TBS金曜ドラマ「恋する母たち」女たちのそれぞれの選択
優子が千葉支店に出向になって、2年が経過した。取締役員として本社に戻ることになった。
その間に杏は斉木と言う新しいパートナーと、結婚し幸せな生活をしているはずだった。
そして、まりはやっと離婚を切り出すことができ、長男のアシストもあり離婚を成立し、丸太郎と再婚することができた。
コンテンツ
うまくいかない杏
杏は斉木との生活に不安ばかり覚えていた。それは子供を流産した時から、心の中にわだかまりとして残っていたが
折に触れ、斉木が放つ言葉が杏の気持ちをより一層不安にさせていく。しかし話し合おうとしても取り合ってもらうこともできない。
そして、いつもの場所でまり達と話をするが、千葉にいる優子はパソコンからのリモート参加だった。
そこでそれぞれの近況報告をするが、杏は自分の話になると口ごもってしまった。今の状況がうまく説明できない。
ある日筍ご飯を作った時、おかわりを勧めたが、あまり気乗りしないようだったが、ひと口だけもらうとおかわりをしてくれた。
しかし、斉木はたけのこを避けて食べているの気づいた。杏はたけのこが嫌いなのかを聞いてみると
別にそんな事は無い。と言いサルトルの散歩に出かけてしまった。サルトルは何かあるたびに、散歩に行くので疲れきっていた。
短い散歩で終わるはずだったが、なかなか帰ってこない。迎えに行こうとしたら帰ってきた。
うっとうしい女
帰宅した斉木に、杏は不安な気持ちをぶつけるが、今まで一人暮らしが長かった分、自分の気持ちを相手に伝えることが難しいと言う。
そしていつでも完璧な杏に、時々自分が情けなくなると言う。そしてそんな時は杏のことがうっとうしくなる。
はっきりとそう言われた杏はとても傷ついた。自分は一生懸命に夫に尽くしているつもりだったが、それが「鬱陶しい」行為だと思われていた。
そんな時、働く不動産屋に元夫がやってきた。最近になり記憶が戻ったと言う。
そして杏は思い切って聞いてみた。自分は鬱陶しい妻だったか?言葉を濁す元夫に本当のことを教えて欲しいと頼み込んだ。
すると、あなたは完璧な人であり時々自分が情けなくなることがありました。と打ち明けてくれた。
きっと斉木も、同じように感じているのだろうか。その時お店に、突然降り出した雨に杏を迎えに斉木が来た。
杏の決断
なぜ元夫と一緒に店にいたのか、問い詰められた杏はほんとのことを話したが、斉木は疑心暗鬼になっているようだった。
そして、杏は元夫なら自分がどんな妻であったかわかると思って。といい、斉木も同じような気持ちを抱えていると分かった。と話したとたん
もう2人は夫婦としてはやっていけないことが目の前に見えてきた。幸せになるために結婚したが、一緒に暮らすことで見えてきた事は
お互いが別々の人生を歩んでいること。別々の方向向いていること。だから1つの部屋で生活する事はお互い辛いと言う選択だった。
そして悲しいけれど、安は離婚することを提案した。斉木も自分なりにうまくやっていこうと努力しても、
全てが裏目に出てしまい、うまくやっていけないことに気づいていた。そして杏の気持ちを追い詰めていたことを謝罪した。
そして2人は、再び別々の人生を歩き出したが、ある時杏が川沿いにあるベンチに丸太郎が座っているのを見つけた。
駆け寄り、まりの友人だと言うとすぐに隣に座るように誘ってくれた。そして、愛していてもうまくいかないことある。でも時に同じことを考えていることがある。
つまり結婚と言う形が向いていなかっただけで、違う形でなら2人の人生はうまくいく可能性があると杏にアドバイスをした。
ちょうど斉木が1級建築士に合格したところだった。その言葉を聞いた杏は、斉木の職場に走り出した。
そして仕事中の斉木に、夫婦としてはうまくいかなかったけれども、あなたが独立したときには私を秘書として雇ってください。
とお願いした。長らく不動産屋で勤めていたので、建物を査定する資格や建物に関わる資格を持っているので、何かの役に立つと思うと一気に話した。
すると斉木が、ちょうど今日これができてきたので、明日にでもあなたに会おうと思いました。
そこには、「斉木建築事務所 秘書 石渡杏」既に印刷されていた。斉木も同じ方向を見ていたのだ。
これからは仕事のパートナーとして、同じ道を歩ことになった。そしてうっとうしかった杏の完璧さは
秘書と言う役割で、十分に発揮されるものであった。そのため斉木は仕事に打ち込むことができた。
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