「さようならの向こう側」最終回を終えて、ストーリーとTwitter感想

川上隆也さん主演で始まった、4話オムニバスの「さようならの向こう側」、亡くなった人が24時間だけ

 

元の世界に戻れるという話だが、それには厳しい条件があった。それでも条件をなんとかクリアして、

 

みんなが喜んで最後のドアをくぐっていくのを、「案内人」は何人も見送ってきた。

 

コンテンツ

「さようならの向こう側」ストーリー

亡くなった人は一つの扉を開く。それは「案内人」のいる『さようならの向こう側』と呼ばれる場所。

 

そこでは案内人から、ある提案をされる。「24時間以内に、現世に戻りあいたい人に会える」

 

最初はみんな喜ぶが、次に条件が一つ提示される。それは「あなたの死をまだ知らない人」

 

みんなここに来るまでに、すでに葬儀を終えた人ばかりで、家族や親族に会うことはできないと絶望する。

 

それでも案内人は「後悔」を残して、次の扉をくぐってほしくない。と毎回来た人にある提案をしてみる。

 

最初に来た主婦は、犬を助けようとして、車に弾かれて亡くなってしまった。しかし息子に会いたかった。

 

でも、案内人は一つの可能性に掛けた。息子は「ママは遠い星で悪者をやっつけている」

 

と、「死」を理解していないから、まだ母の死を知らないかもしれない。すると夫が夜勤の日、

 

こっそり息子に会いに行くと、起きた息子は母が帰ってきたことを喜んだ。それでも自分の姿は消えなかった。

 

息子は父が言った話しを信じていた。だからまた息子を思いっきり抱きしめることができた。

 

2人目は父と絶縁した男性だった。案内人はきっとこのままだと後悔すると言ったが、

 

父はもう自分の死を知っている。と息子は思っていた。しかし、向こう側から見る世界で、父が認知症であることが分かった。

 

父は小さな町工場を営んでいたが、そこに息子が現れると、父は自分の父親が来たと思っていた。

 

だからこそ、また父と話し棺に入れるつもりだという、2人の思い出のキャラメルを食べることができた。

 

3人目は、元々心臓病を抱えた若い女性だった。初めてライブを行う日に発作を起こし向こう側へ来た。

 

だから、一緒にライブに出るはずだった大倉と歌いたい!!と強く願っていたが、さすがに彼が第一発見者となり、

 

彼女の死を知ったので、そのままの姿では無理であることを、案内人はそれとなく話した。

 

その話を理解した女性は、扉をくぐり美容室で別人のようになり、大倉と出会ったレコードショップで待っていた。

 

そして、大倉に出会い「いとこ」であることを強調したため、美咲本人だとばれることはなかった。

 

24時間以内にどうしても彼と歌いたかった。そのため無理に曲制作をお願いしてそれに詩をつけ、

 

タイムリミットの5分前に誰もいない場所で、路上ライブを始めた。次々に足を止める人々。

 

そして、自分たちの歌に聴き行ってくれる人々。初めてのライブはとても気持ちよかった。彼女も満足して扉をくぐった。

 

次に来たのは、幼さの残る少年だった。一緒に住んでいる女性に会いたいと言っていた。

 

向こう側からみると、一緒に暮らしていた女性は必死に少年のことを探していた。

 

そして、少年は公園の池の中から叫んでいた。一度喜ばせてまたいなくなるのは気が引けたが、

 

少年は扉をくぐった。そして部屋のクッションに座っていたが、その姿はとても小さかった。

 

それは彼が小さな猫だったからだ。そして彼女が死を知らなかったのも、外に出てしまい、

 

公園の池に落ちて、溺死したことを知らなかったからだ。そして女性とまた遊んで眠りについたころ、彼は扉をくぐった。

 

最後のストーリーでは案内人の過去が明らかになった。1982年に愛する妻葉子に出会った。それから2年して結婚したが、

 

いつも葉子は給料日にすき焼きを作ってくれるが、その日に限って長ネギを買い忘れた。

 

そして、案内人こと谷口は自転車を走らせて、長ネギを買いに行ったが、その帰りに脳卒中で帰らぬ人となった。

 

谷口には心残りがあり、どうしても葉子に会いたかった。葉子だけにしか会いたくなかった。

 

葉子にどうしても会いたいと言い続け、10年が経った頃、前任者の案内人の「生まれ変わり」の時が来た。

 

それで案内人になることで、この扉を葉子がくぐってくるのを待つことになったのだ。

 

そして、38年の時が経ちやっと、葉子は扉をくぐってきたが、お互いにすぐに分かった。

 

そして、向こう側の世界で、あの頃の葉子に戻り、たくさんのお礼と話しをした。

 

「生まれ変わってもまた一緒になろう」と約束して、彼女は扉をくぐっていったのだった。

 

■ドラマ関連作品

 

「さようならの向こう側」Twitter感想

確かに、松岡昌宏さん主演のテレ東ドラマ、「死役所」という話とどこかつながりますね。

 

しかし、まったく違うのは、「24時間だけ現世に戻れる」という点。それで死んだ人は満足できる。

 

そして、最後に明かされた「案内人」も元は、急死した男性であったこと。

 

妻に会いたい一心で、10年も向こう側にとどまり、前任者との交代で「案内人」となったこと。

 

きっと、葉子が向こう側にとどまらなかったのは、「案内人」は男性に限られているのかもしれない。

 

4話のオムニバスだったが、もっと違うストーリーを見てみたいと思わせてくれるドラマだった。

 

■ドラマ関連作品

 

 

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最終回を迎えたドラマのSNSでの感想とあらすじ

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