日本テレビドラマ「トップナイフ」仕組まれたDNA検査と、保と黒岩の別れ
以前、病院に突然女性が現れ
「この子保、6歳あんたの子よろしく」
と、男の子を置いて姿を消した女性。黒岩は身に覚えがある女性だが
子供を産ませるような記憶はない。困惑の中、お手伝いさんに手伝ってもらいながら
保との共同生活が始まった。
上靴を忘れた保
保との生活にも慣れ、最初は黒岩はホテル生活をし、保を自宅で泊める日々だったが
保が寂しがるため、黒岩は自宅に帰り、同じベッドで眠るようになった。
保は「5レンジャー」が大好きだ。いつでも自分を守ってくれると信じている。
片時もその小さなフィギアを離さない保。
ある日、家政婦が保を送り出すと、上靴の忘れ物があった。
出勤前に黒岩に届けてくれるように頼むのだった。
学校に到着した黒岩。ちょうど移動教室の時間だったのか
保は後ろの男の子数人から、何度も蹴られていた。
その日は午前授業だったのか、黒岩は保を連れてお昼ご飯を食べに行った。
ドリンクバーが大好きな保は上機嫌。
そして、先ほどのいじめの事を黒岩は質問した。
黒岩の境遇は、暴力を振るう父から母親は逃げたが、妹だけ連れて行き自分は捨てられた。
その父も中学の時に他界し、学力を武器に奨学金を取って高校進学、そして、なんとか小さな地方の医大に合格した。
でも、それでは自分は強くなれない。と海外へ留学し必死に勉強し「世界のクロイワ」というほどに
オペの技術をみがき、自分の強みを持った。
保つにはまだ難しい話しかもしれないが、5レンジャーに助けてもらうよりも
自分を守る武器を持つように、食事をしながら諭すのだった。
仕組まれたDNA検査
黒岩は保への「愛情」を実感しながらも、探偵を雇い母親を捜索し
信用できる海外の遺伝子検査機関に再検査を依頼していた。
ちょうど、探偵からの電話が入ったころ女が突然現れた。
「今度男と一緒に暮らすけど、連れ子も一緒でいいって言われたから保を返して」
最初から最後まで勝手な女。
そして、その後の探偵の調査により発覚したのは、黒岩が保とのDNA検査を依頼した会社へ
女性が手をまわし、父子確立を99%以上で結果を出すように根回しをしていた。
その証拠に、黒岩が個人で依頼していた海外の、検査機関の結果は「父子関係なし」となっていた。
保は母親の元に戻ることとなった。荷物をまとめて朝一緒に家を出る保。
いつでも、「黒岩のつけで好きなだけ飯を食え!!」と励ましたが・・・。
帰って来て見ると、励まされたのは黒岩だった。
眠り込んでしまい、ふと洗面所で顔を洗いタオルが入っている引き出しを開けると
保が大切にしていた、レンジャーの小さなフィギアが出てきた。
「まさか!?」
と、思い、洗面所のあちこちの引き出しや、洗濯機を確認する黒岩。
5レンジャーすべて洗面所から出てきた。
以前、保に「家に怖い場所はない?」と聞かれ「洗面所」と答えたのを覚えていたのだ。
そのため、怖い洗面所から黒岩を守るため、保が5レンジャーたちにお願いしていたのだった。
5体並んだレンジャー。すこし寂し気な黒岩。
東都総合病院の脳神経外科での勤務は、オペの件数で契約しているので
契約したオペが終われば、病院を離れることになる。
しかし、保の存在もあり、日本に残るか、契約を終了するか悩んでいた黒岩だったが・・・。
保がいなくなった今。今後黒岩は病院に残るのだろうか・・・。
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