「テッパチ！」8話、最後の試験にかける思いと、模擬試験から確実に分かったこと

国生は以前にもまして、訓練に励むようになった。それは実際の避難でオリンピック候補選手にけがをさせてしまったことが大きい。

 

しかし、それとは真逆に馬場はやさしすぎる性格ゆえに、伸び悩みの磁気に入ってしまっていた。

 

そんな時、金子の昇進試験について話が持ち上がったが、それが最後の試験だという。

 

小さなお客様への思い

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大木組は夏祭りで「たこ焼き」をやる！と、話しをしていたが、夏祭りが中止になってしまった。

 

暇を持て余した国生と、馬場、そして遊びに来ていた西が、たこ焼きを焼いていた。

 

外では大木がトレーニングをしていると、女性と女の子が訪ねてきた。金子を訪ねてきたが、

 

金子はお祭りが中止になったのをいいことに、またパチンコに行っていた。そして、勝って陽気に帰ってきて、

 

「戦利品だ」と国生たちにお菓子をくれた。しかし、手にはクマのぬいぐるみを持っていたのが気になった。

 

そこに女の子が入ってきた。金子の別れた妻との間の子供かのんだった。すぐにクマのぬいぐるみに気づくと、

 

金子はかのんのためのものだとプレゼントした。すると大木が元妻を連れて娯楽室に入ってきた。

 

なんだか雰囲気よさそうに話していた。そして、二人が帰っていくと、周りから「よりを戻そうとしたんじゃないか？」

 

と勘繰られたが、金子はまんざらでもない様子だった。そんな時桜間から昇進試験の話しが来た。

 

 

金子の最後の昇進試験

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金子は今35歳。年齢的にも37歳までに昇進試験に受からないといけない状態だった。

 

もし、この昇進試験で落ちたら後がない。その場合は自衛隊の支援で再就職先を探してもらうことになる。

 

しかし、みんなに元妻とよりを戻す話しをされ、金子はどうしてもこの試験に受かって、元妻にまたプロポーズをしたかった。

 

でも、中卒の自分には筆記試験は難しすぎた。桜間にはある考えがあり、まだ早いが国生にも「模擬」という形で試験を受けさせることにした。

 

国生は金子を奮起させるために、桜間が自分に課した試練だと思ったが、馬場は野村から試験のことを聞き、

 

同期として差が開いていることに焦ってしまった。そこに国生が来て、金子に勉強を教えてほしいと頼まれた。

 

言われたとおり、馬場は金子に教えるが、途中で勉強についていけずいらだった金子は馬場に当たり、

 

馬場に頼んだ国生に八つ当たりをした。そこにちょうど大木がやってきて、二人の喧嘩を止めた。

 

そして、勉強は野村に。体力面は風間にサポートしてもらうように頼んだ。

 

馬場は一人、差がついてしまったことに悩みながら、一人で体力づくりをしていた。

 

そして、無事に試験を終え結果は無事に昇進できた。しかし、ぎりぎりの合格点だった。

 

模擬試験から確実に分かった国生の欠点

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金子は試験前に、元妻に連絡し試験が終わったら話したい。と約束をしていたので、元妻は駐屯所に来た。

 

そして、金子の昇進を聞くと「これで安心して再婚できる」と伝えたのだ。前に来た時も言い出そうとしたが、

 

なかなか言えず、かのんもなついている男性らしく、金子は何も言うことができず、「おめでとう」としか言えなかった。

 

それでも元妻は、「かのんのかっこいいパパであり続けてほしい」と伝えた。

 

テレビで自衛隊を見るたびに、自分の父親を自慢しているという。金子の思いは届かなかったが、

 

娘のためにもかっこいい自衛隊員であることを約束して別れた。しかし二度と会えないわけではない。

 

そして、国生は桜間に呼び出されていた。先日の模擬試験の結果すべてで合格点だったことを伝えた。

 

しかし、今回の模擬試験は金子を奮起させるためのものではなく、国生の人間性を見るためのものだった。

 

先日の避難の時も、瞬間的に熱くなると自分勝手な行動をとりがちであり、今回も金子との喧嘩騒ぎを起こした。

 

桜間は自衛官としてそれは「致命的」だということを伝えた。国生は自分の欠点を指摘され何も言い返せなかった。

 

 

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