「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う」8年前の誘拐事件の真相と哲也死の真相
いよいよクライマックスに近づいてきた「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う」
神代は、誤報を確認もとらないで【スクープ】として報道した責任を取り、
テレビ局から去ります。神代は佐島に利用されたのです。
それは直輝を佐島の元へ行かせるため。そのために、佐島は神代に嘘の遺書と真相を話し、利用していました。
コンテンツ
テレビ局を去る神代
絶対にあってはいけない、「嘘の報道」を電波に乗せてしまったことから
テレビ局を追われてしまう神代。向かった先は、佐島が入院する病院です。
直輝の前で大量の薬を飲み、意識不明になった佐島は奇跡的に生きていました。
佐島から今度こそ「真実」を聞こう!ということでしょう。
同じころ、直輝も真相に気付いていました。
わき腹を撃たれたあずさに向かって「いい加減にしろ!!」と言い放つ直輝。
撃たれたはずのあずさは立ちあがりました。
直輝は、コアラ男が2人に向けた拳銃を確認してから、あずさを撃ったことを見逃がしていなかったのです。
すなわち、コアラ男はあずさを殺すつもりはなく、2丁の拳銃を用意し片方には「血のり」が仕込まれていたのでしょう。
8年前の自作自演
あずさは8年前にコアラ男に誘拐され、1億円の身代金を要求されました。
そこで、佐島はテレビを通じて、涙ながらに犯人に訴えたのです。
そして、事件は佐島が犯人に1億円を支払うことで解決した。
と言うのが、世の中の一般的な見方で、この事件により、佐島は「子を想う父」として好感度を上げ
ついには「法務大臣」にまで上り詰めました。
しかし、直輝のたどり着いた真相は違いました。
佐島は自分が好感度を上げるために「でっちあげた」と言っていましたが
本当は、あずさが起こした「自作自演の誘拐事件」だったのです。
父子家庭のあずさは、わがままに育ったようで、その反面兄の一郎はあずさの事をとてもかわいがっていました。
あずさのいうことは、父に代わりなんでも聞いてくれたのです。
あずさはそれを利用して、「お父さんをびっくりさせたいから、私を誘拐して」
と、兄に提案しました。そして、2人で自作自演の誘拐をでっち上げたのです。
事件は思わぬ方向へ
あずさたちにとっては「ちょっとしたいたずら」でしたが、佐島が会見を開き
犯人に「娘を返して欲しい」と涙ながらに訴え、日本中が騒ぎになってしまったのです。
そのため、1週間経ったころ、あずさは自力で近くの公民館へ駆け込み「保護」されたふりをしたのです。
しかし、それに気づいた人物がいたのです。森嶋哲也。
誘拐現場付近の住民が、人が住んでいない建物に「明かり」がついているのを不審に思い
写真を撮っていたのです。それこそが、誘拐されたはずのあずさと、関係ないはずの一郎が楽し気に食事している写真でした。
佐島は事の重大さに気付き、すぐ翌日に「親として謝罪会見を開く」と哲也に約束しましたが
一郎が、哲也を銃殺してしまったのです・・・。
そこから、佐島の自作自演のための偽装工作が始まったのです。
コアラ男とやり取りする写真と、コアラの覆面を山に埋める作業。すべては佐島が仕込んでいたものだったのです。
直輝はさらに怒りに打ち震えました。
あずさが「過去に起きたことはもう戻らない、前を見ていきましょう。私たち二人の未来を」
自分の父を殺害しておいて、あずさはなんとも勝手な言い分です。
直輝は心の哲也と会話しました。そしてあずさ目掛けてナイフを突きつけたのですが・・・
間にいたのはリコ。
「復讐はダメだっていったでしょ・・・」
その場に倒れこむリコ。リコが体を張って直輝が罪を犯さないようにかばったのです。
リコは無事なのでしょうか・・・!?
次回の予告にミスパンダが出ていたということは生きている!?
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