「コタローは1人暮らし」コタローに近づく青山に警戒する住民

コタローの部屋の下の103に、青山と言う男性が引っ越してきた。そして狩野もとにコタローがきて

 

「これからは銭湯は青山殿といくでござる。この辺の土地勘もつけたいと言うことで幼稚園の送迎も青山殿にお願いする」

 

なんだか急にコタローを、新しく来たばかりの青山にとられてしまったような気持ちになった狩野

コンテンツ

やきもち?

突然来た青山に、コタローをとられてしまったような気分になった狩野。しかし青山の素性がわからない

 

何のためにこのアパートに越してきて、何のためにコタローと仲良くしているのか

 

絶対に何かしらの目的があるはず。そこで弁護士の小林に相談し、小林は青山の素性を調べた。

 

すると青山の本業は「探偵」だった。と言う事は依頼主は父親であり、そのためコタローの周辺を探っていると言うことだ。

 

住民たちはコタローの安全を守ろうと、青山の部屋を訪ねて本当のことを聞き出そうとした。

 

なぜか田丸が4万円払うと本当のことを話した。自分は探偵でありコタローの父親から依頼を受けて身辺を探っていること。

 

そしてもちろん仕事であるから、その結果は父親に全て報告をすること。はっきりと全て住民に告げた。

 

 

と言う事は再び、コタローの居場所がバレてしまい、コタローが引っ越しをしなくてはいけなくなってしまう。

 

それだけじゃなく暴力を振るう父親のもとに戻されて、また虐待を受けるかもしれない。そんな不安から住民たちはコタローを守ることにした。

 

しかし不思議なことに、1ヵ月滞在すると言っていた青山が、2週間で急な仕事ができたと言ってアパートを出て行った。

 

そのため今まで通り銭湯と幼稚園の送迎は再び狩野の役割となった。「強き者」といつも言っているコタロー。

 

それは父親の暴力から自分の身を守るために、強くなると言うことなのか。それならば相手がいたほうがより強くなれる。と提案する狩野。

 

美月はそんな狩野に反対の意見を言った。しかし狩野は「もし自分の身を守るために強くなる。そうじゃないとしても真実を知ったときに、それにくじけない気持ちを持ってほしいと思う」

 

と、狩野なりの優しさが、コタローをより強くすると言う気持ちに表れていた。

再び現れた青山

数日すると青山はアパートに戻ってきた。そこで父親に会ったかどうかを確認する住民たち

 

青山は全てを話してくれた。もちろん父親に会い全てを報告した。しかしそれは違うアパートの空き部屋を教えており、

 

明日にでも訪ねてきたら、「昨日引っ越していった」と打ち合わせ済みだと言う。コタローが以前施設でホームページに写真が載ってしまい

 

施設に父親が乗り込んできたことを青山は知っていた。だからこそ、コタローの身を守るために、真実と嘘を織り交ぜて報告をしていたのだ。

 

探偵としての仕事を全うして、なおかつコタローの身の安全を守る。そしてなぜそんなことをするのかと言う住民たちに向かい、青山自分のお腹を見せた。

 

そこには火のついたタバコを押し付けられた跡がいくつもあった。自分自身も同じような経験をしており、コタローを守りたいと思った。

 

 

そしてコタローが強くなりたいと思うのは、自分自身の経験上、「自分が弱いから好きになってもらえない」と当時自分は思っていた。

 

だからコタローも「強きもの」になれば父親に好きになってもらいまた一緒に住めると思っている。と語った。

 

しかしコタローには全てばれていたと言う。最後に一緒に銭湯に行った日、帰りに「このことを父に報告するでござるか?」と尋ねられた青山。

 

気を引くために父親から聞いた、コタローの好きな遊びを銭湯でやったのが、勘のいいコタローに何のために自分に付き合っているかを知らせることになってしまった。

 

それは初日に会ったことで、そこからずっと知っていながら黙って、青山の行動に付き合っていたコタロー。

 

それは少しでも自分が元気な姿を、青山から父に伝えて欲しいからだろうか。

 

自分の身を守るためではなく、父親に好かれたいが為に強くなりたいコタローの気持ちが切なくなった。

 

納得した狩野

以前に公演へ美月と3人でピクニックへ行った時、楽しい思い出を残そうと写真を提案したが

 

顔を隠して逃げ回るコタローだったが、施設での写真が「写真嫌い」の原因だとやっとわかった狩野。

 

まだまだコタローには乗り越えなくてはならない壁が沢山ありそうだが、狩野はどこまで親のようにコタローを見守るのだろうか・・・!?

 

原作では、狩野も幼い頃に両親を亡くし、叔父の家の養子となり育っている。幼くして親を亡くす気持ちが理解できるだけに

 

いつ、コタローがその真実を知り、何を思うのか・・・。もしかしてすでに母はいないと気づいているかもしれない。

 

でも、コタローは「隠す」ことも上手だ。まるで母がまだ生きているかのように話すことだって今は平気でできる。

 

3人で再び暮らせないとわかった時本当の「強さ」を手に入れていてほしいと願いたい。

「コタローは1人暮らし」


2021年春テレビ朝日の新作ドラマ一覧

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です