「逃亡医F」4話、拓郎に見つかった藤木、盗まれた犬たちの母親に異変

藤木は結婚式場から、拓郎に連れ出されたが、それは拓郎が自分の手で藤木を追い詰めたかったから。

 

しかし、警察は拓郎が協力者だと勘違いして、捜査は進み始めた。その頃、川では藤木を何度も水に沈め

 

妹が亡くなった真相を聞こうとする拓郎。しかし、藤木の脈が止まり拓郎は人工呼吸をしようとした。それは罠だった。

拓郎の元から逃げた藤木

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藤木は医者としての知識を利用して、太ももの付け根の太い血管を自ら圧迫することにより、手首の脈を止めた。

 

拓郎がそのことに気づいた時には、既に藤木は逃げていた。しかし、残されたスマホから「すずらん」にたどり着き

 

沢井を信用させた。そして、「都波教授」にあわなくてはいけない。と言っていたが、既に彼の荷物はなく

 

「東京に戻ります」とメモが残されていた。拓朗は先回りし、都波に会うことにした。

 

その頃、藤木は東京へ戻る手段を探していたが、どこも「検問」が厳しくすぐに東京に戻れる手段はなかった。

 

しかし、パーキンングで運よく荷台に鍵がかかっていないバンを見つけ、乗り込んだところ、運転手がきて出発した。

 

そのバンには母犬と子犬が乗せられていた。犬たちはおとなしかったので、運転手は気づくことなく発進したが

 

助手席の男がバックミラーで、荷台に人が乗っていることに気づいた。すぐに車は停止し、降りるように言われた。

 

しかし、藤木も引き下がるわけにはいかないので、男たちがどこか不審な点があるところから、犬はこの男のものではないと勘づく。

 

助手席の男を荷台に乗せ、再び車は走り出した。すると目の前に検問。男はその手前で停止してしまった。

 

香川の願いのために動く2人

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藤木は停止したことで怪しまれるから、すぐに検問を突破するように指示をした。なんとか荷台も検査されたが

 

なんとか検問を切り抜けた。しかし、その後から母犬ジェシカの様子がおかしくなった。

 

うつ伏せから、横向きになり、液体のようなものを吐いた。藤木は医者ではあるが、獣医ではない。

 

そこで、助手席の男昌明に聞きながら、臓器の場所を確認し、触診していった。「腸閉塞」と思われる。

 

しかも、昌明の話しで千葉へ届けに行くこの犬たちは、盗まれた犬たちであることが判明した。

 

そのうちにジェシカが吐血した。緊急にオペをしないと命が危ない。しかし、運転席の男間宮は反対した。

 

車は山のほうに入り、廃車置き場のような場所で止まった。警察ではあのバンに乗っていた男が藤木だと気づいた。

 

それを昌明が「子犬の名前を全部性格に覚えており、絶対に悪い人ではない」と話して説得した。

 

しかし、揉み合いになり2人はぬかるんだ崖を落ちていった。昌明は自力で這い上がってきた。

 

すぐに行方を追うため、複数のパトカーが動き始めた。とても目立つ装飾をしているので、見つかるのも時間の問題。

 

藤木は手当たり次第に、オペに使えそうな物を探すと、すぐにオペに取りかかった。警察もすぐに車を見つけた。

 

しかし中には誰もいなかった。隙を見て昌明は荷台を閉めてしまった。警官は中に閉じ込められた。少し時間稼ぎが出来る。

 

実はもう一台古いバンがあり、そこに犬たちを移していたのだ。間宮もなんとかバンにきたが、自分の治療を先にしろ！！

 

とわめいていた。しかし、藤木は冷静に優先順位があります。と言ってジェシカのお腹を切り、手探りで腸に詰まった塊を取り出し

 

縫合すると、間宮の足を思いっきり引っ張った。間宮は膝のお皿が外れただけだった。

 

 

 

ここまで一緒にきた沢井は驚いたが、都波が気がつくと拓郎はなぜ妹が死ななくてはいけなかったのか？

 

激しく尋問したが、都波は彼女が不正に「バイオネオ」と関わりを持ち、研究を進めていたことしか知らなかった。

 

藤木はオペを追えると、再びそこから逃亡し、昌明は改心して、犬たちを元の飼い主に返しに行く約束をした。

 

藤木は再び東京を目指すことになるが、既に拓郎が先回りして、都波を拘束していることを知らない。

 

もし、二日後の学会に間に合ったとしても、都波に会えるのだろうか！？そして、拓郎たちは「バイオネオ」へ向かった。

 

しばらく張り込んでいたが、そこに見覚えのある女性がいた。妹の遺品整理をしていた烏丸。

 

彼女はここの人間だった。そして、烏丸は所長の佐々木に妹の部屋から持ち出した、研究に関わりがありそうなものを渡していた。

 

しかし、袋の中には「F」と書かれたカセットだけが残されていた。それが一番需要な手がかりなのか、聴いて見たけど、意味がないと思われたのか・・・。