「ゼイチョー」6話、オークション会場、ゆで卵器の謎、そして知った秘密

相楽と蒼一郎が駐車場で何かお話ししていた。蒼一郎は友人が飛び降りたあの日、何があったのか知りたかった。

 

そのことについて詰め寄っていると、華子がちょうど庁舎から出てきて、2人の様子を見ていた。

 

そのことに気づいた相楽は、目を華子にやり、蒼一郎に気づかせた。そして車で去って行ってしまった。

 

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オークション会場


滞納者からお金の代わりに、物品を領収した場合、納付が行われない限り、募集したものは、

 

定期的にネットオークションで、競売にかけられることになっている。ただ、その前に実際に物を見ることができる。

 

浜村たちはその手伝いに来ていた。様子を見に来蒼一郎たち。華子は初めて押収されたものを見た。

 

「この中の一つ一つに、人々の思いが詰まっているのかもしれない」と言う華子に、

 

蒼一郎は「昔を思い出しちゃった?」と少し茶化してみた。華子はそんな事はないと言っていたが、

 

昔の記憶が少し蘇ったのは確かだった。その時1人の男性が、オークションの対象商品に手をかけていた。

 

基本的に物に手を触れることはできないので、見てものを品定めする会場なのだが、男性は手に取っている。

 

ものは「ゆで卵器」とっさにものに触れないように注意をした。男性はすぐにテーブルの上に戻した。

 

そしてネットオークションが始まった。驚くべきことに男性が手に取っていた。ゆで卵器が、

 

200円の最低価格大回り100万ま値が上がっていた。みんな驚いたが、2人の男性が競り合っていることがわかった。

 

2人とも熊谷と言う苗字。そして蒼一郎はこのゆで卵器について思い出したことがあった。

 

1係りの手伝いで、熊谷と言う男性の家に創作に入った時、すべて押収できるものはトラックに積み込んだ。

 

しかし、男性が手に持っていたのは、ゆで卵器だった。蒼一郎は「これも押収品に入れます。」

 

と、段ボールに入れた。そしてその他にお金に換えられそうなものはないか聞いたが、男性は無いと答えた。

 

その時のゆで卵器だった。いつの間にか係の日比野が来ていた。そしてホワイトボードを使って、

 

その家庭の家系図を書いていた。男性は手広く授業を展開していたが、次々に倒産して負債を負っていた。

 

しかし、その後男性は納税することなく病気で亡くなった。すでに妻は死亡しており、

 

3人の息子たちに、納税の義務が生じることになった。しかし、上の2人の兄は相続を放棄した。

 

そして何も知らない三男が父がおった負債を納付することになったのだ。しかしそれは未だに納付されていなかった。

 

日々のはそれぞれの兄弟の写真を貼っていった。それと3人目に貼った写真は、先日窓口で、

 

バイクの納税義務について、クレームを言いに来た男性だった。今は自分が所持してない。バイクの税金を払う義務は無い!

 

と言っていたが、男性が友人にバイクを譲ったのが、4月の10日ごろなので、4月1日付で納付義務が生じているので、

 

納付をしてくださいと、華子が説明すると、動画を回し始めて、蒼一郎に注意されていた。

 

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ゆで卵器の秘密

華子と蒼一郎は、カメラマンをしている三男の元に向かった。そして納税の義務があることを説明し、

 

ゆで卵器について何か知らないか聞いてみた。すると男性は「父は卵アレルギーだったので、家にあることすら知らなかった」と答えた。

 

そうなると、ますます上の兄2人が、このゆで卵器巡って、争っているのが怪しくなってきた。

 

そこで蒼一郎はゆで卵器を分解してみた。すると、受け皿の部分に色分けされた数字が書いてあった。

 

これは「隠し金庫」の暗証番号ではないかと推測された。もしそうであれば、上の兄2人がこの品を欲しがっていることがわかる。

 

改めて三男と一緒に、過去に調査した家を訪ねることにした。しかし、家の中を探しても金庫らしきものはなかった。

 

