビール飲むか?」と聞いても当然想は振り向かない。そして、想にビールを渡して、
想から見えない位置に座った。そして、「想の方が誕生日が早いから、俺が二十歳になったら一緒にビール飲もうって言ったのに・・・」
と、昔の約束を思い出したら、思いが止まらなくなってしまった。そして、自分が今思っていることを話すと
どんどん涙があふれてきた。そこにつむぎと光が帰ってきた。しかし、泣いている戸川を見て、想は驚いていたが
戸川は部屋を飛び出してしまった。光に想を任せて、つむぎは追いかけた。戸川は昔のように
「想!」って呼んだら振り向いて欲しいだけだった。自分はまだ想の病気を受け入れられない。
それなのに、つむぎはすぐに受け入れて、手話教室に通いだして、自分だけばかみたいだと泣いていた。
高校の時、一緒に帰ろうと「想!」と呼んでも無視する、想のいたずらがあった。
だから、今でも想が振り向かないのは『いたずらなんじゃないか』と思ってしまい、どうしても呼び掛けてしまう。
想も湊斗が泣いている姿を見て、複雑な気持ちで帰宅したが、そこに妹が様子を見に来た。
そして、妹に普通に話しかける想。家族のまえでは「手話」ではなく、言葉で話していた。
しかし、妹も普通に話しかけられると、普通に言葉で返してしまうため、手話を忘れてしまう。
だから、想は手話で妹とも会話を始めた。だから想は話さなくなっていったのかもしれない。
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