TBS火曜ドラマ「この恋あたためますか」運命の新作発表会、まさかの展開!
スイーツ開発部の社員たちが待ち構えるコンビニに、テスト用のシュークリームが到着した。
どちらも型崩れなく、うまく配送に乗れるはずだった。
しかし、北川のシュークリームはどうしても少しだけ崩れてしまう。
新作発表会当日
新作発表会は、浅羽の進行で行われた。そしてその傍にあったシュークリームは、チョコのシュークリーム。
樹木のシュークリームが配送テストに最終的に合格したと言うことだった。そしていちど選ばれた北川のシュークリームはNGとなった。
会社で会見の様子を見守る北川と、ステージの袖で会見の様子を見守る樹木。
配送テストで立場が入れ替わってしまったのだった。しかしそれは会社と言う中では仕方のないことだった。
社長の挨拶終わると終わると、開発者の挨拶に代わったが、登壇したのは新谷ではなく樹木だった。
アイドルとしてステージは慣れているはずだったが、いざマイクを前にすると何を言っていいのかわからなかった。
それと貴社から質問が相次いで飛んできた。それに答えようとする樹木だが、言葉がなかなか浮かばなかった。
「この商品のターゲットとなる年齢層はどのくらいですか?」
との質問に、樹木はなかなか答えられず浅羽が後ろから「20代〜」と言い始めた途端に、樹木が思いもよらぬ言葉を発した。
「この商品は社長のためにつくりました。社長は嘘をつきません。まずいものはまずいうまいものはうまい。だから社長を思って作りました。」
この言葉にはまだ続きがあった
「皆さんも大切な人を思って、このシュークリームを手に取り一緒に食べてください。スイーツは誰かのためを思って作るものです。」
商品発売初日
新商品がコンビニに並ぶのは火曜日。その日新谷と樹木は、樹木がもと働いていたコンビニいた。
シュークリームが配送されるのを待っていたのだった。そして配送されたシュークリームは形も何も崩れていなかった。
後はお客さんが手に取ってくれるかどうか?
新谷と樹木はドリンクの冷蔵庫に隠れて見守っていた。いつも炭酸水を買う「炭酸子」が
炭酸だけじゃなく、シュークリームを手に取ってレジに行った。
店長が何か言いたげだった。しかしすぐにわかった。ルームメイトのスーが自分のユニフォームを樹木に着せた。
自分が初めて作ったシュークリームを、初めて買うお客さんに対して、はじめてのお会計をすると言うこと。
樹木にとって大切に育ててきたシュークリームが、旅立っていくことがとても嬉しかった。
そして秘書室では、一岡が初日の売り上げをまとめ浅羽に報告していた。
通常の新商品の倍以上の売り上げがあった。浅羽は想定内だと言う。果たして本当に想定外だったのか?
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