「モトカレリトライ」3話、フィルム付きカメラを捨てるはずが・・・。
蜜は楓のことを忘れたかった。しかし、住んでいる場所も隣で、学校内でも合うことがあるので、
なかなか「忘れる」ということができない。そんな時に楓の高校からの同級生の言葉が胸に刺さった。
山下が高校の時に、楓に「彼女を作らないのか？」と質問したその答えとは！？
コンテンツ
楓が彼女を作らない本当の理由
山下が高校時代に、楓に聞いたとき答えが返ってきた。「中学校の時の彼女が忘れられない」
というのだった。忘れられなくなった理由も、楓が部活に集中するために、距離を置こうと提案したのだが、
楓に別れを告げることなく、蜜は引っ越してしまった。だから、楓が蜜を探したときにはもういなかった。
だから余計に楓の気持ちのなかで、蜜が残っていて消えないでいた。蜜は初めて知る事実だった。
自分は楓に「振られた」と思い込んでおり、今の楓の態度に戸惑うばかりだった。
今の楓の狙い
そんなことを聞いても、楓から「もうめちゃくちゃにこわしてやりたい！！」と言われたばかり。
でも、実際は楓は蜜のことが好きすぎて、いった言葉を訂正できないまま、学校内であっても影に隠れてみているだけだった。
山下は楓のこじらせた恋心をどうにかしてあげたい。と思うが、元彼の仁和がまだ楓をあきらめきれないでいた。
そのため、勝手に食事を作りに来たりしていたが、楓の気持ちも限界を迎えていた。つい仁和にあたってしまった。
蜜は沈んだ気持ちで歩いていると、男女の集団から声をかけられて、カラオケに来てしまった。騒ぐ周りをよそに、
来たことを後悔していたが、最後までそこにいるしかなかった。そして、帰りにその中の一人が家まで送ってくれた。
捨てられなかったフィルム付きカメラ
蜜は楓のことを忘れようと、唯一現像しないまま「宝箱」に入っていた、フィルム付きカメラを捨てようとした。
しかし、捨てることができずに、現像に出していたが、そこには楓との思い出が詰まっていた。
カラオケ帰りに送ってもらった蜜は、「水が欲しい」という男性に言うとおりに、玄関を開けて水を上げようとした。
しかし、男性が無理やり部屋に入ろうとしたため、必死で追い返そうとしたが、楓がそこに来て男性を追い返してくれた。
「簡単に男性を部屋に入れるな」と言われながらも、楓は蜜の部屋に上がり込んだ。そして、テーブルにあった写真を見ていた。
それは、楓も忘れかけていた、中学の時の思い出だった。蜜は改めて楓に自分の気持ちを伝えた。
「楓が好き」、楓も自分の気持ちを素直に伝えた。会えば会うほど好きになってしまう。「俺も蜜が好き」
というと、蜜からキスをした。二人はキスをしていたが、楓の手が蜜の服に手が伸びたとき、蜜がそれを拒んだ。
「お互い初めてなんだし」というと、楓は「俺、初めてじゃない」と初めて知る真実にぽかんとしてしまった蜜。
仁和が元カノということは、楓が初めてじゃないこともうなずけるが、蜜は楓しか付き合ったことがなかった。
これから、二人のお付き合いは本格的になっていくのか。
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