人気コミック原作「私たちはどうかしている」舵で引き裂かれた2人の運命

七桜は病院にいた。傍らには小料理屋の女将夕子がいた。

椿について聞くも、何もわからないと言う。そして、感じるお腹の痛み。

「赤ちゃんは?」と、聞く七桜に目を伏せる夕子。

愛する人の子供を失った。そして、もう椿に会えない。

 

コンテンツ

火事のその後

夕子は「幸いにも誰も亡くなった人はいない」と教えてくれたが、それ以上のことはわからなかった。

しかし、病室のテレビで火事のニュースを見た七桜は、初めて椿の無事を知った。

従業員が椿が大旦那を助けた後、門外不出の菓子の型を取りに戻り、焼かれずに残っている。

と言うことは、椿が店を守ったんだ。と七桜は知るとともに、もうお店には戻れないと悟った。

 

火事の原因は詳しくは公表されなかったが、大旦那から「遺言書」を奪おうとした今日子だ。

争った時に、大旦那が倒れ机の角に頭を打ち気を失った。

その隙に、懐から遺言書を持ち去り、樹の部屋へ行った今日子。

実はあの時、大旦那が倒れた衝撃で蝋燭が倒れ、畳に引火していたのだ。

今日子は自分が火事の原因だと、わかっていながら名乗り出るどころか、

「遺言書」を破棄しようと、楽しげに眺めていた。

 

遺言書の中身

「これさえなければ、椿だけが真の後継者になる!!」

破棄するため、封を開けるが「白紙」だった。

大旦那はやはり、今日子の全てを見透かしていた。

そして、この遺言書が狙われることも。わざとあの時懐からだし、

遺言書のありかを教えたのだ。白紙の遺言書。

もちろん本物は、一緒に作成した専門家が保管しているはず。

 

今日子はあまりの悔しさに腹立たしかった。

自分の息子が命をかけてまで、大旦那を救おうとしている時に

今日子は息子の安全より、遺産が手に入るか、入らないかだけしか頭にない。

きっと、樹に愛されなかった悔しさを、「遺産」と言う形に変え手に入れたいのだろう。

そして、椿は不貞の相手によく似ている。と言う。果たしてその相手の男性は誰なのか!?

 

七桜の決心

七桜の傍らには、母の和菓子のファンだった。という多喜川がいつも寄り添っていた。

七桜の危機には必ずそばにいる。不思議な存在だが、やはり多喜川は七桜のそばにいた。

大切な決断の前に。

七桜が「光月庵」に再び戻るのか、戻らないのか!?

 

15年前の真相に辿り着けそうで、着けなかった。はっきりと結論は出せなかった。

しかし、樹の死に今日子が関わり、母の冤罪にも大きく関わっていることもわかった。

七桜は「光月庵」には戻らず、好きな和菓子だけを作る道を選んだ。

もう、2人は会うことはないのだろうか・・・。

 

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