オトナの土ドラ「准教授・高槻高槻彰良の推察」season1第最終回、青いちょうちんのお祭りの謎
高槻は瑠衣子に頼み、あらゆる祭りに関する文献を調べてもらっていた。しかしどの文献にも「青いちょうちん」の祭りは存在していなかった。
今日は最後の授業。夏休みにどこに遊びに行くか難波が話していた。しかし深町どこも行く気がしなかった。
すると難波の彼女が、「おばあちゃんちは?」と聞いてきた。もう6年ぐらいはあの場所には行っていない。
深町は高槻にお願いをした。「あの日の祭りはどんなものだったのか確かめたいです。」と高槻に言うと
健ちゃんに車を出してもらい、お盆の日久しぶりにおばあちゃんちに帰ることになった。
しかしおばあちゃんが亡くなって以来、空き家になっており、いとこの男性が管理をしているが、住まいは市役所勤めで街中に部屋を借りていると言う。
高槻は途中のサービスエリアでぶどうとタケノコを買っていた。そして家につくと、深沢のいとこに「桃はどこかで手に入りませんか?」と聞いていた。
すると近所の農家さんに言えば分けてもらえることもあるらしい。いとこは農家をしている家に行っている間、1人の女性が驚いたように深町を見た。
「あんた尚ちゃんかね?あんたのばあちゃんが亡くなる前に、心配しとったで(あの子は山神様に連れ去られたから大きくなれるかわからん)、でもこんなに大きくなってよかった」
と話しかけてきたが、祭の詳細については口をつぐんでしまった。今は祭りが行われていないと言う。そしていとこが桃をもらって帰ってきた。
そこから深町の案内で、祭りが行われたと言う神社に足を向けた。いとこによれば普通のお祭りで赤い提灯のお祭りだったらしい。
ただ今住んでいるところでは、同じようにお祭りはやっているが、今になってみればとても厳しいお祭りだったと言う。
今住んでいる場所は夜11時まで祭りをやっているが、あのお祭りは8時になると子供は絶対に帰らなければいけなかった。
大人たちが言うには「蛇が出るから」と言って子供たちはまっすぐ家に帰るようにきつく言われていた。
まだ明るい時間に、神社の鳥居をくぐろうとした時、1人の老人が話しかけてきた。「すぐに帰るように」
祭りについても聞いてみたが、今はやっていないと言う。いとこが数年前になくなってしまったと言う事と一致している。
しかし、男性の声は歪んでいた。つまり8時までの通常の祭りは終わってしまったが、あの青いお祭りはまだ続いている。
高槻が神社の中を見ると、お札があった。お金を入れ1枚お札を手に入れた。そしてほこらの中で夜8時になるのを待った。
お弁当食べたりしながら、その時間が来るのを待っていた。そして高槻は念のために3人分の面を用意していた。
瑠衣子は高槻たちが出かけた後も調べものをしていた。健ちゃんの家で祭りに関する書籍を集めてもらっていた。
そしてその中におばさんが1冊だけ値段が付けられないと言うものがあった。それだけ不思議なことに、まるで個人が記録のように残したものであり、
製本をされているが、市販されている本とは全く違っていた。そしてページをめくると「青いちょうちん」と出てきたので、瑠衣子は迷うことなくその本を買った。
そして内容を読むと、とても危険なお祭りであることがわかり、おばさんから高槻の行き先を聞いていたので、すぐに内容をメールで伝えた。
「のろいの祭り」はおまじないを唱えると、死者たちがあの世から帰ってくると言う。
しかし、高槻が引っかかったのは「呪い」ではなく「のろい」とひらがなで表現されている点だった。それは呪いと言う字が、
漢字で書くと人を呪うと言うことにもなるが、別の読み方で読むと「まじない」と意味が違ってくることだ。
だからこの祭りは呪いの祭りではなく、まじないのお祭りであり、決して怖いものではないと言うこと。そしてその祭りに参加した場合、その逃れ方も見えてきた。
夜がふけるにつれて、煙のようなものがほこらの中に入ってきた。深町隙間から外を確かめた。正しくあの時の光景だ。
お面を持って外に飛び出した。高槻もお面を持って外に飛び出す深町の腕を掴んで、止めようとしたが、その手を振り払って彼は行ってしまった。
そして踊りの真ん中に立った深町。1人の男性に声をかけられた。あの時声をかけられた亡くなったおじいちゃんだった。
「どうした戻ってきた!すぐに帰れ!」と言われても深町は帰らなかった。すると周りの状況がおかしくなった。
小学生の時にいじめにあった記憶や、父親が愛人を連れて歩いている光景や、今まで自分が疎まれていた記憶がよみがえってきた。
しかしその前に高槻は深町に向かって「何があっても必ず僕がそばにいることを忘れないで」と言っていた。そして不思議な光景の中に高槻の姿があった。
高槻の話を聞いたとき、深町は「先生は絶対そんな事は言わない、これは嘘だ」と叫ぶと、現実に戻ることができた。
深町知らないうちに意識を失い倒れていた。そこには高槻がいた。お面をしていない。そしておじいちゃんは代償を払うように言ってきた。
出口で3つの飴を差し出された。しかし深町はすでにべっこう飴を食べているので、べっこう飴以外を選ばなければいけなかった。
すると高槻が「では僕が2ついただきます」と言って、取ろうとするとおじいちゃんは飴を取り上げてしまった。
高槻は「やはりそうだったんですね。これは呪いのお祭りではなくて、まじないですね」呪いのお祭りであれば、高槻が2つ飴を食べてもいいと思う。
しかしおじいちゃんはそれをさせなかった。と言う事は呪い見せかけて、本当は、人間たちに呼ばれた死者たちが戻ってきて、人間を助けるお祭りなのではないだろうか。
そう言った瞬間高槻「代償はきちんと払います」深町の手をとって走り出した。日本神話になぞらえて、スサノオの命が逃げる時に柊のつるを投げた。それはあっという間にぶどうの木に変わり、
そして直持ってくる死者に向かって、今度はたけのこを投げた。そして入り口の鳥居まで来た。そこには健ちゃんがいた。
そして桃を受け取ると、3つ入り口に置いた。これが日本神話になぞらえた正しい代償の払い方。心配した瑠衣子も駆けつけていた。
健ちゃんは怖がりのため、祭りが始まった途端いなくなったんだろうか。2人が祭りに参加していることを知らなかった。
しかし代償の払い方が正しかったのか、その後高槻に何か変化が起きる事はなかった。
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