なんだか様子がおかしいコタローを心配する住民たち「コタローは一人暮らし」4話

いつものように狩野と銭湯へ行くコタロー。しかし【ボイラーの故障により数日休業】との貼り紙が・・・。

 

「故障なら仕方ない」と狩野に諭されて帰るが、翌日から妙な行動をとるコタロー。

 

幼稚園の送迎、帰りはますます離れ、幼稚園でもみんなから一人離れていたという

 

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奇行の原因

なぜか行きも帰りも、後ろを見ながら狩野とどんどん離れるコタロー。「前見て歩け!」と注意しても

 

後ろ向きで歩き「それ以上近づくでない!!」と声をあげるコタロー。一体何があったのだろうか!?

 

しかし、コタローはアパート近くまで来ると走って帰ってしまった。そこに弁護士の小林がいつものお仕事に来たので、

 

狩野は今日のコタローの様子を話すと、「最近変わったことは?」と聞かれ、銭湯が休みだったことを思い出した。

 

 

そこで小林は【憶測】として、

以前長い間お風呂に入れてもらえず、そして触れることもされなかった辛い経験があり、お風呂に入っていない汚い自分を嫌ってほしくないからでは!?

 

その頃、コタローは自ら考え、台所のシンクをお風呂代わりに体を洗っていた。

 

なので、小林が到着した時には、何事もなく迎え入れてくれたのだ。狩野は「風呂に入らないくらいで嫌いにならない。」とつぶやいたが、

 

コタローには伝わったのだろうか!?

 

コタローの保護者

いつの間にか、幼稚園では狩野がコタローの保護者として、認知されていた。本人にはそのつもりはなくとも、

 

どうしてもコタローをほっておけない狩野。夏祭りに向けての【保護者会】にも参加していたが、

 

ボサボサ頭に、スウェット姿はどう見ても浮いていた。そして誰もが「家庭が複雑らしい」とこそこそと話していた。

 

そしていよいよ保護者会で、夏祭りの役員を募ろうとすると、誰もが言い訳をしたり、めをそらしたり・・・。

 

すると、狩野が「これ4人になってますけど、俺なら1人でいいっすよね?」と立候補した。

 

先生が感謝を述べると「いや、保護者としてやるのが当たり前だから」と言うと、みんな恥ずかしそうに顔を伏せていた。

 

 

そして夏祭り当日、美月は「綿あめ屋さん」、田丸は「焼きそば屋」さん、小林は「太鼓係」として参加していた。

 

狩野は、漫画家としての腕を活かして、会場の飾りつけなどをしていた。そして園児たちが口々に

 

「みんなコタローくんの知りあいばかりですごいね!!」と褒められると、コタローは照れていた。

 

しかし、保護者達が会場に到着すると、みんな親の元へ行ってしまいコタローは一人ぼっちに・・・。

 

そして狩野の周りには飾りつけを褒める園児たちが集まっていた。無事にお祭りは終わったが、コタローはとても不機嫌だった。

 

狩野が訳を聞くと、「おぬしはわらわの保護者ぞよ!!」と返してきた。そう、コタローは自分を置いて、他の子の相手をしていた狩野にやきもちを焼いていたのだった。

 

田丸の子供

アパートに気配を感じたコタローは、いつも持っている「おもちゃの刀」を振りかざし、「何ものぞ!」と言うと

 

サングラスをしたコタローほど年の男の子が出てきた。誰かはすぐに分かった。田丸の子供だがあいにく留守にしており

 

コタローは部屋にあげ、どうするべきか狩野に相談していた。するといつものように田丸が「コタローキュ~ン!」とドアを開け

 

すぐに息子の勇人に気付いた。「俺知らなかったんだよ。パパとママと3人で会う約束してるなんて・・・」と泣き出した。

 

「俺、昨日しったんだ。だから、今日は約束の日じゃないけど、会いたくて・・・」

 

と言う息子に、あんなに会いたがっていた田丸が毅然と、「帰りなさい!!今日は約束の日じゃない!」

 

と、母親を呼び家に帰してしまった。その後田丸の部屋へ行った狩野。

 

 

狩野は会いたい気持ちを押さえて、押さえて、心を鬼にして帰したんだと実感した。

 

田丸は本当は会いたくてたまらないのに、還さざるを得ない。教育として、父として・・・。

 

葛藤の中で、田丸は部屋で泣いていた。狩野は「よく我慢出来ましたね。」と、コタローがみんなに最初に配ったティッシュを田丸の方へ滑らせた。

 

コタローは自分の父に思いをはせただろう。自分に合いたくても「接見禁止令」があり、会えない。

 

そして、コタローはまだ【強くなっていない】弱きままでは父には会えないとおもっている。

 

「コタローは1人暮らし」


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