「佐野先生と土岐くん」3話、体育祭の後、藤堂の弟、白雪姫

体育祭で「告白イベント」と言われる、借り物競争に出場が決定してしまった土岐君。

 

しかし結局は、佐野先生が駐車場の警備に当たっていたため、グラウンドから出てしまった。土岐君は失格になった。

 

そして足の治療をしながら、佐野先生も高校の頃「告白イベント」の紙を引いたことを教えてくれた。それは苦い思い出だった。

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体育祭の後

土岐くんは佐野先生も「告白イベント」に参加したが、結局相手に告白することなく、紙を飲み込んでしまった。

 

先生は「あそこで告白しておけば、あの後も楽しく過ごしたかもしれない」と後悔の言葉を口にした。

 

そして顧問であるバスケ部団の練習に行くと、土岐君に勉強を教えてくれた藤堂が、彼が引いた紙のことを聞いてきた。

 

藤堂は土岐君が佐野先生のことを好きだと言うことを知っているので、もしかして「告白イベント」だったかもしれない。

 

と思ったが、佐野先生は紙の内容は知らないふりをしていた。しかし、土岐君は佐野先生の高校時代が気になって仕方がなかった。

 

先生が告白イベントで、告白をしなかったことで後悔している。相手はどんな女性なのか気になっていた。

 

佐野先生の好みのタイプがどういう人なのか、もう体育祭が終わって、気になって仕方なかったが、今更聞くこともできなかった。

 

そんな心の内中を抱えたまま、資料室の前にいると、中から音が聞こえてきた。気になって覗いてみると、窓から身を乗り出す男子生徒がいた。

 

時君はとっさに助けようとした。しかし彼は窓の縁に落ちてしまった写真を拾おうとしていた。

 

土岐君ははやとちりをしてしまった。そのことをお詫びした上で、相手の名前を聞くと、D組の「藤堂」と名乗った。

 

さすがに土岐君もすぐに気づくことができた。自分に勉強教えてくれた、藤堂先輩の弟であることがわかった。

 

彼は資料室で自分が撮影した写真の整理をしていた。自分が撮った写真なんて恥ずかしいと思っていたが、土岐君は好きだと答えた。

 

その中に体育祭の写真もあったのだろうか?しかし、兄弟にしては似ていないと思った。思わずくりにしてしまったが、

 

弟の藤堂はいつも言われると罰が悪そうにしていた。もしかして自分は悪いことを言ってしまったかもしれない。ととっさに後悔した。

 

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東堂の弟の存在

隣のクラスに、先輩の弟がいたとは驚きだった。見た目はヤンキーだが、本当は根の良い土岐くん。すぐに彼とも仲良くなった。

 

土岐君が佐野先生を好きなことを知っているのは、藤堂先輩と、同じクラスの利瀬の2人だった。

 

先輩は佐野先生に向かって、英語の勉強を教えているのに、その先生の名前の一文字である「狼」という字が書けなくて、

 

国語の勉強を教えることになった。と伝えたが、佐野先生の反応は薄かった。あまり土岐君のことを意識していないのだろうか?

 

しかし兄である先輩が知っているので、おのずと弟の藤堂も知ることになるだろう。しかし、全員が佐野先生に体育祭の日何があったか、

 

聞く事はなかった。おそらく体育祭の写真を撮っていた藤堂の弟も、佐野先生が土岐君をおんぶしている姿を見ていなかったのかもしれない。

 

しかしこれから藤堂の弟と触れ合っていく事は大きな存在となるだろう。何か波の兄弟には触れてはいけない、秘密があるのかもしれない。

 

利瀬が先輩に向けて弟のことに触れた時、弟の事は何か言いにくそうにしていた。そして弟も兄に対して何か思いがあるようだった。

 

2人は本当に兄弟なのか、土岐君は気になったが、そこまでは踏み込めなかった。2人の存在がこれから土岐君の助けになるかもしれない。

 

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やってきた文化祭

体育祭の後に待っていたのは、文化祭だった。土岐君のクラスは「白雪姫」を上演することになった。

 

配役はそれぞれくじ引きで決まることになっていた。しかし、土岐君が引いたのはこともあろうか主人公の「白雪姫」だった。

 

男が引くくじに女役が紛れて言うのは納得がいかなかったが、利瀬が魔女役だと言うので、納得するしかなかった。

 

そんな横で佐野先生、くすくすと笑っていた。自分体育祭の時に、「好きな人」と言う紙を持って先生のところに行った。

 

そんな気持ちを知っていて、佐野先生は土岐君が白雪姫を演じることを面白がっている。こうなったらやるしかない!

 

とついにやってきた文化祭。相手の王子様は男子生徒だったが、土岐君が舞台数に上がったときに、突然の腹痛を起こし、

 

起き上がれなくなってしまった。登場するまで30分あるのに、彼の腹痛が治る事はなかった。代役が誰かいる。

 

しかしもう舞台は始まっている。舞台上では土岐君が白雪姫を演じていた。そしてそれをカメラで藤堂が収めていた。

 

その横で、佐野先生は面白そうに笑って見ていた。しかしそんな時、裏方では代役探しに奮闘していた。そんな時女子生徒が思いついた。

 

急いで観客席にいる佐野先生のもとに走った。話を聞いて、先生は「セリフが飛んでも知らないからな」と言って王子様になった。

 

土岐君はそのことを全く知らなかった。ただクラスメイトとキスシーンがある事は知っていた。いよいよクライマックスになった。

 

すると、どこかで聞いたことあるような声が舞台上でした。土岐君は眠っている役なので、誰のなのか確認することができなかった。

 

しかしその顔が近づいてきたとうっすら目を開けると、王子様がその先生に代わっていた。驚いて目を開けてしまったが、

 

佐野先生から「目を閉じて」と静かに言われて、また寝ているふりをした。そしてその先生は静かに口づけのポーズに入った。

 

その時佐野先生の足が滑り、思わず土岐君に覆いかぶさってしまい、キスの振りのはずが、口と口がぶつかってしまった。

 

その拍子に佐野先生のが当たったのか、2人の口元は血で濡れていた。本当にキスされてびっくりした土岐君は思わず飛び上がってしまった。

 

ファーストキスが初舞台の白雪姫だった。しかも相手は好きな佐野先生。しかしその味は血の味がした。観客席もあまりのアクシデントに、

 

おおいにわかすことができた。もちろんその瞬間は藤堂はカメラで押さえていた。ステージが終わると土岐君は走り去っていった。

 

落ち着くために資料室に入ったが、よく座った瞬間に上から資料が落ちてきた。それは昔のスクラップブックで、佐野先生が写っていた。

 

自分の中で佐野先生がいっぱいで、その写真が佐野先生にしか見えない。と思った土岐君は見直してみた。しかし紛れもなく佐野先生だった。

 

しかも水泳で国体で期待されている選手として紹介されている文章だった。今はバスケ部の顧問だが、昔は水泳部だった。

 

そのため校長から何度も水泳部の顧問にと打診があった。しかしなぜか佐野先生はずっと断り続けていた。それは「好きな人」に関係しているのだろうか?

 

佐野先生は、体育祭で土岐くんの思いを知りながら、これからどのように彼に接していくのだろうか?この文化祭でキスしたことが、

 

2人にとって大きな転機になるだろうか?それともその先生は昔のことを思い出し、土岐君へ振り向く事は無いだろうか?

 

 

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