フジテレビ木ドラ「SUPER RICH」1話、波乱の展開、無条件で信頼していた一ノ瀬
衛はカウンセラーの元にいた。小さい頃の話をしていた。両親が会社を経営しており、何不自由なく育った。
それよりも、お手伝いさんが何をしても許してくれるので、かなりのおてんばな女の子だったかもしれない。
そんなある日、仕事中の両親にどうしても見てもらいたいものがあり、早く帰ってきて欲しいとおねだりしてしまった。それが衛の人生を変えた。
衛は幼い頃に両親をなくし、それから友達を作ることもなく、本だけが友達だった。そんな彼女を変えたのが、大学で出会った一ノ瀬だった。
彼女の夢は、いつでも本を読めるようにたくさん持ち歩きたい。つまり「電子書籍」を作る会社を立ち上げたい。
そんな夢があったが、一ノ瀬は無条件でその夢を応援してくれた。まずはメディアでの仕事を学ぶため、MEDIA社に入社し
経営のノーハウから、人材の育て方など様々なことを学んだ。そして衛は独立して電子書籍企業『スリースターブックス』を立ち上げ
CEOとなり、共同経営者として一ノ瀬を置いた。しかし創業当時からの社員は、すべての仕事を衛に押し付けて、何もしない一ノ瀬をよく思っていなかった。
しかも電子書籍の会社なのに、最近では「投資」に力を入れ、社員の言うことよりも一ノ瀬の言うことを聞くようになっている衛。
そんな時「経験不問」でインターンを募集することになった。月給20万円で働いてもらい、適性を見て実際にこの会社で働くかどうか決めてもらう。
働く側も社員を選ぶが、入社してくる社員も会社を選ぶことができる。実際入社するときにインターンとして働いていても断ることもできる。
そんな提案を一ノ瀬は無条件で賛成した。しかし他の社員たちは、インターン募集して育成している場合ではないと反対していた。
しかしそこに希望の光を見出したのは、家が貧しく大学に行くお金もなく、共同アパートで暮らしながらバイトをして、ITの専門学校に通っている優だった。
IT企業の勤めたくても、条件として大学卒業が絶対となってくるが、このインターンの募集条件として大学卒業は絶対ではない。
自分にも可能性があると思い、インターンの面接に応募した。しかし当日バスが遅れており、ただでさえ遅刻しそうな時に、隣の妊婦ら産気づいてしまった。
優は救急車を呼んで、その場を立ち去ろうとしたが、妊婦が優の腕を掴んでしまった。夫と間違われた優は付き添うことになった。
結局インターンの試験を受けることができなかった。しかし会社に来て、衛を見つけると土下座をして、もう一度チャンスをくださいと頭を下げた。
しかしどんな事情があるにせよ、電話をすることができたはず。しかしそれに優は気づくことができない位に混乱していた。
会社がインターンを採用して、新しい試みが始まった時、一ノ瀬が一方の電話を残して姿を消した。
その電話のすぐ後に、秘書の宮村から電話が入り、一ノ瀬が投資していた会社はフロント企業であり、バックにはかなりやばい会社がついていた。
そんな連絡が入り、すぐに会社に駆けつけると、すでに一ノ瀬の部屋からは荷物が全て引き上げられ、その痕跡もなかった。
急いで帳簿を調べると、会社の全財産が一ノ瀬により横領されていた。この会社の最大の危機は、午前5時に報道各社で発表されることになった。
既にその時間を迎えていた。もう報道を止めることはできない。すると、衛の会社に投資していた会社から、取引を中止したいと言う電話が相次いだ。
損失は軽く見積もっても8億円。葵の全財産を小木曽杯ても7億円になる。あと1億円足りない。そんな時どうしても1億円出資したいと言う会社が以前あったことを思い出した。
衛は祈るような気持ちで電話をかけたが、その会社は手のひらを返したように「今はすでに手一杯で投資できない」と言って一方的に電話を切られた。
そして衛を育ててくれた信頼できる女性社長、MEDIA社の取締役島谷からも、以前出資の話があったが、その条件として一ノ瀬様代表取締役から解任することだった。
しかし、衛はその時即答で断ってしまった。一ノ瀬を解任するより、出資を断ることを選んでしまった。あの時すでに島谷は一ノ瀬の危険性に気付いていた。
衛は両親をなくして以来、初めて信頼できる友人を、簡単に裏切ることができなかった。それが今回裏目に出てしまった。
金策に走るも、どこも報道を見てすでに信頼をなくしており、どこもお金を貸す企業などなかった。
そんな中でも、優は「自分にチャンスが欲しい」と言って、衛のいく先々で顔を見せた。つい先日遅刻した理由を聞いた後、お金がないが故に、この面接のため親から5万円借りたこと。
そしてそのおかげで、面接にふさわしいスーツと鞄を新調した。そのことを話した時、無駄な金を使わせてしまったと衛からキャッシュで5万を受け取った。
しかし、専門学校に授業料を滞納しており、退学を迫られていた。その滞納金も5万円、家業がうまくいってない実家から借りたお金も5万円。
優は実家に返済し、退学を選び、先日バイト代が入ったが、学費や家賃、先月親に借りたお金を返したため、所持金は2千円。
だからこそ「学歴不問」でインターンとして採用の可能性があるのなら、この会社にかけたかった。だからこそ衛の前から離れなかった。
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優は衛の会社のロビーに頻繁に出入りしているうちに、会社の裏事情を知ってしまった。
衛はお金を取り戻すため1人で、一ノ瀬が関わった危ない企業である、高田商事に来ていた。しかしドアを開けるより前に、
優が飛び出してきた。事情を聞くとロビーで話を聞いてしまい、何かできないかと思い1人で乗り込んだと言う。結果的に殴られて帰されただけだった。
そんな話をしていると、衛のお腹が鳴った。衛にも優にもお金もなかった。しかし、優はポケットに500円あるの思い出した。
近くにあったラーメンの屋台で、いっぱいだけラーメンを頼み衛が食べた。しかし話していくうちに、衛は優に半分ラーメンを開け、2人で食べた。優にはそれが嬉しかった。
衛は家に帰ろうとするが、誰か後をつけてくる。急ぎ足で帰ろうとしても、その足音も急いでついてくる。振り返ると優だった。今の自分には何もできないが、彼は最高笑顔を見せてくれた。
そして、翌日早く出社した衛は倒れてしまった。会社に問題が起こっているので、雇ったインターンは自宅待機にし、冒頭の衛のカウンセリングに入った。
しかし話している途中で、カウンセラーがやけに一ノ瀬に執着している。そのことに気づいた衛は、カウンセラーのポケットに小型カメラを見つけて、
大量の水を浴びせ、その場を立ち去った。待っていたのは秘書の宮村。その日はちょうど「ウーマンアワード」の授賞式だった。
宮村は先手を打って、相手先に体調不良で出席できないことを伝えていた。しかし衛はいい考えを思いついたと言って、会場入りした。
そして壇上に上がりトロフィーを受け取ると「トロフィーだけですか?賞金は?」賞金がないことがわかると、トロフィーを投げ出し土下座をした。
「誰か私に融資でも、投資でもいいのでしてくださいお願いします。」と会場のいる全員に頭を下げた。宮村は急いで衛を会場から出した。
衛は大学の時から、一ノ瀬が自分が持っている財産が目当てだと言うことに気づけなかった。周りからの注意も見えていなかった。
結果的にゼロからのスタートになってしまった。所持金は無い。あと1億円足りない。衛は会社を守るきることができるのだろうか?
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