小川先生の死の真相に迫る「野球部」の小さな事件『青のSP』8話

木島校長はおそらく「スクールポリス」のモデル校として、名乗り出ることで

 

【赤嶺中学】のクリーンなイメージ作りを図るつもりだったのだろう。しかし、尾崎はそれを逆手にとったのではないか!?

 

木島が学校で起きている様々な問題を、すべて先頭に立ち隠蔽している疑いがあるから、モデル校に選んだ可能性が高い。

 

 

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野球部員へレーザー

野球部は今年かなりいいところまで勝ち進み、部員たちも気合が入っていた

 

そんな矢先試合中に、ピッチャーの【目】を的にして、赤いレーザーが照射された。

 

被害に遭ったのは浅村先生のクラスの矢島。レーザーで視界がふさがれ倒れたため「脳震盪」を起こし

 

少しの間検査もかねて「入院」となってしまった。一体誰がレーザーを照射したのか!?

 

しかし、矢島を悪く言う人は誰もいない。ならば顧問の阿部についてはどうだろうか・・・。

 

 

そんな矢先、保護者から「休日も他の場所で部活動を行っている」というクレームが来ていると校長は言った。

 

しかし、その【要望書】を一人でこっそりとシュレッダーにかけていた。今までもこうした【要望署】は来ていたのでは!?

 

そして、阿部に対してスパルタな練習が、恨みを買い今回の事件につながったと思われた。

 

しかし、部活動時間のオーバーは部員たちからの、要望によるものであり、決して顧問からの圧力ではなかった。

 

それどころか、体調管理に気を配り「適切」な水分補給や休憩を摂らせ生徒達を気遣っていた。

 

 

1年前の事件

嶋田は1年前に小川先生が話していたことを思い出した。野球部に関することだ。

 

「今日ね、野球部の子が事故に遭ったの。熱中症を起こしたみたいで、横断歩道にふらりと出てしまって、足を骨折して、顔に傷を負ったみたい」

 

嶋田は不審に思った。阿部は充分な体調管理をしており、部員たちに水分をかならず摂らせ

 

無理な部活動は行わない。しかし、その生徒「坂木」は熱中症をおこし自動車事故に遭った。

 

そこで、直接話を聴くために、生徒名簿を探しているところを校長に見つかってしまった。

 

しかし、嶋田は動じることなく坂木の自宅へ行き、事故に関して話して欲しい。とお願いした。

 

すると、明るみになっていない「部活動」が原因だとわかった。すでに卒業した先輩たちが、

 

部活動後に強制的に残らせいじめともとれるよううな練習を強要し、休むことも水分を摂ることも許さなかった。

 

そして、その帰り坂木は意識が遠のき歩道からふらりと車道へ出てしまい事故に遭った。

 

小川先生は嶋田に話した日、「明日お見舞いに行ってみる」と言っていた。そのため、その後小川先生と会ったのか!?

 

ということを坂木にきいてみた。特別変わった様子を見せなかったが、嶋田の目はごまかせなかった。

 

 

坂木が隠していたこと

 

 

坂木は話している間、ずっと【手】を両方で握ってはもぞもぞとしていた。嶋田はその動きを見逃していなかった。

 

いきなり坂木の手をつかむと「人は、嘘をつくと指先、足先が冷たくなる。何をかくしている?すべて話せ」

 

と、坂木に迫ると、【誰にも言わない】という条件で、あの日先輩たちに、顧問の知らないところで練習をさせられ

 

練習中も蹴り飛ばすなどの暴力を受け、フラフラになって帰った。そして事故に遭ったがその後

 

先輩達が病院へ来て、「このことを誰かに話したら殺す!!」と脅されていたのだった。

 

そして、翌日小川が来た時、坂木の異変に気付き「何があったの?」と聞いてきた。そして【誰にも言わない】約束をして

 

事故の日、先輩たちの強制的な部活動があり、それで熱中症をおこして意識が遠のいた。

 

と、話した。しかし、翌日には坂木が小川先生に話した。と先輩の耳に入ってしまい事件が起きた

 

 

OBの1人が「小川先生がちょっと怪我でもして、休んで静かにしてくれればいい」

 

と、小川先生の自転車のブレーキワイヤーを切ったのだった。しかし、嶋田が三枝に頼んでいた

 

「阿部を恨む者」と「嶋田に浅村先生との会話を送信した者」が特定された。その人物こそ、強制練習させていたOBだった。

 

そこでまずは阿部に恨みを持つOBの元へ向かうが、同時に三枝から音声を送信した人物の画像が送られてきた。

 

その人物がその場に一緒にいたことから、嶋田はターゲットを変えその生徒を追いかけ事情を聞いた。

 

すると、とんでもない真実が暴露されたのだった。

 

感想

今の時代当たり前のことは、昔は「贅沢」だったんだな。と思っていました。

土日の部活動、朝、放課後の部活動は当たり前、先輩たちからの厳しさや、いじめも当たり前。

それがいまでは、問題視され様々な事へと発展していく。このドラマを見ていると、小さな「見逃し」が複雑に絡み合い、教師死亡という大きな事故につながっていると思わざるを得なかった。

 


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