大人気コミック「鬼滅の刃」今さら聞けない初歩知識

今や『ワンピース』に次ぐ人気を誇るコミック【鬼滅の刃】

これから「読んでみよう！」「話題になっているけどどんな話し？」

という方のために、初歩的なことを振り返ります。

物語の時は平安時代へとさかのぼります。そこから千年の歴史を経て大正時代へと話しが移ります。

 

コンテンツ

鬼の誕生

 

時は平安時代。

【産屋敷家】に病弱な青年がいました。

あまりにも病弱で床に伏しており、20歳までは生きられないだろう。

と言われていました。しかし、なんとか生きながらえる方法はないものか・・・？

と、様々な医者に診てもらいますが、皆答えは同じ。

青年は病弱でしたが、ひどいかんしゃくもちでした。ある時、いつものように新たな薬の調合をしている医師に切りかかり

無惨にも、自分を救ってくれるかもしれない医師を殺害してしまいました。

 

そして、青年はその「最後の薬」を飲んだところ、自分でもわかるように

体に筋力が付き、体調もとてもよくなってきたのです。

しかし、弱点がありました。それは「太陽を浴びると体にダメージが出る」ため

日中外に出ることができなくなりました。

そして、他にも変化がありました。通常の食事ではなく「人」の肉や血を体内に入れないと生きていられないのです。

こうして人喰い鬼、【鬼舞辻無惨】が誕生しました。

そして、彼は永遠の命と、自由を手に入れるため、「青い彼岸花」を探すようになりました。

それは、最後の医師が薬の調合に使っていた花。それが手に入れば日光を克服できるかもしれないからです。

 

 

産屋敷家のその後

 

鬼舞辻無惨という【鬼】を誕生させてしまった家系「産屋敷家」は呪われた家系となりました。

その家系に生まれる男性は皆30歳まで生きることなく、亡くなっていくのでした。

ある時、神職からの提言で

・鬼を撲滅する部隊を結成すること

・妻は神職の家からめとること

その助言に従い、鬼を退治しいずれは「鬼舞辻無惨」を死に追いやる部隊【鬼滅隊】が誕生しました。

 

そして、何とか千年近く「産屋敷家」は続きますが、ここ100年ほど鬼との戦いは進みません。

その戦いが「竈門炭治郎・禰󠄀豆子」兄妹の登場で大きく進展し始めました。

【鬼滅隊】は「最終選考」に生き残った者だけが入隊できる特殊な部隊です。

そして、その最終選考に参加するには【呼吸】の使い手であることが必要になります。

そして、呼吸は現在9種類。

・水の呼吸

・蟲の呼吸

・炎の呼吸

・音の呼吸

・霞の呼吸

・恋の呼吸

・岩の呼吸

・蛇の呼吸

・風の呼吸

炭治郎は留守中に家族を鬼に襲われ、玄関先で瀕死の状態で唯一息のあった禰󠄀豆子を背負い助けを求めます。

そこに現れたのが「水の呼吸」の使い手富岡義勇でした。義勇に襲い掛かろうとする禰󠄀豆子でしたが、炭治郎の声でその手を止めます。

義勇は「鬼」になった禰󠄀豆子は、まだ人間の気持ちがあることを察し、殺すことはせず竹のさるぐつわをさせると

禰󠄀豆子はおとなしくなりました。そして、元水柱の鱗滝を訪ねると何かわかるかもしれない。

と、助言をしたのです。それに従い炭治郎は禰󠄀豆子が日光にあたるのを避けながら、鱗滝の家を訪ねます。

 

 

鬼滅隊炭治郎誕生

 

禰󠄀豆子は眠ったまま起きません。その間炭治郎は剣術の鍛錬に励みます。

元水柱の鱗滝の修行なので、水柱の呼吸を習得していきました。

そして、最後に巨大な岩を刀で真っ二つに切り裂くことができ、「最終選考」へ行くことが許されました。

禰󠄀豆子はあいかわらず、ずっと眠ったまま。鱗滝の予想では「他の鬼とは違い眠ることで、体力の回復を図っているのではないのだろうか」

ということで、禰󠄀豆子が入る木箱と、修行を終えた証として「狐の面」を炭治郎へ渡したのです。

最終選考は、とにかく鬼を倒し戻ってくること。20人が選考に挑みますが、戻ってきたのは炭治郎含め5人。

途中、巨大な鬼に出くわしますが、「狐の面」の剣士をすべて食べてきた鬼でした。そう鱗滝の弟子はこの鬼に全員喰われていたのです。

しかし、炭治郎は見事に鬼の首を斬り、鬼のいる道を切り抜けることができたのです。

そして、最終選考に残った者には「隊服」と刀の材料となる猩々緋砂鉄（しょうじょうひさてつ）を選ぶことができました。

その猩々緋砂鉄から刀師が「日輪刀」を完成させるのです。そして、完成した日輪刀は使い手により色が変わります。

・水の呼吸・・・青色

・蛇の呼吸・・・桔梗色

・花の呼吸・・・薄紅色

・蟲の呼吸・・・藤色

・炎の呼吸・・・赤色

・恋の呼吸・・・桃色

・風の呼吸・・・緑色

・霞の呼吸・・・白色

・雷の呼吸・・・黄色

・岩の呼吸・・・灰色

呼吸法から、違う呼吸法が「派生」していくので、種類は多くあります。

ただ、どの呼吸も一つの呼吸から派生したもので、元は「日の呼吸」となり、

 

生まれつき痣をもち、髪と瞳が赤みがかり、代々「花札」のような耳飾りをしているのが特徴です。

 

しかし、その特徴を持つ者は短命で25歳までしか生きられないと言われています。

例外として、継国縁壱は80歳まで生き、そして双子の兄で鬼となった黒死牟を斬ったのち、老衰により絶命し、黒死牟はとどめを刺されないまま、現代まで生きています。

炭治郎が刀を抜いたとき、色は「漆黒」でした。どの色にも、呼吸にも属さないため、未知の可能性を秘めているのか

それとも、才能がないから「漆黒」なのかわかる者はいませんでした。

しかし、この「漆黒」こそが、「鬼滅隊」の歴史を大きく動かしていくこととなります。

 

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アニメ「鬼滅の刃」主要キャラクター紹介「産屋敷」一族

 

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