日本テレビ新ドラマ「私たちはどうかしている」原作安藤なつみ

【3ヶ月で店を立て直して見せる!!】

と、豪語した椿だが、策はあるのだろうか!?

それどころか、大旦那から「お前には店を継がせない!!」

と、断言されている。前途多難だが、それは七桜も同じだった。

 

顧客を調べる七桜

「光月庵」は老舗の和菓子屋なので、昔から贔屓にしている顧客がいる。

その一覧がファイルにまとめられていた。

15年前以上付き合いのあるお客様なら、何か知っているのかもしれない。

七桜の目に止まったのは、老舗呉服店「白藤屋」開業当時からの付き合いらしい。

いつも、同じ和菓子を注文している。七桜は予約が入った振りをした。

しかし、あいにくその日は毎年「光月庵」が大量注文を受けている【祈晴祭】の日。

 

そのため、他の和菓子を作る余裕などなかった。

それならば、自分が作る!!と言い出す七桜だが、椿が「徹夜すればなんとかなる」

と、椿が作り、七桜が「白藤屋」へ届けることになった。

白藤屋に着いた七桜は「今度結婚するのでご挨拶に」と、お菓子を差し出すが

キッチンから悲鳴が聞こえてきた。慌てて、七桜が向かうと、椿の作った和菓子の上に

「赤い染料」が血のりのように塗りたくられていた。

顧客名簿を調べる時、今日子がこっそりと見ていたことに七桜は気づいていなかった。

 

確認する椿

椿は注文が入った時から、「不審」に思っていたのだろう。

それだけ古い顧客ならば、いつ頃注文が入るのか把握しているはず。

しかし、椿の予想外での注文に、七桜が店を出た後電話で注文の確認をしていた。

やはり、白藤屋は和菓子の注文はしていなかった。

 

急いで、白藤屋に向かうもすでに遅かった。

激怒した女将は今後「和菓子の注文はしない!」と言うことで、その場は納まった。

しかし、一番の顧客を失ったことに変わりはない。

嘘をついた七桜を叱るも、顧客を取り戻すことはできない。

帰宅すると、今日子が出迎えた。とても忙しいのにどこへ行っていたのか!?

と、尋ねると、城島が「できた和菓子をチェックする時間はあるんですね」

と、水を差すように口を挟んできた。椿が厨房を去った後、今日子が和菓子に細工したのは間違いない。

それを示すような証拠を、七桜は嫌みたっぷりに「お着物に似合わない真っ赤な爪ですね。」

と、言い放ったのだった。爪の間に入った赤い染料を隠すため、同じ色のマニキュアをしていたのだ。

白藤屋をわざと怒らせ、七桜の責任にすることは失敗に終わった。

 

 

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