お金をだまし取られた岡部は涌井と尾崎を狙う「青のSP」最終回

3年1組の生徒たちは、嶋田と2人のやりとりを見て不思議に思った。涌井と尾崎が今まで一緒にいたことや、話したところを見たことがなかったのだ。

 

それは尾崎がよく行くミュージアムに、たまたま涌井が来ており、趣味が一致し仲良くなった。そして岡部を騙して大金を手にしたことから

 

校内で仲良くしていると、何か疑われるといけないと思い、わざと2人は卒業まで避け合うことを約束していた。

 

 

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岡部は今どこにいるのか?

岡部は自分が、生徒たちに騙されていたことを知り、ターゲット涌井と尾崎に切り替えた。そして前日の夜から学校に忍び込んでいた。

 

つまり、警察が配備された早朝より早くにすでに学校の中におり、警察は岡部の侵入を防ぐことができなかった。

 

そして一気に岡部は3年1組の教室を目指した。教師たちは一応は岡部が来る事に備え、心構えはしていたが、警察が守ってくれると信じていた。

 

しかしその裏をかいて、岡部はすでに校内にいたので、たやすく教室までたどり着くことができた。しかしその前に三枝に遭い発砲したため、

 

生徒たちは緊急避難を余儀なくされた。しかし3年1組では話し合いが続いていたため、避難するのが遅れてしまった

 

 

岡部は、おとなしく涌井と尾崎を差し出すように話しかけた。しかし浅村先生が2人の前に立ちふさがり、絶対に引き渡そうとしなかった。

 

銃声を聞いて駆けつけた嶋田は、三枝から事情を聞いて3年1組の教室に急いで向かった

 

 

その時1人生徒が動いた。真田だ。以前に教室内で騒ぎを起こして、嶋田に改心させられた1人だった。

 

嶋田に成田とともに情報提供していた。そして将来は嶋田のような警察官になりたいと思っていた。

 

しかし、岡部はすぐに察知し、真田を撃ち「余計な弾を減らすんじゃねぇ!」と、怒鳴りつけたが、太ももに命中しただけで済んだ。

 

嶋田が慌てて駆けつけ、真田の止血を行った。そして素早く岡部に立ち向かった。「いいか狙うなら、こことここだ!」と、自らの頭と胸を指差した

 

そして岡部に立ち向かっていった。岡部の弾は簡単には当たらなかった。足をかすめ何とか嶋田は手錠かけることに成功した。

 

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岡部の逮捕

嶋田の素早い行動により、岡部は逮捕された。しかし嶋田は岡部からの銃撃を受けていた。腹からは大量の出血をしていた。

 

大量に出血する中、生徒たちは自分たちのハンカチを集めて止血しようとしていた。しかし浅村先生に子供たちを早く避難させるように指示をした。

 

それでも、生徒たちは動こうとしなかったが、嶋田の思いを知っている浅村は嶋田の言うことに従い生徒たちを校舎の外へ誘導していた。

 

そして涌井と尾崎に関しては、小川先生がなぜそれほどまでに自分たちに関わろうとしたのか真相知った。まだ教室で話をしていた頃だった。

 

嶋田が「香里」と呼んでいたことから、嶋田と小川先生の関係性については生徒たちもはっきりとわかったのではないだろうか。

 

 

小川先生は一度大学を退学している。それは父親が裏で手を回して、大金で裏口入学をした大学だったからだ。

 

しばらくはそれでも大学に通っていたが、やはり罪の意識にさいなまれ、卑怯な手を使って入学した学校にいることが辛くなった。

 

そのため退学し、働きながら自分のお金で大学に入り直し、教員免許を受け音楽教師になった。そんな過去を持っていたので、生徒たちの未来を考えて常に行動していた。

 

尾崎が計画した事件だったが、しかしそこに大きな誤算が起きてしまった。ただのセクハラで慰謝料を要求するはずだったのに

 

その現場に、小川先生と浅村先生が居合せてまったこと。そしてその後小川先生から何度も追求されたこと。

 

小川先生は、後悔のない人生を送ってほしいと思い、涌井を改心させようと思い、何度も真相を追求していたが、それがかえって学校の邪魔となり、

 

校長の指示により、自転車のブレーキワイヤーを切られたことにより、小川先生は亡くなってしまった。

 

涌井と尾崎はそれぞれ父親を憎んでいた。しかしそんな2人の行いで、小川先生が亡くなり、木島は重症を負った

 

自分たちだけが、420万円を手にして、それで学校に行って学んで、建築士になっても、亡くなった命はもう戻らない

 

嶋田と小川先生の気持ちは、2人の心に響いただろうか。

 

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その後

2人の生徒が起こした、何気ない犯罪だったのかもしれない。しかしそれは多くの人が岡部から銃撃を命を落とす事へ発展していった。

 

幸い生徒たちには命に別状はなかった。真田は太ももを怪我しただけで済んだ。そして三枝も退院するまでに回復した。

 

そして教育委員長の尾崎は、スクールポリス制度について話し合ったときの議事録を、処分するように部下に命じていた。

 

その時文科省から電話がかかってきた。今回のスクールポリスが暴れた件に関して、尾崎は責任を取ることになったのだ。

 

詳しくは描かれていないが、降格が辞任どちらかだろう。電話を切った後尾崎は打ちひしがれていた。

 

この制度を導入しなければ、自分の地位は守られたはずだった。しかし文科省にいい顔したくて自分が担当する区域の学校でモデル校を推薦したのだろう。

 

 

そして大量に出血していた、嶋田は捜査一課に戻ることなく、のどかな街で交番勤務していた。

 

学校で少々暴れすぎた。恋人の死の真相を突き止めるため、様々な方法行ったことにより、恋人の死とは関係なく、学校内の様々な悪事が暴かれた。

 

それで、救急車の中で嶋田は香里に「私の領域で暴れないで」と言われたと言う。

 

今回のことで多くのことを学んだ浅村先生は、そんな島田を訪ねていた。そして島田は浅村先生のマスコミへの対応を知り、

 

本当に、学校にスクールポリスが必要ない世界になってほしいと思うと語っていた。そして一瞬その姿は香里に重なったと言う。

 

感想

海外では当然のように導入されている「スクールポリス制度」日本では、銃の規制が厳しいので、個人が自由に拳銃などを持つことができない。

だからこそ「スクールポリス」は必要ないのかもしれない。でも武器はなくても言動やネットなどで、誹謗中傷を行う事は多々報道されている。

今回は、1人の生徒を、1人の生徒が救おうとして計画した事件に、見事に罠にかかりその罠が1人の命を奪った。

誰でも、自分の汚い部分は見せたくない。そして良いところばかりを見せたいと思う。そして良いところばかりを見せ続けていれば、こうしていつか綻びが出てきてしまう。

今回も木島は良い学校だと思われたくて、スクールポリス制度のモデル校に立候補した。しかし結果的に、自らの学校に様々な事件が発覚してしまった。

そして最終的に、自らの命を落としかねない重症を負ってしまった。ほころびが表に出た結果だ。

そして教育委員長の尾崎も、文科省に行かをしたくて、スクールポリス制度に賛成した。しかし子供をないがしろにし、家庭を顧みなかったほころびが出てしまったんだろう。

このドラマから学んだ事は、「素直に生きること」そして命の大切さと、人を傷つける醜さ。

ただの学園ドラマではなく、ドラマ全体で隠れていた「生徒による詐欺事件」が明るみになったことにより、これは自らの生き方をかえりみる良い機会になったと思う。

 


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