「テッパチ！」3話、武藤の悲しい過去と仲間からの叱責、そして八女からの初めてのサプライズ
未成年の武藤を除き、第1班のメンバーは研修生が入れるバーで飲んでいた。
その時、先輩たちの会話の中で、「今回の新入生やばいらしい。人を殺して少年院上りがいるらしい、名前は武藤とか・・・。」
と、話しているのを聞いてしまった。みんなは信じたくなかったが、確かめたかった。
コンテンツ
武藤の過去に何があったのか！？
今回は銃の訓練があり、それぞれ担当がつくことになり、誰もが桜間の下につきたいと願った。
しかし、それは国生につくことになり、みんながっかりしていた。そして訓練が始まったが、
国生はただでさえ気になっている桜間がそばにいるため、緊張で思うようにできない。
みんなが銃を装填しても、自分だけ無理な力が入り思うようにできない。すると桜間に手を握られた。
そして、深呼吸をするように言われ、それから訓練を再開するとすんなりとできた。
しかし、武藤についたのは八女。彼の激しい叱責に武藤は過去のトラウマがよみがえり
突然暴れだしてしまった。その場は何とか収まったものの、みんなが武藤を避ける雰囲気になってしまった。
その後みんなでシャワーを浴びることになったが、みんなが武藤の背中にくぎ付けになった。
その肩甲骨にはナイフか何かで、切られた跡がくっきりと残っていた。やっぱり人を殺したのは本当なのか！？
そう思っていた矢先、外で喫煙していた国生が、こっそりと門を出ていこうとする武藤を見つけた。
主題歌
GENERATIONS from EXILE TRIBE
『チカラノカギリ』
傷跡の原因
国生は武藤を呼び「ここではみんな家族だ。もしお前がここで逃げたら連帯責任になる」
と、何が過去にあったのか聞くことにした。八女には昔父から激しいDVを受けていた。
と聞いたが、本人の口からちゃんとききたかった。すると、元々DVが激しくいつもごみ扱いされていたが、
それに耐えかねて母が家を出てしまった。そこでますます父の暴力が激しくなり、中学の時についに近くにあった包丁に手を伸ばした。
本当に「父親を殺そうと思った」が、父の方が力が強く、逆にねじ伏せられて背中を切られてしまった。
その1件で、父は刑務所へ行き、自分は養護施設に入った。その後も仕事に就くが、いつの間にか「人殺し」のレッテルが貼られてしまう。
そんな自分でも、自衛隊員になれば人の役に立てるのではないかと思い、今回武藤だけは自分から応募してきた。
八女からのサプライズ
その話を聞き、国生は1班を全員体育館に集めた。そして武藤自ら志願して、自分を叱責してほしい。
と、メンバーに頼み込んだ。1時間耐えられるようになりたい。そのため、馬場は入り口で見張りを頼まれ
他のメンバーはできる限りの叱責を繰り返した。途中で桜間が来たが、馬場が事情を説明し、
叱責は続いた。そして八女も気づいて来たが、事情を聞いて二人に協力してほしい。と言ってきた。
そして、最後の1分。荒井は武藤をビンタしながら叱責した。そして、国生はカウントダウンした。
武藤はこぶしを握り締め耐え続け1時間を迎えた。みんな叱責するのは本当に嫌で疲れた。と言いながら
武藤の頑張りをほめたたえた。すると、先輩から、「全員娯楽室に集まるように」
と、言われ、この叱責騒動がばれて馬場が連れていかれ、これから説教かと思い娯楽室へ行った。
そこに馬場がいたが、突然電気が消えると、ケーキを持った八女が入ってきた。
今日は武藤二十歳の誕生日だった。誰からも祝われなかった誕生日を、今日こうして1班のみんなが祝ってくれた。
しかも、決まった食事しか食べていなかったメンバーたちは、久しぶりのケーキにはしゃぎ、
武藤の顔に塗りつけたり、武藤も国生の顔に塗りつけたりして、みんなで武藤の二十歳を祝うことができた。
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