しかし、蒼一郎は2階の部屋の壁の上部が、一部が剥がれているのを見つけた。おそらくそこに金庫があるのだろう。

 

そこで三男に提案した。2人の兄立ち会いのもとで、この隠し金庫について調べることにしたのだ。

 

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金庫に隠された秘密

税務課に長男がやってきた。三男が納付するはずの税金を、全て自分が支払うと言ってきたのだ。

 

しかし今は納付義務が三男にあり、長男が払うことはできないと説明すると、納得いかない様子だった。

 

やはり隠し金庫の秘密を知っており、ゆで卵器に秘密があると気づいているのだろうか?

 

改めて三男は、兄2人とは絶縁状態にあり、している税金は、自分が払うと言っている。と説明した。

 

そして改めて兄2人に蒼一郎は提案した。おそらく隠し金庫がある場所は、2階の壁の向こう。

 

3人で一緒に金庫を開けることを提案した。そして集まった3人に向かって、金庫を開けた後、

 

財産を3人で3等分しませんか?と提案すると、兄2人はそれを受け入れた。そのことを確認して初めて金庫を開けた。

 

中には何も入っていなかった。兄達の思惑は外れてしまった。そして3等分する財産はないと思っていた。

 

しかし、蒼一郎は「財産はお金だけではありません。」と説明して、三男が抱えている負債の分も、改めて3等分すると言う。

 

最初は納得しない兄達だったが、蒼一郎が「金庫の中は空ではありません。」と言うと、

 

金庫の底板の下に、スクラップブックがあることがわかった。三男がそれを手に取りページをめくると、

 

成人式の日の写真が出てきた。前日に友達と喧嘩をして怪我をした。警察に迎えに来てくれたのは兄達だった。

 

そしてこの時来ている袴も、兄たちが成人式にそれぞれ着たものだった。仕事が忙しい父に代わり

 

兄達はいつも自分の面倒を見てくれていた。そんな過去が蘇った。ページをめくっていくと、

 

カメラマンになることを反対していた父が、自分の作品をスクラップしていることに気づいた。

 

そしてどんどんページをめくっていくと、兄弟それぞれの活躍ぶりが、丁寧にスクラップされていたのだ。

 

蒼一郎は「おそらくお父様は、自分のせいで兄弟たちの仲が悪くなり、自分が亡くなった後のことを心配したのではないか」と口にした。

 

そして、お金で人間関係が崩れることもあるが、これを機会に仲直りしてはどうかと提案した。

 

改めて父の思いに触れた。3人はその後仲直りして、3人で父が抱えた負債を支払うことにした。

 

卵アレルギーだった父が、どこにでもメモする癖があったが、あえてゆで卵器に番号を残したのは、

 

3人に気づいて欲しかったからだった。その後三男が窓口にやってきた。華子は個人事業主の場合「青色申告」がオススメです。

 

と案内した。そして3人は仲直りして、金庫の前で久しぶりに写真を撮った。お金で人間関係が崩れることがあるが、

 

2人の兄は弟に負債を負わせたことを詫びて、改めて仲直りすることができた。それぞれ弁護士や、

 

議員など名のある職についているので、納付を怠る事は無いだろうと、1係の日々野に念押しした。

 

華子は屋上にいる蒼一郎に、友達について聞いてみた。先日相楽と話していたことが気になったのだ。

 

厚生省にいた頃に、3人それなりに仲良くやっていた仲間がいた。しかし、その1人からメールが来た。

 

胸騒ぎがして屋上に行くと、相楽がいた。そして友人は屋上から飛び降りたと言う。

 

蒼一郎はおそらく相楽が、何か事情を知っているかと思う。と説明した。そして飛び降りた友人も生きていることを伝えた。

 

一体仲の良かった3人の間に何があったのだろうか?そして華子は帰り際女性にぶつかった。

 

女性はとても急いだ様子だったが、華子はが亡くなり、苦しい生活をしているときに助けてくれた女性だとすぐに気づいた。

 


 

 

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