「家政夫のミタゾノ」season5,6話『金色の郷』の理想郷の真実とは!?

ミタゾノと素子は老人介護施設、『金色の郷』に翌日派遣されることになった。光がネットで調べると

 

まさに『理想郷』だった。お金のある老人が有料の施設に入り、その世話をする若者は無料でそこに住むことができる。

 

しかし、ミタゾノはいつものように鼻で笑い、意味ありげにその日は帰っていった。

 

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住んでいる老人の手の謎

翌日「金色の郷」へ行くと、ピンクの髪をした『ヤングリーダー』だという島津が出迎えた。

 

なんでも、女性スタッフが突然やめてしまい、人手が足りなくなり、ミタゾノたちに依頼が回ってきた。

 

施設の中では、老人とそれを支える若者たちで活気づいているように見えた。しかし、ミタゾノは老人の一人森田の手が気になった。

 

金のオメガの時計をしているのに、爪の間は黒く汚れている。同様に他の老人たちも爪は黒く汚れていた。

 

そして何より驚いたのは、施設内「購買」の商品がとてつもなく高いこと。カップラーメン1個1000円。

 

それでも老人たちは、ここを出られないから仕方がないと言って買っていくのだ。ミタゾノは爪の間の汚れの落とし方を教えたが、

 

翌日も老人たちは爪を黒くしていたが、森田が「時計がない」と騒いでいた。そして一緒に部屋を探すも見つからない。

 

しかし、ミタゾノは気づいていた。森田が「認知症」であることを。部屋中に貼られた付箋がそれを示しており、

 

森田も「腕時計は売った」と認めた。そして、ミタゾノたちは休憩室に突然やめた女性の部屋を当てられた。

 

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日記に書かれた真実

ミタゾノは自分たちの休憩室に、放置してあった彼女の日記を見つけた。そこには「オーナーといることはできない。」

 

と、オーナーと恋人関係であったことを示すような内容があり、「もうこんなところにいられない」という記述があった。

 

急いで日記を取り上げる島津。そして、島津とオーナーが何か隠し事をしているかのような会話を盗み聞きするミタゾノ。

 

そんな時施設でボヤ騒ぎが起こり、みんな外に避難したが一人だけ老人がいなかった。

 

ミタゾノは得意のダッシュで救出に向かうと、老人を抱えて施設から出てきた。幸い何事もなかったのか、

 

施設は無事だったので、みんな中に戻ることになった。しかし、島津は老人の一人が倉庫に入ったのを見た。

 

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倉庫の中が本当の理想郷

ミタゾノが倉庫を開けると、床に床下収納らしき蓋があった。そこを開けると会談になっていた。

 

このあたりには戦時中の防空壕があるらしいのだが、降りていくとそこはカジノ場になっていた。

 

そして、施設を飛び出した女生と、つい先日行方不明になった女性が「バニーちゃん」となって働いていた。

 

そこは、老人たちがたまたま見つけた、昔の地下のカジノ場だった。そこで老人たちは夜な夜な不要になったスロットマシーンなどを運び込み

 

施設を大きくして、お互いが持っている金目の物を賭けては遊んでいた。先日なくなった森田の腕時計も、負けてしまったためなくなったのだ。

 

そして、施設には以前から行方不明者が出ているといううわさがあったが、その真相はカジノでの負けが込み、

 

カジノで働くため表に出る人がいなくなっていた。そして、老人たちの手が汚れているのも、コインを手の中でじゃらじゃらと動かすためで

 

虐待が疑われたあざなども、スロットで負けてしまい、機械にやつあたりしたアザだった。

 

オーナーはこのカジノの存在を知らず、老人たちは若者に世話されて、惨めな思いを毎日している気持ちを

 

カジノで晴らしていたのだった。そして、オーナーと島津が隠したかったのは、購買での不当な利益など

 

金周りのことだった。やはり理想郷と言っても、老人扱いされたくない人たちには窮屈な施設の様だった。

 

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~余談~

いつもミタゾノさんがパチンと、指を鳴らすとストップモーションになるのですが、今回はボヤ騒ぎの後、

 

皆さんが施設に入る場面でしたが、向かってミタゾノさんの右側の女性が「止まりきれていない」

 

ゆらゆらとしているところが、逆に一生懸命さが伝わり面白かったです。他にも何名か動いてましたが、

 

やはり「体幹」がおとろえると、ストップモーションは難しいのでしょうか!?

 


 

2022年4月スタートテレビ朝日ドラマ

 

 

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