「オクトー」2話、ネタバレ、夫の死に喜ぶ妻と15年前の朱梨に関する事件

風早にはまだ信じ難いが、朱梨には確かに感情が色で見えている。事情聴取にも同席させた。

 

しかし、今回の被疑者の色に関して、朱梨には分からないことが多かったが、風早の一言で

 

朱梨の疑問は解決に向かい、風早は朱梨の身に起きた15年前の事件を知ることになる。

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夫の死に喜びの色を見せる妻

今回事件が起きたのは、とあるマンションの1室で、男女の視察袋が見つかった。

 

女性はこの部屋の住人だが、男性は下の階の住人だった。そして下の階のベランダには、非常階段が降りていた。

 

非常階段が降りていたことを不思議に思っていた妻が、それで上に上がり2人の遺体を見つけた。

 

スマホには夫の遺書らしきメッセージが残されていた。第一発見者の妻は小説家であり、

 

試験当日は締め切りに追われて、夫が何をしているかわからなかった。夫は物静かな人で、とても不倫をするような人ではなかった。

 

クラッシックを愛する人間で、特にドビュッシーの「月の光」が好きで、スマホの着信音にするほどだった。

 

そんな夫が、不倫相手の女性を殺害し、人を殺したためもう生きていけない。と遺書を残して亡くなったと言うことが信じられなかった。

 

しかし、朱梨には妻である千紘の目から、「喜びの色」が溢れていることが理解できなかった。

 

自分の夫が不倫相手を殺害し、そして夫も亡くなった。自分は夫に裏切られたはずなのに、なぜ喜んでいるのか?

 

しかし話を聞くほどに、その喜びの色が強くなり、彼女の本心が全く見えなかった。

 

風早に朱梨は鑑識にお願いしたいことがあると頼んだ。殺害された女性の部屋に、ブランド物の紙袋が置いてあった。

 

そしてそこからは、夫の指紋だけが採取され、まだ女性に渡す前の贈り物であったことがわかった。

 

なぜプレゼントを用意していたのに、夫は彼女を殺してしまったのか?ますます疑問が深まっていった。

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隣の部屋への聞き込み調査

朱梨はもう一つ風早に頼み事をしていた。それは紘子の部屋の隣のへの聞き込みだった。

 

すると、紘子の上の部屋の中には、よく騒音がして、苦情が出ていた。それで最近注意を促すビラがマンションに貼り出されたと言う。

 

しかしその時隣の住人である女性は、なんだか怯えて様子だった。しかし後から出てきた男性がいるので、

 

この2人は恋愛関係にあるのか、それとも結婚しているのか、とにかく何かに怯えている様子は確かだった。

 

その後朱梨は後日改めて、隣の部屋の女性に話を聞きに行った。その時に彼女から見えたのは強い「おびえ」だった。

 

彼女は一体何に怯えているのだろうか?それが今度わからなかった。紘子は喜び、隣の女性はおびえている。

 

まるで正反対の結果が現れている。そこで朱梨は何か思いついたように、紘子の上の部屋に行き、

 

2人が倒れてなくなっていた場所に、渦巻きのように描いた絵を並べた。そして強く2人の感情が出た絵を選び出した。

 

そこで朱梨はこの事件の真相がわかった。浮気をしていたのは上の女性ではなく隣の女性。

 

そして贈り物も上の女性ではなく、隣の女性に送るはずだったもの。紘子を呼ぶと、今回は絵を書かないのかと尋ねてきた。

 

朱梨に感情の色が見えることに、興味を持ち新作の小説に活かしたいと、紘子は目を輝かせていたが、

 

朱梨は「いいですか、しばらくかけないと思います」と伝えた。そして事件の真相を話し出した。

 

すると紘子は、「あの音をさせたのが悪いのよ」と、彼女は怒りをあらわにした。

 

彼女が部屋で小説を書いていると、どこからともなく夫の着信音が聞こえてきた。しかしこの部屋からではない。

 

ベランダに出て、気づかれないように隣の部屋を覗くと、隣の女性と夫が仲睦ましげに肩を組んでいた。

 

彼女はその時初めて夫が浮気をしていることをした。だから騒音のことで、小説に集中できないから引っ越したいといっても、

 

夫を取り合ってくれなかった。そして自分好みでないプレゼントが置いてあることを知っていた。

 

しかし騒音には耐えられなかった。はしごを使って上に上がり、女性を刺した後、夫に梯子が降りていることを話し、上の部屋へ行った。

 

夫は何の疑問も持たず、上の階の女性の様子を確認しに行ったが、その時紘子は夫を殺害した。そしてスマホ遺書残した。

 

彼女にとっては、騒音と夫がいなければ、小説を書くことに集中できる。だから彼女からは喜びの色が溢れていたのだ。

 

そして隣の女性の話をした時、その中に怒りの色が混じっていたのだ。

 

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朱梨の運命を変えた15年前の事件

風早は雲川に、朱梨に15年前に起きた事件のことを聞いた。それはとてもショッキングなことだった。

 

朱梨と、姉が帰宅すると家の中がめちゃくちゃになっており、リビングで両親が殺されていた。

 

そして犯人はその後逃走してしまったが、自責の念に駆られたのか、彼は自殺して見つかった。

 

犯人もまた、朱梨の父と同じく警察官だった。その後警視庁の平安と話をした、風早は事件のことを聞いた。

 

確かに15年前に事件があったと言う事は、警視庁も把握していた。そして朱梨がこの事件をきっかけに、

 

人の感情の色が見えるようになったと言う事実を、確認するために風早に、適当な理由をつけて内定調査をさせていた。

 

その後朱梨から、直接事件について聞くことができた。受験当日は、新しいシューズを買って喜んで帰宅する時、

 

途中で帰宅する姉と一緒になった。そして2人で家に入っていくと、玄関の様子がおかしかった。

 

そして最初にリビングに入ったのは姉だった。そして朱梨にリビングに入ってこないように注意をした。

 

その時に2階から犯人が降りてきた。犯人はてに凶器を持っていた。瞬時に姉は妹をかばい背中押されてしまった。

 

一命は取りとめたものの、朱梨にはこの事件のショックで人の感情の色が見えるようになったが、

 

逆に姉の感情は全てとざされてしまった。だから、朱梨はより多くの人の感情を読み取ることにより、

 

いつか姉の感情もわかるのではないかと思っている。だからこそ事情聴取の時でも、クレヨンを持って感情を書き表している。

Twitterの反応

確かに今までの刑事ドラマと違う切り口で、面白いと思います。ただ色チャートがないと、

 

朱梨が書いている絵の意味がすぐにわからないのが、残念ですが、人の目が映ったときに、

 

感情が吹き出してくるように色が出てくるのは面白い演出だと思います。

 

しかし今回の事件は、自分の邪魔になるものを排除したかっただけ。そんな単純な理由だったと思います。

 

小説をパソコンで書くときに手袋をしていましたが、手袋をするとキーボードの感覚が鈍るのではと思いましたが、

 

もしかして刑事たちが訪ねてきたときに、いつも手袋をして作業していると言う、アリバイ工作だったかもしれません。

 

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