日本テレビドラマ「私たちはどうかしている」七桜の強い決心

七桜は、ははの無念を晴らし、真犯人を世にさらすことはできなかった。

ずっと七桜を見守ってきた多喜川が聞いた。

「光月庵に戻りたいか?」

すぐに首を横に振る七桜。食事の味は感じないのに、女の子にもらった和菓子は美味しかった。

 

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和菓子を作りたい

七桜はただ純粋に「自分が思う和菓子を自由に作りたい」

多喜川は応援した。七桜が好きな和菓子を作れるように【花がすみ】の出店を手助けしたのだ。

それは、ただ百合子が作る和菓子が好きだったが、15年前に最後になるとも知らず

椿のモチーフの和菓子を、恥ずかしさから買いに行けなかった後悔だけが理由だろうか。

七桜の作る和菓子に、確かな百合子の味を感じるからだろうか…。

父親に「花岡七桜」の応援を頼まれたからだろうか…。

ひょうひょうとしながらも、人の気持ちをしっかり見通す、大地主らしい眼力から

七桜なら1人で、好きな和菓子を作っても、ファンがつく。とすでに将来を見据えていたのではないのか?

 

予想通り、毎年恒例の五月雨亭への和菓子注文を受けた。

七桜の独創的な和菓子が、人々の気持ちを掴み始めたのだ。

ここまで3年、初恋の椿を封印し、和菓子作りに励んだ甲斐があった。

多喜川も、我が事のようにうれしかった。

 

光月庵では?

当然のように今年も「五月雨亭」の注文を受けるつもりだが、忙しい椿にはゆとりがない。

古参の従業員山口に全てを託した。

しかし、五月雨亭直々に、光月庵に今年は辞退する。と言われてしまった。

理由は「花がすみ」という、面白い和菓子を作るお店に、すでに注文すみだという。

店名を聞いて椿は思い当たるところがあるのか、なぜか胸騒ぎがした。

 

一方では、栞が接客するようになり、店が明るくなった。

と、評判は良かったが、城島は椿が和菓子を作らなくなったことが気になっていた。

そして、事あるごとに七桜を椿に思い出させようとしていた。

城島は、椿の気持ちに悔しいけど、七桜がいることに気づいていた。

そして、七桜が火災の日に流産したことを知る数少ない人物だった。

 

意識の戻らない大旦那

火災以来、3年が経つが宗寿郎は持病もあるためか、意識がもどらない。

しかし、これは今日子には好都合だった。

思い通り、長谷屋の栞と椿を結婚させ、椿を正式な跡取りにできる。

そして、もしかしたら長谷屋からの資金援助も受けられるかもしれない。

 

そして、15年前に起きた事件と、3年前の真相を探られることもなくなる。

しかし、椿は一向に栞に気持ちが向かない。今日子がいくら仕掛けても、椿は気付かない。

今日子はかつて自分が、夢を持って一 樹と結婚したが、愛もなく抱かれることもなかった。

せめて、栞には同じ思いはさせたくないのかもしれない。

しかし、気になるのは椿の父は誰なのか

一説には「長谷屋の店主」と、あるがそれでは椿とは結婚できない。

可能性は1人、なにかと今日子側につく、市議会議員溝口。

不貞するには、いい相手かも知れない。

 

 

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