「親愛なる僕へ殺意をこめて」5話、真犯人と、B一の正体、そしてエイジが殺人犯！？
白菱とエイジ(B-1）は協力して、ハングレ集団「スカル」を撲滅するために、資金源を断つ計画をして、
強盗をした。そのあと葉子がサイにつかまったが、葉子はそのあと「黒いミニバン」で連れ去られたとサイは言ったが、
そのミニバンは白菱の自宅に会ったのだった。ミナはそれを知り驚愕してしまった。連れ去ったのはどちらなのか！？
コンテンツ
葉子を殺した真犯人はだれなのか！？
B-1と同じ「心療内科」に通っていた京花。そして、京花もまた孤児院からの養子であったことから、エイジは彼女の心の支えになろうとした。
すると、「すべて話す」と言い、ある場所へついてくるようにエイジを誘った。言われるままに行ってみると、
京花は団地の一室に入って行った。何部屋かあったが、そのうちの日当たりのいい部屋へ行くと、
「ここが私の部屋。」と指をさして、「そう押し入れ」京花は母親からひどい虐待を受けていた。
お風呂に顔を何度もつけられたり、一つのお皿にぐちゃぐちゃに盛られたご飯を、押し入れに持ってきて、
「手で食べると臭くなるから手を使うな」と、犬食いをさせたが、「臭いから閉めて」と押し入れの扉を
父に閉めさせていた。しかし、京花は一人っ子ではなかった。できのいい姉がおり、自慢の娘だったのだ。
しかし、親の知らないところで、姉は「売春」に手を染めており、LLの犠牲者となり、母は自慢の娘が売春していた事実に
酷いショックを受けて自殺した。そして父もいなくなり、京花は初めて自由になった。だから、LLは彼女にとっての『王子様』となった。
今まで目の前にいたのは、偽物の京花で、実はLLの息子と知りエイジに近づいていたのだ。そして、葉子を殺害したのは、
誰なのか？彼女は押入れを開けた。そこには息絶えた白菱がいた。彼は罪の重さに耐えられず自殺した元父だという。
白菱が葉子を殺害し、自殺したのだろうか！？可能性は白菱、京花、B-1の3人に絞られた。
B一の本当の正体とは！？
京花は『王子様』の息子のエイジを、ネット検索で探し出し、偶然を装ってエイジに近づき彼女になった。
京花はLLの息子だから、また『王子様』と同じことをしてくれる。と期待していた。しかしエイジは何もしなかった。
でも、2か月前に部屋に泊まった時、異変を感じてエイジをつけているうちに、エイジが「二重人格者」であることを知った。
そして、もう少しB-1の実態を知りたいと思い、自分自身も二重人格者のふりをして、心療内科に通い、
B-1と親しくなったのだった。そして、その頃白菱とも再会し、彼はかつて住んでいたこのアパートの一室を買い取っていた。
そして、強盗した日葉子をこの部屋に連れてきた。白菱は根っからの「奴隷体質」で命令されないと不安になる性格だった。
白菱は京花に命令され、アパートに葉子を連れてこさせた。そして『拷問』するように命じたが、白菱はおびえてしまった。
そして、いったんは部屋を出てしまったが、京花からの『命令』が白菱を支配し、また部屋に戻ってきた。
結果的にどちらがとどめの拷問を行ったのかわからないが、葉子はアパートの浴室で亡くなった。
そして、京花は耳を切り取り、エイジに明るく近づくふりをして、ポケットにその耳をプレゼントしたのだ。
「親愛なる僕へ殺意をこめて」1話、幸せな日々が壊れた日、自分を探すエイジ
「親愛なる僕へ殺意をこめて」2話、LLの息子としての期待と真犯人そして、強盗の理由
エイジは殺人犯となってしまうのか！？
そんな話を聞いているころ、ミナは警察へ赴いていた。桃井の銃弾でサイはなくなった。そのサイがエイジに言ったことを伝えるため。
サイは「自分たちの元から、エイジが黒いバンで葉子を連れ去った」と言っていたが、その車が白菱の家にあったこと。
そして、数日前から白菱と連絡が取れないことなどを話した。警察は早急に白菱の足取りを追い、
1か月前にアパートの1室を買い上げていた事実にたどり着いた。そこへ警察が突入してきたが、エイジが刃物を持っており、
その足元に腹を刺された京花が倒れていた。エイジはとっさに3階の窓から、下の植え込みに飛び込んで逃げた。
そして、ミナに助けを求めた。しかし、それはエイジではなくB-1だったのだ。B-1が目を覚ますと、京花の上に倒れて
手には血に染まったナイフを持っていた。そして警察が来たので、エイジのふりをして逃走し、ミナに電話をした。
今までエイジは自分の人格が本物。だと思っていたが、ミナにB-1が語ったのは「本当の人格は俺だ」
15年前にエイジの人格は生まれたらしい。しかし、京花を刺したのはエイジなのか、京花がそうさせたのか！？
エイジは殺人犯として、逮捕されることになるのだろうか！？
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