テレ東ドラマ「スナックキズツキ」コールセンタークレーマー安達さん

先日中田さんが働く、通販のコールセンターに苦情の電話を入れた安達さん。通称「赤デン」

 

常習のクレーマーだが、今回は注文した組み立ての3本脚北欧風テーブルの脚が、1本短くぐらつく。

 

とのことだったが、すぐに返品・交換応対しようにも「入荷未定」で、交換できず、安達さんは自ら電話を切り落ち込んだ。

コンテンツ

都合よく扱われ損ばかり

コールセンターでは「クレーマー」扱いの安達さんだが、現実社会では損な役回りばかりで疲れ切っていた。

 

職場はデパ地下の惣菜売り場。「計り売り」なので、お客様が好きな分量を注文することが売りのひとつ。

 

しかし、「指定したグラム数ぴったりにしろ」とか「それ欠けてるから見栄えのいいのに変えて」お客様は好き勝手言う。

 

そして極め付けは、よく一緒にシフトに入る主婦。いつも前日になり自分の都合で、シフトの交代を要求する。

 

しかも、自分の方があなたの用事より重要だと、すごいアピールをしてくるため、いつも押しに押されて代わってしまう。

 

たまにお惣菜が残ると、店長がくれるがなんだかんだ、安達さんに「好きなの選んで」と、言う割に最終的に自分が持ち帰りたかった惣菜を持ち帰る。

 

あまりにも毎日理不尽だ。この日も帰りに乗車したバスで、隣の男性が大股を開いて座っていた。しかもかなり恰幅が良いので、

 

安達さんは同じ料金を支払っているのに、座席が半分ぐらいしかなく、とても不公平だと思った。

 

そんな時に、いつもは気に留めない路地が目に入った。何かに導かれるように歩いていくと「スナックキズツキ」の看板が目に入り、店に吸い込まれるように入っていった。

 

■キャスト関連ドラマ

 

■ドラマ関連作品

益田ミリ

『スナック キズツキ』


スナック キズツキ [ 益田ミリ ]

主題歌

オープニング

清 竜人

「コンサートホール」

エンディング

森山直太朗

「それは白くて柔らかい」

お酒を置いていないBAR

初めて入ったお店、注文しようとするとトウコが、「うちはお酒は置いてないのよ」と先に言われてしまった。

 

しかし「その他の飲み物は揃ってるから」と言われ安達はラッシーを頼んだ。インドでよく飲まれる、ヨーグルトを使った飲み物。

 

まるで安達の好みを知っているように、トウコは手際よく作り提供した。安達の心に染みるようにラッシーはとてもおいしかった。

 

そして店内を見渡すと、初めて来たとは思えない、昭和レトロな感じな内装となっていた。それがまた安達の気持ちを落ちつかせてくれた。

 

ラッシーを味わいながら、店内を見回していると、何かを切る音が聞こえた。トウコがキャベツを切っていたのだ。

 

「時々作りたくなるのよね。ミネストローネってイタリア語でごちゃまぜとか意味があるらしいの」と話しかけてきた。

 

安達は注文していないが、ミネストローネを食べさせてくれた。それはまるで安達の気持ちを知っているかのように包み込む味だった。

 

いつも損な役回りばかり。さっきシフト交代したシフトも、明日の予定が来週になったから、シフトの交代をしなくてもいいとメールをしてきた。

 

いつでもだれでも、自分に都合よく使われている気がする。小学校の学芸会でも、「お姫様役」をやりたいからと言われ友達に譲ってしまった。

 

そして少し大きくなっても、妹は新しい服を買ってもらったのに、自分は姉のお下がりだった。まだ着れるからと言う理由で。

 

しかも最近では、パン屋さんに入って人気のクロワッサンを買おうとしたら、残り1個だった。手を伸ばそうとした瞬間子供が叫んだ。

 

「お母さん残りいっこだよ早く早く!」その子の母親は、パン売り場から遠くにいたが、女の子が騒ぐので結局譲ってしまった。

 

いつもいつも損ばかりしている。だからこそコールセンターで言いたいことを言ってしまうかもしれない。

■キャスト

いきなりのピアノの連弾

トウコは安達にいきなり前触れもなく「ピアノ弾けるね?その指はピアノをやってた指だよ。」その通り。安達は高校までピアノを習っていた。

 

すると「二台あるから一緒に弾こうか?」いきなり二台あると言われても、ピアノがどこに二台もあるのか?不思議に思っていると、本当にピアノが二台出てきた。

 

ロール式の持ち運び可能な電子ピアノ。向かい合わせて簡単に二台広げ、トウコが弾き出した。と思ったらいきなり歌いだした。

 

安達はまさかの弾き語りにびっくりしながら、自分も弾き語りで即興で歌を作った。自分の気持ちを全て歌に乗せて、思うだけ歌った。

 

なんだか気持ちがすっきりした。そしてお店を出る時、急いでトウコが出てきて「お得なカードです」と言って渡してきた。

 

安達は、ポイント20個でドリンクいっぱいとか、そんなカードかと思って見てみると、「次回来店のラッシー一杯無料」

 

よく見ると、自分の指にインクがついていた。トウコが自分のために急いで書いてくれたカードだった。ちょっと嬉しい気持ちになった。そして日常の損が少し消えた気がした。

 

翌日から仕事に行ったが、いつもより気持ちよく働くことができた。そしていつも買いたかったクロワッサン。やはり目の前で売り切れてしまった。

 

でも最後のお客さんが、声をかけてきてくれて、一個クロワッサンを譲ってくれた。ちょっと得した気分になった。その人もまた、いつも買えないクロワッサンだと言っていた。

 

あの「スナックキズツキ」へ行ってから、安達の気持ちは少し変わっていた。損だと思っていたことが、少しの得に変わっている。また行きたくなるお店だった。

 

ドラマに登場したピアノ

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テレビ東京新ドラマ「スナック キズツキ」原田知世出演概要

原田知世出演「スナックキズツキ」コールセンターの中田さん

 

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※本ページ情報は2021年10月現在です。詳細については公式ホームページにてご確認ください。


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