「親愛なる僕へ殺意をこめて」7話、LLは警察関係者!?動画撮影と、桃井の最後の言葉

B-1となったままのエイジは、ミナと行動を共にしていた。そして、刑事の桃井から「LLを殺害したのは警察関係者」

 

かもしれない。という話を聞いた。それは被害者の女性たちが働いていた、風俗店に出入りしていた警察関係者が

 

LL逮捕により「買春」の事実が発覚することを恐れて、LLを自殺に見せかけて殺した。という話だった。

 

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LLは警察関係者!?LLを殺害したのが警察関係者!?

桃井はB-1のエイジとミナに、15年前の事件の真相を話し出した。当時「LLの潜伏先を見つけた」という老女が警察に来た。

 

しかし、それは昼間のこと。警察内部にその話が広がったのは夜になってから。その時にはすでに潜伏先は

 

火に包まれており、その中から火だるまになった、エイジの父親らしき人物が出てきたが、消火しようとした桃井を

 

一緒に捜査していた猿渡が止めた。そのためLLは自殺を図り、事件は幕を閉じた。しかし、その警察内部へ発覚を遅らせたのが

 

猿渡ではないか!?と彼女は考えていた。当時昼間に来た老婆から話しを聞いていたのは猿渡。

 

そして、先に潜伏先に行き、LLを殺害して、そのあと警察内部へ老婆の情報を伝えた。なぜなら、彼が風俗の顧客だったから。

 

しかし、エイジは父親が「拷問・殺害」をする人物だと信じていない。そして、この件に関与していた

 

花坂という人物も5年前に姿を消している。彼は風俗の顧客リストを管理していた。だから、猿渡が殺害したのではないか!?

 

と、考えた。そうなるとLL事件は猿渡の犯行なのかもしれない。エイジは自然にそう思えてきた。

 

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ミナの動画撮影

エイジは義父に贈り物をして、電話をかけていた。彼は恋人の京花を刺した犯人として、警察から追われていた。

 

だから、公に会うこともできないが、自分自身が無実であることを伝えたうえで、心配をかけたことを謝った。

 

その場に居合わせたミナは「エイジ?」と声をかけたが、すぐにB-1だとわかった。この15年間義父も二重人格を見破れなかった。

 

そして、そのあとひそかに義父に会うことになり、大きな荷物とお金を受け取った。エイジのことを心配していたが、

 

エイジに手を差し伸べたのは、エイジの父が犯罪者ではない。と少年時代から面倒を見てきたが、結局はLLと仕立て上げられ

 

自分がエイジの父を守れなかった。罪滅ぼしと、自分への慰めとして、エイジを利用していたのかもしれない。

 

と、エイジに謝罪してきた。エイジはエイジで父の無実の証明のために、ひそかに義父を利用してきた。

 

しかし、それは口にしないまま別れた。そして、桃井は猿渡を車に乗せてある場所へ向かっていた。

 

そこにはエイジがいた。猿渡が「LL」ではないのか!?という推測を本人から直接聞くために。

 

そして、近くの木陰ではミナが動画撮影のため、スマホを構えていた。そして15年前の話になった。

 

事前にエイジとミナは、当時LLのアジトを証言した老女から、途中で話しを聞く警官が男性に代わり

 

その人物が猿渡だったと確認していた。そのうえであの日父親を殺害したのは、父に罪を着せようとした猿渡だと詰め寄った。

 

猿渡は、あの日確かに話しを聞いて、父の潜伏先に言ったが、話しをしているうちに、口をクッションでふさいだまま

 

押さえつけ、エイジの父は意識をうしなった。それを「死んだ」と思い、灯油をまいて、ろうそくに火をともして現場を後にした。

 

そのことを認めたが、それ以外風俗店の顧客であったことや、花坂という人物失踪に関与していることはあいまいにしていた。

 

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桃井が最期につぶやいた言葉は?

猿渡は話すことを話し終えると、エイジに銃を向け発砲してきた。そして、エイジはその場に倒れこんでしまった。

 

そして、桃井が「仲間がまだ近くにいるかもしれません」と言い、2人でミナを探し出した。

 

ミナは必死で走ったが、桃井につかまってしまった。ミナは動画配信のボタンをタップしようとしている。

 

そして、ミナに向かって桃井は発砲しようとしている。どちらが先になるのか!?そんなところにエイジが現れた。

 

あの時、義父にもらった大きな荷物は、「防弾チョッキ」だったのだ。自分の身に危険が及ぶ心配もあったので、

 

事前に身につけておいた。それが功を奏して、エイジは発砲の衝撃で倒れただけだった。

 

すると、桃井は語りだした。15年前に「LL」から『秘密をばらされたくなければ・・・。』と脅迫文を受け取り、

 

そこには、被害者女性と寝ている桃井の写真が添えられていた。風俗店の顧客だったのは桃井だった。

 

そこから桃井の人生は狂い始めた。この事実を隠すために、LLが真犯人であることを野放しにして、

 

当時の顧客リスト流出を恐れて、花坂を殺害した。それで自らの苦しみは終わるかと思ったが、LLを崇拝する「サイ」が現れた。

 

そこで、警察に危害を加える恐れがあったとして、適当な理由をつけてサイを殺害した。

 

 

これで終わるかと思ったら、今度はエイジが真相にたどり着こうとした。エイジは自分勝手なことばかりを並べて、

 

父親を犯人にしておいて、自分勝手だと言い放ち、2人はもみ合いになったが、エイジは所持していたナイフで

 

桃井の腹部を刺してしまった。桃井は「これで苦しみから解放される」と、エイジに何かつぶやいて、そのまま橋の欄干から落ちていった。

 

そして、ミナに拳銃を向けていた猿渡は、桃井が落ちる間際に、エイジに何かつぶやいたことなのか?

 

「俺もさっき知ったんだ」と、銃を口にくわえて発砲し、自殺してしまった。猿渡は桃井を愛していた。

 

しかし、自分が追い続けた「LL」の正体は、本当は桃井だったのではないのだろうか!?

 

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