「モトカレリトライ」6話、秋のいちご狩りで思わぬ邪魔が入る
蜜と楓はやっと中学からの初恋を実らせて、充実した夏休みを送っていた。そしてあきになり、
友人たちといちご狩りにいくことになった。もちろん楓の友達和葉も来たが、やってくるなり、
「彼女出来ました」宣言をした。なんとその相手が、蜜の友達のりかだという。驚くのりかをよそにいちご狩りが始まった。
コンテンツ
なぜかそこにいる仁和
2人はいちご狩りを楽しんでいた。それを遠巻きに見る和葉と仁和。それぞれに蜜への思い、楓への思いを抱えている。
そして、いとこ同士である二人に遠慮はないのか、仁和は和葉に楓が高校の時に初恋の蜜の話しを聞いて好きになったことを
少し馬鹿にしたような物言いをしてきたが、和葉は蜜の幸せが優先なので、邪魔はしないという。
しかし、仁和は納得がいかない。今回も誘われてもいないのについてきてしまった。楓にまだ未練があるからだ。
そして、何とか楓と二人きりになろうと、一緒に買出しに強引に連れて行ってしまった。
その間、なぜか蜜に心理学の教授から、楓の心境に関して講義が行われた。楓はどう思って仁和と買出しに行ったのか。
そして、2人が戻ってきたが、今度はチャンスを狙って仁和は蜜と二人きりになった。
仁和の目的
仁和には「元カノ」としてのプライドが、いきなり現れた蜜を許していなかった。特に突然姿を消した蜜に対して、
相当な思いがあるらしい。高校入学当時は蜜が突然いなくなり、気落ちしてしまいそれを励ましていたのが仁和。
そして、怪我で大好きな野球をあきらめなくては行けなくなったときも、そばで楓を支えていたのは仁和。
全て仁和が今の楓に立ち直らせたという自負があるからこそ、勝手に姿を消して、また姿を現し楓を奪った蜜を許せなかった。
そして、自分よりもかわいくない蜜だということも許せない原因のようだ。そしてファッションセンスもない！！
と、言い切ると、それは夏休みに楓が蜜の為に選んでくれた服だった。しかし、蜜も気持ちを切り替えて何とか前を向こうとしていた。
仁和の心の区切り
仁和は勝手にいちご狩りについてきたが、ところどころで「ストーカーに付けられている」と楓や和葉に助けを求めていた。
その人物は、時にはスケッチしていたり、双眼鏡で楓たちをみていたり。確かに怪しかった。
しかし、男性たちが詰め寄ると、ストーカーではなかった。仁和の新しい彼氏だった。仁和は楓に未練がありながらも
すでに新しい彼氏がいたのだ。それを隠してストーカー扱いをしていた。仁和も気持ちの整理がついたのか、
新しい彼ということを認めたが、まだもう少し蜜に対して許せない気持ちを持っていそうだ。
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