能の舞台あれからどうなった?秀生と寿限無『俺の家の話』5話

「Yes!こどもだってNo!」で初舞台を踏むことになった秀生。

 

そしてその舞台に向けて練習をしていた寿限無は、自分は芸養子ではなく異母兄弟だったと打ち明けられ

 

それからはじめての能の舞台となった。2人の能楽はどうだったのだろうか?

 

 

コンテンツ

いなくなった寿限無

寿三郎に事実を打ち明けられてから、ずっと我慢をしてきた彼は、舞台本番にいなくなってしまった。

 

必死で探してもどこにもいなくて、彼の出番は迫ってきた。彼しかできない舞だった。

 

しかし、秀生が舞台の小道具から見えている、袴の裾をともにいなくなった大州だと思い必死に隠していたが、

 

寿一もその袴に気づき、小道具をどかしてみると、中ではなくその後に寿限無がいた。

 

それは、彼なりの反抗であり、彼の出番直前の出来事だったので、みんなほっとした。そして彼は一言だけ不満を発し舞台へ向かった。

 

 

彼は静かに舞い始めた。その舞をサポートするのが、寿一の大切な役目だった。もしタイミング悪が合わなければ彼が怪我をすることになる。

 

そのタイミングを見極めるため、寿限無の舞に集中する寿一。そしてその時が来た。タイミングはバッチリだった。

 

そして舞台は成功を収めた。図らずしも異母兄弟として初共演になってしまった。

 

 

秀生の舞は?

秀生の舞はとても初めてとは思えない出来だった。ユカは感動で泣いていた。学校で落ち着きがないと注意され、障害があり、様々な不安のある中

 

彼の好きなものが見つかり、ほっとした瞬間だった。そして観山の苗字のままの彼をどうするかと言う話をしに寿一は、家を訪ねた。

 

それは、ユカが再婚するため、親権が今寿一になったままだが、再婚した後彼はどうなるのか?

 

寿一は秀生の才能を活かすためにも、このまま自分が親権を持ち、脳の稽古を続けて、ゆくゆくは跡取りとして育てたいと申し出た。

 

 

しかし話は意外な方向へ動いていた。ユカの再婚相手である早川さんが、舞台を見てとても感動し、生まれてくる自分の子供と一緒に、

 

自分の子供として、育てていきたいと言うのだ。分け隔てなく2人を兄妹として育てたいと言う。

 

そうなると、親権は母親に移ってしまう話がややこしくなってしまった。そのため弁護士が必要だったが、都合よく弟の踊介が弁護士だったため相談に行った。

 

そして必要な書類と、手続きは弟に任せることにした。無事に寿一の子供として、能楽の跡取りとなるだろうか?

 

 

2人の反抗期


寿一には相談してあったが、舞台本番に大州は、一生懸命がんばってきたダンスのコンテストがあった。

 

そんなことを言えば絶対に反対されるので、寿一と父以外なぜ彼が舞台本番に消えてしまったのかわからなかった。
大州は能よりダンスをやりたいのだ。しかし、能楽の家系に生まれた以上、それは許されないと母親に叱られてしまった。

 

もし本当に嫌ならば、やめてもいいがそのかわり大学まで行き、公務員になり、親の面倒を死ぬまで見なさい!

 

と、まだまだ先の事まで言われてしまった。そんな彼は反抗するような態度をとるようになった。

 

 

そしてもう1人寿限無。今まで自分は養子だから、みんなが鰻重でも、自分は鰻丼で我慢した。

 

3人の兄弟が良いものを買ってもらっても、自分が買ってもらったものがランクが低くても我慢してきた。

 

そして、寿一が反抗して家を飛び出プロレスの世界に入った時も、自分が芸を磨いて跡取りとして頑張らなければいけないと我慢してきた

 

しかし、寿三郎の本当の子供だと知り、今までずっと我慢してきたことが、我慢しなくてもよかったことだと分かった

 

そのため、あれ以来誰とも口を聞くこともなく、稽古はするが、部屋にこもりきり40歳と言う遅すぎる反抗期を迎えていた。

 

感想

今回は、「子供」のそれぞれの成長について書かれていたと思います。1つは秀生のこれからについて。

 

そして2つ目は大州の、本当にやりたい事は何なのか。そのためにどちらかを選ばなくてはいけないこと高校生にして人生を選択しなくてはいけないこと

 

そして最後に寿限無。「自分は養子だから」と、今までずっと同じ年頃の3人と自分を比較して我慢してきたことが、

 

全て崩壊してしまった瞬間、心を閉ざす。と言う選択に出た彼。今までの我慢は何だったのか?やはり彼の中の葛藤はとても大きいと思う。

 

1番のメインは、寿限無の40年間の「我慢」について描かれていたのではないでしょうか?そして彼が今までずっと自分のやりたいことを我慢し続けてきた。そして対照的に

 

寿一のやりたいことを応援してきた自分。でも本当は我慢しなくても、自分も同じようにやりたいことをしてもよかったんだと今になって気づいても、もう遅すぎた。

 

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