「准教授・高槻高槻彰良の推察」season1第6話【図書館のまりえさん】と【15年前の交通事故】
難波が楽しげな雰囲気で話しかけてきた。そして1枚の写真をスマホで見せた。
深町は何気なく、その写真に書かれていた声に出して読み上げた。すると途中で止める難波。これは呪いの数字らしい。
どうやら妹の友達の美弥ちゃんが、この呪いにかかり困っているらしい。そこで高槻準教授に相談することになった。
難波の妹の友達美弥が、公立の図書館である本を見たときに、ページの上に数字が書いてあるのを見つけて読み上げた。
その帰り道横断歩道の向こうに黄色いワンピースを着た女の子が歩いていた。それを見た美弥は車にひかれそうになった。
いわゆる「図書館のまりえさんの呪い」にかかってしまったと、クラスの友達に言われた。しかしその解釈が3つある。
高槻にするとこれだけ解釈があると言う事は、まだできて間もない「都市伝説」である可能性が高いと言う。
そして数字の意味も彼にはすぐわかった。つまり最初の数字は本の分類を示しており、
次の数字はその本が置かれている棚の場所。そして最終的に書かれている数字が、次に読むべきページ。
つまりこれを順番とっていくと、謎が解けると言うことになる。今回深沢は声に出して読んでしまったため、万が一のことを考え留守番を命じられた。
そして高槻は図書館へ行き、女性にまりえさんについて聞くが、間髪入れず「知りません」と言って取り合ってくれなかった。
その間留守番をしている深町は、準教授の電話が鳴ったので、代わりに出ようとして、近くに積み上げてあった本を落としてしまった。
電話の後に元の場所に戻そうと思い、一つ一つ拾い上げていくと、1冊のアルバムがあった。何気なく広げるとそこにはみてはいけない秘密があった。
当時12歳の少年が京都で見つかったと言う記事だった。しかもその少年は高槻準教授だった。12歳の時に何らかの事件に巻き込まれたことを示していた。
そしてマグカップを買いに行った時に、高槻の幼い頃を知っている女性が「あの頃は天狗様にお世話になったわね」と言ったことが気になっていた。
この記事のスクラップと、天狗とつながりがあるのだろうか。違う用事で出かけていた瑠衣子が帰ってきた。しばらくするとまた用事があると言って出かけていった。
瑠衣子は用事があると言って出かけていたが、この都市伝説にまつわることについて調べていた。
すると15年前に図書館の前の横断歩道で、当時高校生だったまりえさんと言う女性が、妊婦をかばって交通事故に遭い亡くなったと言う。
それが【図書館のまりえさん】の始まりだった。しかし詳細については親友であった「花村さん」と言う図書館の職員に聞けばわかると言う。
改めて高槻は図書館に行き、花村さんを探すが、意外にも1番最初に声をかけた女性だった。
そして女性から話を聞くことができた。あの数字はまりえのいたずらだった。後輩から告白された彼女は、
夏休みが明けたら返事をすると後輩に伝えていた。そしてただ伝えるだけでは面白くないので、図書館の本に細工をして返事をすることにした。
それがあの数字だった。だからその数字を解くと、後輩の男の子に対する答えになると言う。
そこで美弥たちも協力して、花村が最初の本のタイトルを教えてくれたので、そこから暗号を解いていった。
しかし最後はページ数が出てこなかった。しかし高槻はこれで答えが出ていると言う。本の背表紙を並べるように指示をすると、
見つけた本を順番通りに並べると、タイトルの頭文字が、「大好き」となっていた。しかし彼女は夏休みが終わる前に亡くなってしまった。
と言う事は、告白した後輩はこの謎を解いていないのか?気になったが高槻は「彼はちゃんとこの謎を解いた」と言い切った。
深町が近くのテーブルの上にあった時計を動かして、テーブルをずらすと、壁にその答えが書かれていた。そして日付は15年前の9月1日になっていた。
なぜこれが都市伝説になってしまったのか。それは花村さんに原因があった。友達の死を忘れてほしくないと言う思いから、都市伝説が生まれるままにしていたのだ。
高槻は花村さんに向かって、「大丈夫です。彼女は生き続けています。」と不思議な言葉を投げかけた。
そこに美弥が現れ真実を話しだした。「15年前私は母のお腹の中にいました。その時あそこの交差点で母が事故に遭いそうになり、助けてくれた高校生の女の子がいました」
正しくまりえが命をかけて守った命が今目の前にいる。美弥は母の言葉を胸に、毎回あの交差点を取るために祈りを捧げていた。
彼女はずっとまりえに感謝をしていたのだ。あの日交通事故に遭いそうになったが、黄色いワンピースの少女を見たから、
逆に交通事故に合わずに済んだのかもしれないと、改めてまりえに再び守られたことを伝えた。
しかし、実は健ちゃんに依頼して高槻を調べていた。15年前に実際に事件があったことと、防犯カメラにはきちんと黄色いワンピースの少女が写っていたこと。
美弥はまりえさんだと信じているので、秘密はこのまま秘密にしておくことにした。そして花村は真実を知り、今月いっぱいで結婚を機にこの図書館はやめることになっていた。
やめる前に友人が守った命が、ちゃんと元気に育っていることがわかり良かったと思う。
高槻と深町が研究室に帰ると、真っ暗の中いきなりクラッカーが鳴った。今日は高槻準教授の誕生日だった。
だから瑠衣子は、都市伝説の謎を調べる傍ら、誕生日パーティーの準備に奔走していた1日だった。
すると高槻は途中で呼び出され、どこかへ行ってしまった。ちょうど深町は気分が悪くなり非常階段あたりで休んでいた。
そこに高槻がやってきて、深町から見えない位置に秘書が「お父様からのプレゼントです」と小さな袋を渡していた。
しかし高槻はそれを受け取ることなく、「本当の用件は何ですか?」と尋ねていた。秘書もわかっているようで、「これ以上お父様に迷惑がかかるような行為はおやめ下さい」と言って帰って行った。
高槻が12歳の時に行方不明になったことと、今の父との不仲には何か関係があるのだろうか?
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