「オクトー」7話、感情を失くした犯人は怒りの矛先になるため、新たな証言が出てきた。

今回の事件は朱梨は焦りを見せた。犯人として捕まった女性は、姉と同じく感情を持っていなかった。

取り調べをしても何も見えない。それもそのはず。彼女は幼少期に父が母を殺す姿を見て、

父が自殺するのも目撃し、親せきをたらいまわしにされて、最終的に夫を電車事故の巻き添えで亡くしていた。

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感情なんかいらない

彼女の瞳は白濁しており、何の色も発していない。清掃員だった彼女が、同僚を屋上から突き落とした。

という事件だが、朱梨は人を殺すには「強い殺意」などの感情が見えるはずだと、感情を見ようとする。

しかし、見ようとするほど、女性の目には何も映らない。まるで姉の瞳のように何も見ていないように。

それでも、殺意に至るまでの感情が何処かにあるはずだ。と思っていると、雲川が彼女の生い立ちに関する

新聞記事を持ってきた。幼少期に両親が亡くなるのを目の前で見て、そのあと、親せきをたらいまわしにされた。

その後、やっとつかんだ夫との幸せな時間だったが、彼は電車から飛び降り自殺しようとした若者を止めようとして、

巻き添えになって亡くなった。感情があるから苦しくなったり、悲しくなったする。

それならば感情なんていらない。と彼女は自らなんの感情も持たずに、ただ毎日を過ごすことにした。

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遺族からの激しい怒り

彼女の勤務先である、清掃会社ではその日３人が同じ場所で清掃をしていた。

そのうちの一人が、彼女が屋上から男性を突き落とすのを見た。と証言したのだ。

本人の自白と、目撃者がいるので、これでひっぱることができる。それでも朱梨は彼女の感情を知りたかった。

風早は清掃会社に、何度か出向き、その日一緒にビルの清掃に入っていた男性に会い、再び彼女が突き落とした。

と、証言したが、そんな彼の腕には最近購入したと思われる、高価な腕道警が光っていた。

風早はそれを見逃さなかった。すると、男性は証言を覆した。本当は突き落とすところは見ていない。

というのだ。嘘の証言をするように、女性からお金を渡されて依頼されただけだった。

彼女はなぜそんなことまでして、自分がしていないことの犯人になろうとしたのだろうか。

それは、「遺族の怒りの矛先」になるためだった。自分が怒りの矛先になれば、遺族は幾分か救われる。

実際は、単なる転落事故だったが、そこに犯人がいることで、亡くなった男性の妻は救われる。

そのためだけに、遺族に彼のハンカチを送りつけたり、自分が落としたと、うその証言をさせていたのだ。

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新たに分かった真実

取り調べが進む中で、女性は倒れて病院に運ばれた。末期のがんだった。彼女はそのことを知っており、

告知されても、悲しいとも悔しいとも思わなかった。ただこの命が終わるまで生きるだけ。

そして、もう一つあらたになったのは、亡くなった男性が元「帝都電機」の社員であり、彼女の夫が巻き添えになった事故の

男性が働いていた時の上司で、しかも、亡くなった男性が上司であったことでひどいパワハラに悩み、若者は自殺した。

そして、彼女の夫は助けようと巻き添えになっていた。そのことを、彼女は元同僚の男性が飲みながら、

「２人も死んじまって」と話しているところを聞き、なんとなくわかっていたという。しかし、仕返しはするつもりはなかった。

そんな事実を突きつけたとき、彼女の瞳に「深い悲しみ」の感情が少しだけ見えた。

風早は平安のところにいた。なぜ朱梨と知り合いなのを黙っていたのか！？しかし、平安は風早の任務とは関係ない。

と言い、雲川が押収した覚せい剤の横流しをしているタレコミを受け、風早にマークさせていた。

そして、風早をマークしていれば、朱梨の両親の事件にかかわった小野寺にもたどり着くかもしれない。

というが、雲川を追った風早は、建物内で背後から雲川に銃を突き付けられた。

■キャスト

「オクトー」で感情の色が見える刑事を演じる飯豊まりえさんのプロフィール

数々のドラマで活躍中の「浅香航大」さんプロフィールや演技評価など

Twitterの反応

今期のドラマどれもキャスティングに力を入れてるから、ドラマの内容が重要になると思うんだけど、中島裕翔くんと吉川愛ちゃんの”純愛ディソナンス”と飯豊まりえちゃんと浅香航大くんの”オクトー”はすばらなキャスティングにすばらな脚本、すばらな演技で最高にいい　#純愛ディソナンス #オクトー

— みの (@ktmt92017) August 18, 2022

『#オクトー』、室井滋さんがさすがに凄かった。最初から最後までをワンコードだけで演奏しきったような雰囲気だった。「感情が無い」のに「台詞はある」って、とっても高度なことが求められるよなあ。圧巻。

— しみずさるひこ (@bub_shimizu) August 18, 2022

生きるという事は
感情の中でもがくという事
感情を無くした人間が
生きた証をみいだす術が
もがく事
生きてるからこそ
生まれる様々な感情
人それぞれにある感情
喜怒哀楽だけでは
説明できない複雑な感情

回を増す事に
響く言葉が増えていく
オクトーが深い
復習なしでは
次回に進めないオクトー

— smile☘️ (@kasumi4275) August 18, 2022