「ケイ×ヤク」5話、莉音が3年間身を潜めていた理由とは！？
獅郎は大切な姉が突然亡くなり、預かった荷物の中のノートから「峰上組」の名前を見つけ、フリーターから、
3年足らずで若頭に、素早い出世をした。それは峰上組と、姉の死が関係しているかもしれない。その一心だった。
一狼は尊敬する先輩の突然の死が受け入れられなかった。その前に彼女は何か伝えようとしていた。
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生きていた莉音その影には・・・。
莉音を探す2人の前に突然姿を現した莉音。それは夢でなく現実だった。そして獅郎の部屋へ行き話しを始めた。
あの時、莉音は国の某報活動を調べていた。しかし、それが現総理の息子大須匡に見つかり、拉致された。
なんとか逃れてきたが、身の危険を感じて大切なものだけを弟に預けた。それがギリギリのタイミングだったのだ。
そして、田口も部屋にやってきて真相を話し出した。実は20年前の爆破事件とも繋がっているという。
その時、被害者名簿に政界の子供4人の名前があった。そして、一狼の両親が爆発で亡くなったことも知っていた。
しかし、上層部から捜査打ち切りの指示が出てしまった。それでも事件について極秘で調べるために、
田口の提案で、莉音が『殉職』した動画を撮影した。匡に拉致された場所で。
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3年間身を潜めていた莉音
莉音は殉職したことで、密かに捜査を続けていた。もちろん田口支援の元で。そして、田口から獅郎の様子も聞いていた。
もちろんヤクザになったことも知っていた。それを姉は責めるつもりはなかった。弟が自分で決めた道。
もちろん一狼に獅郎を見はらせたのも、計画の中にあった。それは獅郎を守る為でもあったのだ。
そして、ここ最近になり、匡たちがまた不穏な動きを見せているという。そこで獅郎が罠にかかり、被害を受けた。
そのため、莉音は姿を現し、真実を弟に告げることにした。しかし、爆発事件では、既に犯人が逮捕されている。
しかし、田口はこの逮捕には裏がある。と睨んでいる。その証拠をつかむために調査を内密で進めていた。
国が絡んだ爆破事件の調査を、いとも簡単に上からの命令で、ろくに調査もしないで打ち切ったことに
疑問視していたのだ。だからこそ、莉音と田口2人だけの捜査をしていたのだ。一狼は被害者遺族なので、
特別な感情が入るといけないので、メンバーには入れなかった。でも田口は彼を公安に入れた。
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政治家の息子3人が仲間割れ
匡たちは何かを隠している。そして20年前の事件についてもなんらか知っている。だから、それを調べようとしている
獅狼を狙った。しかし、彼らの中で歪みが生まれ、匡を信頼する者がどんどん彼から離れていった。
しかし、ある女が動き出し、仲間の1人であった男を社内で殺害した。それは匡の指示だった。
自分の身の保身のためなら、古くからの友人すら簡単に切り落とす男だった。身勝手な行動だが、女は何者なのか！？
その頃、一狼は獅郎から、20年前のことを調べることから手を引くように言われた。しかし、彼にも引けない理由があった。
自白して逮捕された野々村は、あの日施設でパンケーキを焼いてくれた。一狼の誕生日でもある。そして爆発が起きた日に。
野々村は同じ施設出身だが、時折様子を見にきて一緒に遊んでくれた。そんな彼が爆弾を作り多くの犠牲者を出すようなことをするだろうか・・・。
その疑問がずっと残っていた。一狼は両親の死の真実を知るために、捜査に加わりたかったが、田口から手を引くよう言われていた。
だが、彼はそんな気持ちはまるでなかった。莉音はずっとあの時のまま、500mlの缶ビールを美味しそうに飲んでいた。
莉音が現れたことで、平穏な時間が少し戻った気がする。そして、監視役だったはずの一狼と、獅郎が思いのほか、
仲良くやっていることを喜んでいた。野菜嫌いの獅郎に野菜を食べるように勧めたり、姉にベッドを譲り、
2人は床で一枚の毛布にくるまって眠った。20年前の事件はなぜ起き、なぜあの時違う場所にいた野々村が自白し、
死刑囚となってしまったのか！？多くの疑問が残るが、莉音が姿を現したことで、動き出した組織も気になる。
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