福原遥主演「アンラッキーガール」3話、今回のアンラッキーガールは樹？
樹は重流に呼び出されていた。実は合コンの時、2人は再開したのだった。重流が再会したのは、娘の幸だけではなかった。
かつて不倫していた樹だった。そしてその日の夜呼び出したが、あまり話ができず別れてしまったため、再度改めて話をしようと呼び出されていた。
そして待ち合わせに行くと、重流から1通の封筒渡された。仕事を辞めたと聞いて、ここなら大丈夫だろうと紹介してくれたのだ。でも本当の理由は違った。
樹は5年ほど前に重流と付き合っていた。それから再会した。合コン会場に行ったときには驚いたが、
重流の方はもっと驚いていた。その先には実の娘と、不倫相手が同席していたからだ。もし先に不倫していたことがばれたら…。
父親としての威厳も何もない。5年前と言えばまだ結婚期間。離婚したのはつい最近のこと。そのため樹に口止めしたかった。
しかし、合コンの日にそれを言うことができず、改めて樹が仕事を探していることを口実に呼び出し、幸に黙っておいてほしいと言うつもりだった。
しかし樹にはそんな余裕はなかった。自分がまさか不倫していたなんて!思いもしなかった。その告白だけで精一杯で、樹にはもう話を聞く余裕はなかった。
そしていつもの蓮へ行くと、香がいた。そして指宿もいた。すると指宿は樹に面接に行くべきではないと強く助言した。
しかし、今回の面接には自信があるから大丈夫だと、指宿の助言を突っぱねてしまった。そこから長い面接が始まった。
まず当日面接会場に行くと、リクルートスーツを着た人などいなかった。そして社員として香の元カレがいた。
なんとなく違和感を覚えて、質問すると、「かまぼこ」に関係するイベントのスタッフの面接だった。そのことを知ると自分が面接会場間違えたことに気づいた樹。
しかしすでに面接時間は過ぎている。すると香の元カレが、一生懸命1番近い道を教えてくれた。樹がいるのはB棟。
面接会場はA棟。そこまで連絡通路を使ったり、一旦外に出ると遠回りになる。そこで社員しか使わないエレベーターを使い、
地下まで降り、社員様の通路を通り14階に上るエレベーターに乗り、12階まで降りて面接会場へ行くことを提案した。
樹はすがる思いで、その提案に乗り必死で走った。しかし地下通路は思いのほかもので溢れており、配管などもあるため、転んだり落ちたりしながら、何とか面接会場にたどり着いた。
するとまだ面接は始まっていなかった。でも樹は何も知らず面接官の隣に座ってしまった。さりげなく前に座るように促された。
そして結果は不採用。絶対に受かると思っていたのに、すっかり自信をなくしてしまった。そんな時ケーキ屋の前を通りかかると1通の電話が入った
そしてたまたま香が通り掛かり、2人でケーキを買って食べることにした。そして香の元カレがちゃんと働いていることを伝えた。
その頃幸は、先日のボヤ騒ぎで、宝くじ売り場の1部が燃えてしまった弁償代として、200万円を請求されていた。
もちろん今のバイト代では払えない。そこでシフトを増やそうとしたが、一緒に働く女の子もシフトを増やしたいと言う。ならば違うバイトを掛け持ちするしかない。
幸は早速様々なアルバイトに面接へ向かうが、入り口がわからなかったり、工事現場に落ちたり、結局どのアルバイトも不採用となってしまった。
その結果樹たちが、蓮に来るとエプロンをした幸がいた。採用先がなく、安い時給だが何とかここで雇ってもらうことができた。
そして、新メニューの開発などをしていたが、指宿はあまりいい顔はしていなかった。そんな時樹のメールに先日の不採用になった会社から
繰り上げの面接が入ってきた。志望動機をプレゼンテーションするため、パソコンで準備を進めているが、樹が言っている時間と、薫の時計が一致しない。
喫茶店の時計が止まっていることに誰も気づかなかった。そのために月はまだ1時間あると思っていたが、あと20分しかない。
会場に行くまでにも間に合わない。そこで香の元彼が同じ会社で働いていることを思い出し、オンラインでのプレゼンテーションを行うことにした。
しかし回線が途中で切れてしまい、相手の顔が止まってしまったが、音声は流れていた。そのため樹たちがパニックになっていろいろ言っていることが、会社側にまる聞こえになってしまった。
しかも、蓮の藤がコーラが余ってしまったので、豚の角煮でも作ろうかと思い、ふたを開けていたら、そこに幸がラムネを落としてしまった。
ラムネと炭酸が一気に反応し、コーラが噴き上がり、パニックになった香がコーラをカウンターに置いてしまった。するとパソコンに全てかかってしまった。
回線が止まっている上に、コーラまでかかってパソコンはダメになってしまった。
そこで試作品として作っていた、「フォーチュンクッキー」を樹が開けてみると空っぽだった。藤が思い出した。生地が余ったので、1つだけ空を作ったと言う。
ある意味ラッキーだったのかもしれない。そして幸と香がフォーチュンクッキーを開けようとした時、幸の父がお店に来た。
先日合コンの後に、娘の幸の部屋に行き、両親が離婚したことを報告した。そしてその時に部屋に「ストール」を忘れてしまった。
幸に持ってきてほしいと頼んだが、仕事が忙しいので職場に来てほしいと言われていた。そのため喫茶店に来たのだが、
思わぬ3人がいる場所に来てしまったので、幸が「お父さん」と呼んでいることから、樹は不倫相手の子供が幸だと言うことに気づいてしまった。
口止めする間もなく、樹に全てがばれてしまった。重流は逃げるように帰っていったが、いつもいる指宿は、何やら忙しいらしく今日はお店にいなかった。
しかし、本業の弁護士でありながら、何かを占っており、最大の大凶が出たらしい。それを予知するかのように、翌日幸が喫茶店に出勤しようとすると、
経営者の藤から、「お店が潰れた」といきなり連絡が入った。お店が潰れたとはどういうことだろうか?
樹は面接見事に失敗したが、面接の前に1通の電話を受けていたのは、昔バイトしていたケーキ屋さんが、経営者が高齢のため、お店を閉めると言う電話だった。
しかしお菓子作りが好きな樹は、奥さんがお店を続けるつもりならば、お店を手伝いたいと言う話をしていた。樹はケーキ屋さんで働くことになるのだろうか?
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