「シッコウ!!」6話、マンションの競売、強制執行、家族の事情

ひかりは友人が経営する、保護ペットカフェの手伝いをしていた。栗橋もそこにいたが、

 

いきなり長窪が来て、「付き合って!!」と言って、ひかりの手を引いて、どこかに連れて行こうとした。

 

何も聞く暇がないまま、連れて行かれるひかり。気になり栗橋もおいかけてみたが・・・。

 

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マンションの競売

長窪はひかりを喫茶店に連れて行った。栗橋は二人から見えない席に座った。そして、長窪は女性の前に立った。

 

そして、生きなり「彼女と結婚するから」と言って、ひかりの手を引いて立ち去ろうとした。

 

しかし、女性はいきなり怒り狂い「結婚は神様が決めるものよ!!」と言い出した。ひかりはなんとなく事情を察した。

 

そして、思わず長窪のことを褒めてしまった。それからあっけにとられる女性を置いて、店を出た。

 

長窪は母から見合いを勧められていた。普通の家庭に育ったと思っていたが、父が働いても働いても、

 

家は貧乏なままだった。ある時母が「新興宗教」にお金をつぎ込んでいることを知った。だから、「結婚は神様が決める」などと言っていたのだ。

 

そこから逃げるため、ひかりに急遽彼女役をお願いしたのだ。栗橋も二人を追いかけて生きた。

 

一部始終をみられていた、長窪は恥ずかしいと思ったが、栗橋も長窪に対してひかりと同じ気持ちを持っていることを伝えた。

 

そのころ、ある会場で「マンションの競売」が行われており、渋川たちが取り仕切っていた。

 

会場には不動産関係者に交じり、一般の夫婦もいた。「マンションの競売」は強制執行と同じく、

 

借金を返済できない。などの理由で住まいである「マンション」を強制的に売られる。そのため、不動産屋やマンションを探している

 

一般の人たちも参加するが、一組の夫婦は欲しい物件があった。入札していたが、不動産には勝てないかもと思っていた。

 

しかし、希望の部屋は夫婦が購入することができた。そこに、佐久山という初老の男性が乗り込んできた。

 

どうやら夫婦が購入した部屋の住民らしかったが、「勝手に人の家を売るな!!」と文句を言いに来たのだった。

 

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佐久山への強制執行

佐久山は孫娘と、忠太郎という柴犬とマンションで暮らしていた。しかし、マンションを購入した夫妻から、

 

「立ち退きされていない」ということで、再度執行官がかかわることになった。しかし、佐久山は「絶対に出て行かない!!」と部屋に居座り続けた。

 

なぜ佐久山が部屋を出て行かないのか!?それは、彼が作った謝金ではないのだ。息子が勝手に、

 

マンションの部屋を抵当に謝金をして、娘を置いて姿を消してしまった。そのため、自分がまじめに働き、

 

妻と質素な暮らしをして、やっと手に入れた住まいを、納得のいかない理由で手放したくなかった。

 

そのため、小原が強制執行の日取りを決めた紙を、壁に貼るとはがしそうな勢いだったが、小原から罪に問われる。

 

と言われ、手を出せなくなってしまった。そして、購入した側も強制的に部屋を明け渡してもらうために、

 

佐久山の荷物を運び出す費用を出すことに納得していた。すでに妻のおなかには子供が降り、家族三人であの部屋に住むことを希望していた。

 

しかし、執行日に納得がいかない佐久山が、執行室に殴りこんできた。はさみをつかみ「ここで死んでやる!!」というと、

 

栗橋が我慢していたが、「佐久山さんのお気持ちもわかりますが、購入された方も余分に費用をかけて、あの部屋を購入されています!」

 

と、思わず強い口調で、言ってしまった。周りの執行官たちは止めたが、佐久山ははさみを置いて、傘で襲ってきた。

 

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佐久山の家族の事情

さかのぼること1か月前、執行が「1か月後」であることを伝えた時、孫娘の真琴が忠太郎の散歩に出てきた。

 

そこでひかりが「一緒に散歩してもいい?」と聞き、二人で散歩をすることになったが、公園で話しを始めた。

 

最初は弟と家族4人で暮らしていた。しかし、両親が離婚することになった。その時になり母は弟だけを連れて行った。

 

「何か自分が悪いことをしたのだろうか!?」と真琴は自分を責めた。しかし、父と二人祖父のマンションへ行ってから、

 

真相を知ることになった。離婚した母親は実の母ではなかった。両親は再婚し真琴は父の連れ子だったのだ。

 

それを聞いて真琴は納得した。改めて考えると母は弟をやけにかわいがっていたのだ。そして、父は借金を作り出て行ってしまった。

 

それから、祖父との暮らしが始まったが、祖父はありったけの愛情を真琴にそそいでいた。女の子が高学年になれば・・・。

 

と、思いある日突然「生理用品」を購入してきたこともあった。そして、真琴は祖父のために何かしたいと、

 

料理を頑張っていることをひかりに伝えた。ひかりも母子家庭だったので、料理を頑張る気持ちに共感した。

 

話しを終えて帰ってきた二人だが、小原は他の案件を2件終わらせて、心配で様子を見に来ていた。

 

気づくと二人は3時間も話し込んでいた。真琴は「絶対に出て行かない」という祖父が心配だった。

 

執行室でも二人が行く場所がなかった場合に、保護してくれる施設に連絡を取っていた。そして、とうとう執行当日が来た。

 

真琴は学校に行っていた。そして佐久山は怒って部屋を飛び出し、執行室であばれていたが、

 

その間に強制執行は進んでいた。30年暮らした部屋なので、予想以上に荷物が多かったので、

 

夜7時までの執行許可を小原は取ったが、思ったより作業がはかどり、暗くなる前に作業は終わった。

 

その間に学校に連絡がいき、真琴は急いで帰ってきた。そして祖父と荷物をまとめて出てきた。

 

そして、新しく住むことになる夫婦に、「給湯器の調子が悪いから、急に熱湯が出ることがある」など、注意すべきことを伝えた。

 

真琴も「洗濯物は朝早く干せば、日が当たるので早く乾きます」とアドバイスをした。そして、二人に行くあてをきいたが、

 

佐久山は「あんたらの世話にはならん!!」と言って、ビジネスホテルかどこかに泊まりながら、

 

新しい住居を探すようだった。ひかりは「ホテルまで一緒に行くよ」と二人について行った。

 

その後の報告が栗橋からあった。大家が「子供塾の講師がすぐにやめてしまう」という話しを聞き、

 

定年まで教師をしていた佐久山が、今は子供たちに勉強を教え、多くの荷物をすでに引き取っていた。

 

そんななか、ひかりは佐久山に会った。そして「忠太郎の世話を頼む。すぐに迎えにいくからな!執行官のお嬢ちゃん!」と言われた。

 

執行補助者だが、執行官と言われて、嫌な気はしなかった。自分は定職に就きたいが、今の状態も悪くないと思い始めていた。

 

Twitterの感想

栗橋は最後ひかりに何を言いたかったのか!?そして長窪は近くにひかりしかいないから、

 

いきなり連れて行ったかもしれないけど、前に「執行官」に誘っていることから、もしかしたが、

 

栗橋も長窪もひかりが気になる!?そして、栗橋は両方の立場にたって、佐久山に意見をした。

 

やはり自分よりわか人から、「正論」を突きつけられると、現実を見ないといけない気持ちになるのかな!?

 


 

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