「アンラッキーガール」2話、まさかの実の父との合コン！そして結婚詐欺！
アンラッキーに恵まれている3人の女性、幸、樹、香。幸せになりたいのに、願えば願うほどアンラッキーを引き寄せる。
そして3人は運命の出会いをしてから、喫茶店蓮で偶然出会うことが多くなった。そして指宿もそれに引き寄せられるようにお店に来ることに。
そして3人にアドバイスをするが、3人はいつも反発してしまい、結局アンラッキーを引き寄せてしまっている。
朝早くからインターホンが鳴り、幸がドアを開けると警察官が2人いた。先日の銀行強盗が香の部屋に隠れていた。
被害額は「市屋苑」だが逮捕された男性が持っていたのは、その半分の5千万円。共犯者が半分持っている可能性があると言う。
その心当たりについての事情聴取だったが、幸の気持ちはここにあらず。ドアを開けっ放しで話していたので、大きなハエが部屋に入ってしまった。
警察の話もそこそこに、ハエが気になって仕方がない。警察が帰った後、ハエの行方を追い、天井に近い壁に止まった所に狙いを定めた。
届かないので、椅子を持ってきて雑誌を丸めて準備万端!そしていざ振りかざそうとした時、ハエは逃げていった。そしてバランスを崩して、後転倒した幸。
またもやアンラッキーの1日の始まり。そして仕事前に喫茶店蓮に寄ると、香に出会い、待ち合わせでもしたかのように樹と指宿も来た。
そこで樹はメールを見て、2人は夜空いていないかスケジュールを聞いてきた。何でも友達がドタキャンをしたらしく、
今晩新宿で合コンがあるが、メンバーが揃わないと言う。そのため2人にも参加してほしいと言う。指宿は言うまでもなく「行くな」と3人に告げた。
でも樹は「この合コンは就職にも関わっているので行かないわけにはいかない」と言って結局3人は、今日行ってはいけない方角である新宿駅でしまった。
そしてお店にきたが、約束の時間になっても男性たちは来なかった。来たのは40分後。しかも感じの良さそうな男性の駿河。
先日喫茶店蓮で、就職の相談をした吉田。そしてみんなを知らないが、幸の実の父親が参加している。しかも自己紹介で旧姓を名乗っている。
お店に入る前に少し高その店だが、合コンを主催する男性が、エリートなので少し多めに払ってくれるはずと、樹は踏んでいたが、
肝心の主催者は急用ができたと言うことで欠席。そしてピンチヒッターに3人が呼ばれた。しかも吉田に「女性の中に仕事を探すのに一生懸命な人が1人いると聞いている」と言われてしまった。
駿河以外はそれなりに知っているので、合コンは盛り上がるはずもない。しかも幸が焼売を食べようとすると、硬くて食べられない。
すると父がうれしそうに「私が会社で使っている食品サンプルです!」と幸が騙されたことを喜んでいた。
そして幸が洗面所に行った帰り、父にばったり会った。「旧姓を名乗っている」と言うことに不信感を募らせていたが、
父はさらりと「離婚したから」と手を見せてきた。前からうまくいってない両親だったが、離婚したことを娘に報告すらしない。
しかもその報告が合コンで知るとは…。席に戻ると店員がホールケーキを持って歩いてきた。「お客様がちょうど○人目のお客様です！」
と、幸たちのテーブルか、隣のテーブルかわからないが、ケーキを置こうとしたときに、樹が「今はやめてください」と下を向いたとき
店員がバランスを崩して、幸の顔面向けてケーキがぶつかってきた。そしてその拍子にサンプルの焼売が隣のいかつい男性のテーブルの焼売に混ざってしまった。
しかもそれを口にしてしまった。当然怒り狂った隣のテーブルの男性たちは、幸たちのテーブルに来た。しかし父が何とかその場を収めてくれた。
結局何の収穫もないまま合コンはお開きとなったが、香は駿河に気に入られてまんざらでもない様子。そして帰り道ばったりたっ君に会ってしまった。
まだ別れ話がはっきりとついていないのに、女性を連れて歩いている。頭に来て吐き飛ばして帰ってきたが、心配した駿河がついてきた。
そして「僕といる時だけは、僕のことを愛してくれる?」と優しい言葉をかけてきた。なんとなく嬉しい気持ちもあったが翌日、そんな気持ちも吹き飛ぶ出来事が起きた。
香を心配してついてきた駿河だったが、クローゼットからたっ君が出てきた。ちゃんと話し合おうと思って隠れていたのだ。
そこでなぜか、駿河とたっ君が殴り合いになってしまい、呼び出された樹と幸がアパートの下につくと、香の部屋から炊飯器が飛んできた。
2人が喧嘩を始めてしまい、その決済になったのが炊飯器だった。とりあえず2人には帰ってもらい、香は改めてたっ君との関係を考え直した。
そしておそらく駿河の優しさに惹かれたのかもしれない。たっ君からもらった大事にしていた誕生日プレゼントを捨てる決心ができた。
そして翌日、喫茶店蓮で樹と並んで座る香。樹はネットニュースを見て、駿河が結婚詐欺だと言うことを教えてくれた。
「決めゼリフは、俺といる時だけは俺を愛してくれ!そしてターゲットはお金のなさそうな女性。少しずつ貢がせて詐欺をする」と樹は言った。
まさに昨日自分が言われたままだ。あやうく結婚詐欺に引っかかるところだった。しかしそんなことを告白することができない。
でも顔写真までネットにさらされたので、彼が捕まるのも時間の問題だった。そこに幸が来た。幸は指宿に「今日の吉方はどこですか?」と聞き
3人でその方角に向いてとにかく歩こうと、外に出るといきなり壁だった。大体の方角が合ってればいいと、道をたどっていくと、昨日会った隣のいかつい男性たちが前からやってきた。
やばいと思った瞬間に、その2人が逃げ出したので後ろを振り向くと、駿河が刑事に追われていた。2人は刑事を見て逃げたんだろう。
そしてその先になぜかたっ君がいた。彼の見事なパンチで、駿河は逮捕された。そして香は思い切って「別れる」とはっきり伝えた。
たっ君もそれを受け入れてくれた。別れ話になったが、これはこれで良かったのではないだろうか。
そして翌日の朝、幸の部屋に父親が来た。「朝ごはんを買ってきた」と改めて離婚の話をしながら、ものを食べて歩いている。
「食べながら歩かないで」と注意するとまるで母親の話だと、ちょっと小馬鹿にされた気分だった。しかし、離婚したのはタイミングの問題だ。
とだけ伝えると、父親は用事があるからと帰っていった。しかし、合コンの日幸の部屋に泊まると言って帰らなかった父親。
こともあろうか父親は、樹と一緒にいたのではないだろうか?そしてたっ君が犯人逮捕に貢献できたのは、単なる偶然だった。
一文無しで歩いていて、偶然にも100円落ちているのを見つけ、それを拾うとした時に駿河がそこにきたため、偶然パンチをお見舞いした。
形的にはヒーロー的な存在になったが、裏にはそんな悲しい事情が隠れていた。
そして幸は、父親が来たことに感謝をした。なぜなら部屋にずっといた大きなハエが、父が開けたドアから出ていたからだ。
これで合コンからのアンラッキーは、すべてラッキーな出来事に変わったと幸は思った。
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