「日本沈没」6話、新たな復興計画に、財務大臣里城の陰謀か?田所逮捕

田所が「1年以内に関東は沈没するかもしれない。でもそれは明日かもしれない」という言葉を信じ

 

強行手段に出た天海は、環境省などを追われ職を失うことになったが、それが良かったのか、本当に関東沈没は起き

 

多くの命が助かった。ただ同じ仲間だった石塚の妹は犠牲となってしまった。しかし、今回田所は新たな見解を打ち出してきた。

 

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孤立した避難所へやって来た総理

天海が石塚に申し出をし、孤立した「避難所」が各地にあると知った政府。そこで動いたのは、天海の行動を不審視していた常盤だった。

 

天海は自分が職を追われても、友人である常盤を巻き込むことなく、全てを自分で背負ったことを思い知った。

 

そこで、常盤のはからいですぐに支援物資と、総理の慰問が実現し、天海は新しい関東復興のため、環境省に戻ることを許された。

 

復興に向けて「新エネルギー」を利用した街づくりが提案された。自然エネルギーで動く街づくり。そこへ向けて計画を練っていく

 

「日本未来推進委員会」しかし、そこに思ってもない記事が世に出ようとしていた。「関東沈没の原因は未来推進委員会設置のCOMSが原因」

 

そのゲラを読んだ総理や天海たちは、この記事の出所を探るため、椎名を利用した。するとやはり里城がこの記事を出版社に持ち込んだことが分かった。

 

その頃、田所はモニターにくぎ付けになった。自分が一度「関東沈没はもうあり得ない」と否定したのに、

 

あの一度の沈没で、地底の地盤に変化が生じ、名古屋で地震が起きたことをきっかけに、各地に「スロースリップ」が観測され、

 

その数はどんどん増していた。それは【日本沈没】を意味していた。それを天海たちに伝えると、総理は関東復興を休止した。

 

そして、日本国民が避難するには、海外へ「移民受け入れ」をしてもらうことが必要だと、内密に準備を進めていた。

 

■関連作品

原作小松左京

「日本沈没」

※1973年刊行

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※1973年映画版

「AmazonPrimeVideo」にてレンタル作品

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※1974年テレビドラマ


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※2006年草彅剛、柴崎コウ出演映画

 

ぬぐえない里城の疑問

里城は最初から田所をよく思っていなかった。「インチキ学者」呼ばわりし、関東沈没も信じていなかった。

 

しかし、事は実際に起きてしまった。そのため今まで政界で裏の実権を握っていた里城は、実験が東山総理に移った事を

 

なおさら面白くないと思ったのだろう。田所の身辺調査を始めたところ、以前田所に出資していた会社が、海外に広大な土地を購入し始めていることが分かった。

 

日本が沈没するかもしれないことは、まだ内密であり、外に漏れていない段階で、すでに大手企業が海外の土地を買いあさる。

 

この情報源は田所しか考えられない。と、彼への不信感を募らせていった。

 

しかし、総理も未来推進委員会も止まることは許されなかった。関東沈没が「1年以内」と言われ、実際はすぐだったことを考えると

 

早急に「移民」受け入れ先を探し、関東復興資金を移民計画に回す必要があった。

 

■関連記事

石塚のつてのオーストリア

石塚の父もかつては政治家であり、元オーストリアの首相と今でも交流があった。信頼できる人物として、内密に天海と面会することにした。

 

元首相はすべてを秘密にすると約束し、話しを聞いたうえで「移民」受け入れはできない。と断って来た。

 

一筋の光がそこで途絶えてしまった。しかし、立ち止まるわけにはいかず、次なる手段は大手企業の海外進出。

 

発展途上国では、日本の高い技術を欲しがっている。そこを利用して、日本の大手自動車メーカーなどの海外進出と共に

 

「移民」受け入れを了承してもらう考えだった。しかし、その計画を進めようとしたとき、田所が逮捕されたと報道された。

 

もちろん、裏で手をまわしたのは里城。今まで地底の観測をしていた田所を失い、沈没の可能性を予知できる人材を失った日本はどこへ向かうのか!?

 


 

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