「家政夫ミタゾノ」season5、4話引きこもりの息子とタイムリープの謎
テレビで今人気の「社会学者」有馬祥子。彼女は今の子供たちには、世界とのコネクションを作ってあげることが大切。
と言い「セカコネ」という言葉で、ワイドショーにもよく出演していた。今回の依頼先はその有馬の家だった。
結家政婦紹介所では「あの頃に戻りたい」という話でもちきりだったが、ミタゾノは意味深な言葉を残し仕事に向かった。
コンテンツ
有馬が隠したい事実
有馬は本の出版や、メディアへの出演など忙しい毎日を送っていたが、家には執筆を手伝う木原と、
原稿の上がりを待つ、編集者の都築がいたが、何やら都築と有馬が怪しげなやり取りをしていた。
ゴシップ記事が、有馬の息子の取材をしたいらしいが、有馬は「息子は海外にいる」と断るように指示して、
2階に上がっていったが、話しかけたドアの向こうには息子がいた。そしてSNSを見る母有馬。
「今日ですべてを終わらせる」これは息子の投稿なのか・・・!?そんなやり取りの直後にミタゾノたちは到着した。
有馬は水回りの掃除と、食事の支度を頼み、絶対2階へは上がらないように指示をした。
しかし、そんな指示を聞かないのがミタゾノ。素子がリンゴを向いているうちに2階へ行き息子を見つけてしまった。
そして、いったん引き上げ都築と有馬の会話を聞いてしまった、ミタゾノと素子。気を取られているうちに、
素子はアップルパイのためのリンゴを焦がしてしまった。するとミタゾノは焦げたリンゴを「タルトタタン」に蘇らせた。
「世界一の失敗作」と呼ばれるタルトタタンはとてもおいしかった。そのあと、ミタゾノたちが2階へ上がり
息子の部屋に入ってしまうが、息子と素子がもみあっているうちに、2人は本棚の下敷きになってしまった。
主題歌
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過去作品
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タイムリープが始まる
そこで有馬は目が覚めた。時計を見るとまだミタゾノたちが来る前だった。なんだか違和感を覚えながらも
ミタゾノたちを出迎えるが、食事の用意だけでいいと、清掃の指示は出さなかった。そして素子は水回りの掃除中に
リンゴを焦がしてしまい、「タルトタタン」が出来上がった。3人はデジャヴを感じながらもタルトタタンを食べていた。
確かに3人とも食べたはずなのに。しかし、今度は息子が2階から24年ぶりに降りてきた。
有馬が仕事に夢中になり、夫が愛想をつかして家を出てから、引きこもりとなり24年が経ったのだ。
しかし、階段を下りる途中で、息子は転落し階段を転げ落ちてしまった。
編集社からの電話でタイムリープの謎が解ける
またもやそこで目を覚ました有馬。時計はミタゾノが来る前だ。そして光も手伝いに来ていたが、
指示をして去っていく3人の首にはあざが・・・。「かなりのこっちゃいましたね。」と素子たち。
そして木原と有馬は、「タイムリープの謎」を考えていた。どちらも息子がけがをしたときに起きている。
しかし、それは息子がミタゾノに頼み仕組んだ「タイムリープ」だった。都築が編集社から原稿を催促され、
家の時計は10時なのに、すでに15時を過ぎていることをしってしまった。そこで種明かしをした。
息子は誰かが自分を殺そうとしていると感じていた。それは母と都築が再婚をしようとしているが、自分が邪魔で殺そうとしていると考えた。
すると、都築はナイフを取り出し、本棚にしてあった細工も、階段の細工も自分の仕業だと認めた。
しかし、ミタゾノがナイフを振り落とすと、手が木原にあたった。そこで謝りながらポケットあたりをパンパンすると
「あら、こんなものが」とボイスレコーダーを取り出した。都築はゴシップ記事に息子のことを打ったのは木原だと疑ったが
訂正する木原をよそに、一斉にメールが入り「記事の謝礼として5,000円振り込みました」
と書かれていた。木原はアシスタントだが、実は有馬の本はほとんど彼女がゴーストライターとなりかいていた。
しかし、有馬からは一銭ももらえず、その腹いせに引きこもりの息子の記事を売ったという。
そんなやり取りを見ていた有馬は、やっと本心を話した。テレビでは子供を世界に出すように言っているが、
自分の存在意義がなくなるから、息子には引きこもりのままでいて欲しかった。しかし、息子は「今日で終わりにする」とつぶやいたのは、
仮想世界が完成したのだ。10歳で引きこもりずっと作り続けていた世界。しかもすでに世界で話題になり、
引きこもりながらも、自分で収入を得ていた。息子は母から自立したいと思い、バッグを用意していたのを
ミタゾノが見つけ、このタイムリープに協力し、自分が家から出る口実として、犯人探しをしたのだ。
そして、有馬に「どこに僕がいても、お母さんはお母さんだから」と言葉をかけた。息子は知らないうちに「セカコネ」を実現していたのだ。
さらに、母の再婚も祝福した。都築は犯人ではなかった。家から出したくない有馬がやったことを、自分がしたこととして罪をかぶっていたのだった。
「家政夫ミタゾノ」season5,主題歌、脚本、キャストなど
「家政夫ミタゾノ」season5、1話、私立高校運営の家庭に派遣されたミタゾノ
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