「みなと商事コインランドリー」1話、アキラと慎の出会い方
アキラは会社勤めをしていましたが、あまりにもブラック企業で、体調崩してしまいました。
そしてそのタイミングで、祖父がコインランドリーを営んでいましたが、引退すると言うことでアキラはそこを継ぐ事にしました。
街の中の社交場でもあるコインランドリーを、彼は引き継ぐことになり、日々手入れなどを怠らず、いつも人が集まる場所となっていました。
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慎との出会い
いつもはお年寄りが多いコインランドリーですが、珍しく高校生のお客さんが来ました。
しかし彼はお金を入れても洗濯機が動かないことに、アキラを呼びました。その時に先にときめいたのはアキラでした。
慎のあまりにも完璧すぎるルックスや、甘いフェイスなど、どれをとってもあきらの好みだった。
しかしその思いを悟られてはいけないと思い、逆にそっけなくしました。しかし慎は自分が怒らせてしまったのだと思っていました。
そして翌日になると、彼はまたコインランドリーに行きました。そして昨日のお礼です。と言って袋を手渡した。
中には手作りのクッキーが入っており、アキラはそのおいしさに感動しました。そしてそれがまた慎の手作りと知り再びびっくりしました。
しかし慎は「甘いものが苦手」と言う理由でそのクッキーを食べていませんでした。そこでアキラも本当のことを打ち明けました。
「実は俺も甘いものあんまり好きじゃないんだよね、今度来る時は酒のつまみになるようなものを作ってきてくれ」
と、本当のことを言うと慎は、翌日もコインランドリーに来て、アキラが好みそうなお酒のつまみを作ってきてくれた。
しかし彼はなんだか距離が近い。どうしても自分のテリトリーを超えてくる。そこでアキラは告白することにした。
アキラの告白がさらに彼を喜ばせる
アキラは「俺はゲイだから」とさらりと言ってみた。しかし慎にはそんな事は関係ないようだった。
さらにアキラとの距離が近づいてしまった。アラサーの自分と、高校生がこれ以上近づいてはいけない。
そう心に決めて、アキラは距離を保とうとしたが、なかなかできなかった。それは慎が受験生でありながら、
家庭環境が8人家族と言う大家族のため、コインランドリーだと集中して勉強ができると言う理由で、
慎はコインランドリーに頻繁にやってくるようになった。そして必ずアキラと何か話して、帰っていくようになった。こうして2人の交流が始まった
出会いからリードされているアキラ
出会って間もなく「ゲイ」だと告白したアキラ。しかし慎はまるで気にしていなかった。
むしろそうであることを喜んでいたようだった。そして、アキラにキスするようなそぶりを見せたりして、
完全に慎に主導権を握られてしまったが、相手は高校生ということで、アキラは何とか自分を保っているが、
慎は軽くそれを飛び越えて、アキラに近づいてくる。とりあえずは夜勉強するときは、コインランドリーにいてもいいことになった。
とてもうれしそうな慎を見ていればうれしいが、ちょっと複雑なアラサー男子のアキラ。
慎は次はどんな手でアキラを翻弄するのだろうか!?
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