「みなと商事コインランドリー」5話、いなくなったあきらと心配な慎、佐久間先生への思いは?

あきらは名前を呼ばれて、過去が一気に蘇った。まさか好きだった佐久間先生が、槙の担任になるとは…。

 

あの時言えなかった言葉がこだまする。今でもまだ言えない言葉。槙の好意は嬉しいが、自分の気持ちはまだ佐久間先生にあるのか?

 

それを確かめて、過去にけりをつけないと前に進めないあきらがいた。

 

コンテンツ

またいなくなったあきら

佐久間先生は、産休に入った担任の代わりに、慎のクラスに赴任してきた。あいさつもそこそこ、なにも反応がない生徒。

 

1人が背中に何かついていることを指摘した。それは前日に遊びに来ていた姪っ子の絵。背中に貼ってあるのを知らなかったらしい。

 

そして、出席をとろうとすると、名簿の上に筆箱ではなく、リモコンがあり「間違えて持ってきてしまいました」

 

と、初日からかなりの天然ぶりを発揮していたが、慎の心はここにあらずだった。あきらへのメールにまた既読がつかなくなった。

 

お店に行っても閉まっており、あきらのことばかりが気になる。その頃あきらは船のうえにいた。

 

佐久間先生に再会したことで、あの時口に出来なかった思いが蘇り、1人傷心旅行に出かけていた。

 

その間に慎から山のようにメールがきていた。しかし、それに返信する気持ちになれずにいた。

 

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うわの空の慎

慎は我慢できなくなり、あきらのことをどう思っているのか、佐久間先生に問いただそうとして、明日香に止められた。

 

お店を再開すると、明日香が訪ねてきた。慎のことを正直どう思っているのか聞いていると、慎が来て2人で何を話しているのかと、やきもちを焼いていた。

 

明日香は何事もなかったように帰っていった。そして慎は自分がどれだけ心配していたか、あきらに伝えると、

 

旅行に行ったお土産だと言って、Tシャツをくれた。その胸には「もやし」と書いてあり、ちゃんともやしの絵も書いてあった。

 

今日のところは、あきらが元気でいることを確認して、素直に帰っていった。しかし家に帰ると、妹の桜子が新しく来た塾の講師について、

 

とてもイケメンだけど、何を考えてるかちょっとわからない。とうれしそうに話しているが、慎はうわの空で大量のアジフライをあげていた。

 

さすがに作りすぎだと妹に指摘され、気づくと慎は、コインランドリーの前に立っていた。

■キャスト

話せなかった佐久間先生への思い

慎はあきらが佐久間先生の住所を持っていることを知って、過去の思いにケリをつけてきてほしいと思っていた。

 

あきらもそのつもりで先生のアパートを訪ねたが、過去の写真を見せられて、思い出が蘇るだけで何も言えなかった。

 

あきらを水泳部に誘ったのは、佐久間先生だった。学校の裏でタバコを吸っていたあきらを水泳部に勧誘してきたのだ。

 

そのことを思い出し、水泳部のコーチになってほしいと、佐久間先生に頼まれてしまい、自分の思いを言えないまま帰ってきた。

 

そこに慎がアジフライを持って待っていた。2人で食べようと用意していると、あきらは動揺してお茶をこぼしてしまった。

 

慌てて片付けようとするが、乾燥機のブザーが鳴った。「洗いたてのシーツはいい匂いがする」と慎に匂いをかぐように勧めるが、

 

慎に近づこうとしたときに、膝を踏んで転んでしまった。とっさに慎が下敷きにてくれたおかげで、あきらは怪我はしなかったが、

 

シーツに包まれてしまったあきらが、顔を出すと、逆に慎が上にきて、あきらの体に絡まったシーツの匂いをかぎだした。

 

そして「手触りを確かめている」と言いながらシーツを撫で出した。あまりにも危険な状態にあきらは慌てて起き上がった。

 

慎はいつも積極的だ。そんな彼に翻弄されながら、あきらは過去 の 思い に ケリ を つけ られる だろうか ?

 

そんな時 コインランドリー に ある 女性 が 訪ねて きた 。 この 人物 は 誰 なのか 何か ?

 

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