「日本沈没‐希望のひと‐」5話、関東沿岸沈没!孤立した避難所にたどり着いた天海
九州地方へ行く避難バスが集まる停留所。天海は再婚する元妻と娘のあかねに会うために来ていた。
椎名は、母だけでも避難させるために見送りに来ていた。すべてのバスが出発した後、残された2人。
安堵のため息が漏れた時、地面が揺れ始め向かいのビルがどんどん崩壊し始めた!!
目の前の道路に亀裂が走り始めた。天海は椎名の手を引いて逃げたが、意識を取り戻すと、周りには大勢のけが人がいた。
椎名によると、逃げる途中に亀裂の中に落ちたらしいが、無意識に天海が椎名をかばったので、彼女にはけがはなかった。
天海は頭と顔に怪我を負ったが、動くことはできた。ラジオでは避難したバスが、拘束のトンネル崩落に巻き込まれた。
というニュースが流れており、2人はそれぞれの家族のバスがどうなったのか気なった。
すると、トンネルの崩落に巻き込まれたバスのナンバーが判明した。「C-4」2人の家族が乗った九州行のバスだった。
天海たちは無事を確認するために、崩落現場まで行くことにしたが、道が様々な場所で崩落しており
「松前町」まで行くルートはなかった。しかし、天海は一つだけルートを見つけた。【海】経由で、崩落していない道まで行く。
しかし、港には人が誰もいなかった。みんな避難したのか・・・。すると1台の船に男性がいた。
事情を話すと船を対岸まで出してくれた。そこから2人は歩いたが、崖が崩落し前に勧めなかった。
しかし、地図を見ている天海は、山を行く獣道を見つけ、そこを行けば県道に当たると気づいた。
原作小松左京
日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX [DVD]
※1973年映画版
「AmazonPrimeVideo」にてレンタル作品
日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX [DVD]
※1974年テレビドラマ
日本沈没 スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
※2006年草彅剛、柴崎コウ出演映画
天海は最後まで、政府を裏切り田所の「明日かもしれない」という説を信じ、情報を国民に一斉開示した罪を一人でかぶっていた。
そのことに気付いたのは、沈没が実際に起きた後。東山総理も友人の常盤も、天海が情報をリークしたことに憤慨していたが
それが引き金になり、沿岸地域の人たちから優先的に避難バスに乗せ、避難することができた。
しかし、トンネル崩落に巻き込まれてしまった。ニュースでは死亡者8名、けが人は不明となっているが
被害は最小限に抑えられたのは、天海の強引なやり方が功を奏し、総理も時の人となった。
その頃、天海たちはやっと県道に出て、避難所にけが人が収容されている病院についたが、名簿に家族の名前はなかった。
そこで避難所へ行くと、大勢の人たちがいたが、家族を見つけることはできなかった。しかし、近くの公園でハーモニカが聴こえた。
天海は近づくとあかねがそこにいた。そして元妻も飲み物を持ってすぐにやって来た。2人の無事を喜んでいると
椎名も避難者の中に母を見つけた。こうして2人は家族に再会できた。天海は自治体の様子を見に行ったが
道が所々で寸断され、どこに避難所があるのか、政府が把握できていない状態だとわかった。そのため、天海たちの避難所も
食料や、薬などが1日分もないくらいに不足していた。すぐに「環境推進委員会」へ電話をすると、
厚労省の代表の石塚が対応した。天海とわかると常盤に代ろうとしたが、天海は「君がいい」と状況を説明した。
翌日、避難所が一気ににぎやかになった。天海が電話してすぐに、孤立している避難所を把握し、東山総理が慰問に来たのだ。
石塚にお礼を言う天海だが、石塚は「僕の力ではできません」と、静かに体をずらすと、向こうの方に常盤の姿があった。
救援物資と炊き出しにみんな救われた。総理もみんなと一緒に食事をし、親睦を深めている間、天海は常盤と話した。
天海が常盤をまもるために、全てを背負い政府を追われてしまったことを謝罪し、もう一度戻って来て欲しい。と頼んでいた。
そこに総理も来たが、総理も新しい首都圏建設のために戻って来て欲しい。と懇願した。天海は再び環境省に戻ることになったが、
田所は沈没により、随所にあった「スリップ」が重なり合い、沈下の恐れがなくなった。と発表したが、
東海など違う地域で地震が発生し始めていることに気付いた。関東で起きた沈下により、ずれた地底の地盤が、中部地方中心に
多くの「スリップ」を生む結果となり、今度は関東沈没ではなく、日本が沈没する可能性が出てきたのだ。
まだ、政府には正式な見解を示していないが、田所はどのように説明するのだろうか!?
コメントを残す コメントをキャンセル