「真犯人フラグ」遺体が届いた事はどこから漏れたのか?菱田家には何がある
動画配信サイトの「ぷろびん」は、適切な動画をアップしなかったためか、運営側からアカウントを凍結されてしまった。
せっかく収益化して、お金が入るはずだったのに。すると1通のメールが届いた。
「ぷろびん様
亀田運輸に冷凍の遺体が届きました」と言うような内容が書かれていた。差出人は動物の名前が書かれていた。
コンテンツ
極秘情報をなぜ知りえたのか?
1話のラストで、陵介の住むエリアを担当している、樋口君が運んできた荷物。「差出人不明」で戻ってきた。
陵介は出した記憶は無いが、差出人は自分の名前になっており、会社に入ることから樋口君が事務所まで持ってきた。
その時その場にいたのは二宮と陵介。そして物陰から荷物を開封するのを見ていた樋口君。
その3人は、段ボールの中に知らない男の子の遺体が冷凍されて、ドライアイスに包まれて、サッカーのユニホームを着ていたのを見ている。
そしてこの情報を知っているのは、部長と警察関係者のはずだった。しかしそれが表沙汰になったことにより、
亀田運輸の東京支社だけでなく、本社のある大阪まで、苦情の電話が鳴り止まなくなってしまった。
結果的に社長命令で「記者会見」を開くことになった。二宮は想定される質問を作り、記者会見の練習をした。
少しでも言葉に詰れば疑われてしまう。そのため想定される質問に、はっきりと答えるように練習を重ねた。
記者会見を開かれたが、予想以上の車が押し寄せていた。それだけ世の中の反響が大きいと言うことだ。
やはり想定された質問が来た。それを練習通りにはっきりと答えた。そして記者会見を終えて席を立とうとした時、
1人の記者が手を挙げて「これはどういうことでしょうか?説明してください。」と動画を見せてきた。
ぷろびんか社長ですら知らない、冷凍遺体の話を動画でしているのだ。これは想定外の質問だった。
なぜならこれは極秘情報の為、外部には絶対に漏らさないように、警察からきつく言われていた。そのため、ほんの1部の人間しか知らないことだった。
後知っているのは「送り主」のみ。そしてぷろびんは「タレコミ情報」であることを公表しており、そのメールも開示していた。
見たこともないアカウント名だった。そしてどこからこの情報が漏れたのかもわからない。再生回数がどんどん伸びていき、
結果的に警察では、どんなに調べても男の子の根本がわからなかったが、母親達が「息子は数年前に失踪した」と言う人物が何十人と押し寄せた。
一人一人話を聞いていくしかない。しかし失踪した男の子なのだろうか?失踪したのではなく、もしかして犯人の子供だとしたら?
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新しいアカウントは誰?
いつもパニックになると、なかなか言葉が出てこなくなる陵介だが、この想定外の質問に毅然とした態度で回答した。
遺体の男の子の身元も明らかになってないので、今のところ話すことができないとしっかりと答えることができた。
しかし本社社長が知らない事実が出てきたことで、「出社禁止命令」が出てしまった。しばらく会社に行くことができなくなってしまった。
しかし新たな情報が出たことで、会社の電話はパンクしそうなほどに、鳴り止まなかった。でも陵介には何もすることができなかった。
そして帰宅すると、玄関のドア一面に「冷凍便」と言う青いステッカーがびっしりと貼り付けてあった。それをはがす気力もなく
陵介は家に入っていったが、しばらくすると菱田が、鍋を持って上がってきた。そしてしつこいほどにインターホンを鳴らした。
そして「食べてください。この間のタッパー交換で」と言ったが、はっきりしない陵介の態度に、勝手に部屋に上がり込み冷蔵庫や冷凍庫を開けて、
先日のカレーがまだ食べられてないことを知った。陵介は食欲がないことにを理由に謝ったが、いきなり岸田は料理を始めた。
いつも真帆と、ここで料理をしているらしい。そして今日持ってきた料理は、真帆が教えてくれた「がめ煮」だと教えてくれた。
陵介の好物だと聞いていたので、作ってきたと言う。子供が好きなものと、大人が子供に食べさせたいものが違うから困る。
と相談した時、真帆は「私は自分が食べたいものを作る」と答えたことで、菱田は気持ちがすっきりしたと言う。手際よく夕飯を用意して、陵介は食べ始めたが、
子供たちが大嫌いな「しいたけ」はいつも、真帆が取り分けても、見ていないうちに父親のお皿の上に乗せてきた。そんな思い出がよみがえってくると、自然と涙が流れた。
そして橘からメールが来た。新しいことがわかったので話したいらしい。前回と同じように、日野のお店で待ち合わせをした。
新たな情報とは一体何なのか?
今回は友人の河村も合流した。彼こそが世の中に「炊飯器誘拐事件」とインパクトのあるタイトルをつけ、陵介の家族が行方不明になったことを世に送り出した。
そうでもしないと、警察は動いてくれなかったのだ。彼がいたからこそ捜査が始まった。といっても過言ではない。しかし3週間たっても進展はないが、
新たな情報が次々出てくる。今回は「保険金目当ての殺人」と誰もが思うような事実ができた。それは家を建てるにあたり、
火災保険に加入しようとしたが、担当者が生命保険についても、加入を勧めてきたため、2人が受取人となり500万の保険にたまたま加入したのだ。
しかしメディアでは「1千万」と保険金の額が異なったまま報道されている。河村はどこのメディアもそれを書くだろうから、違う視点から記事を書くことにした。
そしてそのゲラを持ってお店に来た。全員揃ったところで立花が話を始めた。以前にローファーのことをぷろびんに情報提供した人物と
今回で冷凍遺体のことを情報提供した人物は同一だと言う。ITに詳しい彼だからこそ、少し違法な方法で調べたらしいが、
アカウント名は違っても、同じ場所から送信されていると言う。そして、さらにショックなことに、新しい家の敷地を全てを掘り返し
結果的に社長命令によりハウスメーカーから、建築中止の命令が出てしまった。あの土地からローファー以外は出てこなかった。
そして、菱田と陵介が夕飯の事について、お礼のためのメールをやりとりしていたが、菱田の息子が探し物をして、押し入れを開けると、驚いて退いた。
それと必死だわ息子の顔をじっと見て、自分の唇に人差し指を当て「シー」と少し笑顔浮かべて口止めをした。
でも息子の顔は引き攣っていた。押し入れの中に何があったのだろうか?母は笑顔で、息子は恐怖を感じているようだ。
今回新たにわかったのは、菱田には自由になる用があると言うこと。母子家庭だが、月に何度か父親のもとに泊まりに行く。
その夜は菱田1人の時間。夕食を届けたのもその日だった。そして息子が押し入れを開けたのは翌日のこと。子供でも見える場所。1番下の段ボールに入っていた。
もし、痛いだとすると「腐敗臭」がするはず。それがない様子から、息子があっくんの物だとを一目でわかるものではないだろうか。
サッカーのユニフォームかもしれない。「10」の背番号を見て、驚いたのではないだろうか。
そしてハウスメーカーが、流し込んだコンクリートを壊すため、音がうるさいと言って猫おばさんが林にクレームを入れた。
しかし、ローファーが見つかった日にその場にいた猫を、大事に抱っこし「この子は全て知っている」と意味ありげな言葉を残していった。
となるとやはり、コンクリートが固まる時間から考えて、ローファーを埋めたのは「林?」しかし、現場では「24センチ」の女性物の足跡が見つかった。
そうなると、情報提供してきている人物が女性であるとすると、菱田か、猫おばさんのどちらかになるのか?しかし猫おばさんには、3人を恨むような動機はないと思う。
しかし、猫おばさんはどこかで全て見ていて、「情報提供者」であり、真犯人は別にいるのかもしれない。
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