明らかになる朔の過去。サングラスに隠された悲しみ「にじいろカルテ」4話
浅黄朔、「虹の村診療所の外科医」しかし、診察を大切にするより、新鮮な野菜を栽培することに力を入れている。
村が必要としているのは外科医ではなく、内科医と言うこともあるが、朔はいつもつなぎを着てサングラスをして外で働いている。
それを太陽は、医者をするために来たのではなく、畑をしたいからここに来たのだと言っていた。
コンテンツ
朔が乗り越えられない過去
夏に収穫される「茄子」を収穫しながら、絶対に忘れることもできない過去がよみがえってきた。
それはおそらく朔が、千葉県にある大きな病院に勤めていた頃だろう。恋人が婚約者がいたのか…。
彼女の発案なのか、お金を出して土地を借り畑を2人で耕し、野菜を栽培していた。しかし作業はそっちのけで
朔は昼間の作業用に「サングラス」をネットで探していた。そこに恋人らしき女性が来た。
「こんなに収穫できたよ」と網を持っているが、朔には「こんなに」には見えなかった「こんだけ」だと言い返すと
女性は怒ったが、2人ナスのでピザを作り、一緒に味わうと、そのおいしさに感動し、今年はこれだけしか収穫できなかったことに残念がる朔。
だったら、畑をもっと広く借りて、もっとたくさん野菜を栽培したい!と思っていた矢先事件が起きてしまった。
無差別爆発テロ
朔は事件が起きた現場にいた。大規模な爆発だったらしく、多くの犠牲者が出た。朔はその中でも、怪我の程度を見て、優先順位を決めていた。
するとその中に恋人の姿があった。まさか自分の恋人まで犠牲になっていたとは思わなかった。
なぜそこに彼女がいたのか。それは朔があの日欲しがっていたサングラスを、誕生日プレゼントとして探しに来ていたのだ。
そして事件に巻き込まれた。彼女は大丈夫だと言った。朔が体を触ってみても特に重症なところはなかった。そのため彼女は後回しにした。
しかし警察は、爆発テロを起こした犯人を死なすわけにはいかず、絶対に生かしてくれと強く進言してきた。
朔は恋人も巻き込まれた、爆発テロに怒りを覚えながら、こいつはどうしても生かしておいて、地獄を見せなければと言う思いもあったかもしれない。
そして、やっと犯人の命の危機は脱した。そして外に出ると、驚くことに「大丈夫」と言っていた恋人が
すでに毛布をかぶせられ、息耐えていることがわかった。彼女は大丈夫だと言ったのに…。
背中を打ったとは言っていたが、その時にどこか内部を損傷していて、それが致命傷になったんだろう。
虹の村への移住
そして村役場の霧が谷だけは知っていた。朔が最初にこの村に来た医者であり、診療所を見て泣いていたこと。
診療所の裏に広大な土地が野放しにされており、そこで「畑が作れる」と涙ながらに喜んでいた朔の姿を。
だから、彼は彼女が買ってくれたサングラスをして、いつも畑にいる。それは彼女の気持ちと向き合っている時間でもある。
そして新鮮な野菜を食べるたび、彼女との時間を思い出すのだろう。だからこそ真空が「大丈夫」と言うことがとても心配なのだ。
そして彼女の食事を、バランスを考え免疫を高めるように、準備してくれるのも彼の優しさ。そして恋人への想いの証だろう。
しかし太陽と真空は、何があったかは決して聞いてこない。それが朔にとっては心地の良い環境だった。
もしも言いたいならば自分で言うでしょ?
と、無理に聞いてこない2人の心遣いがうれしかった。そして恋人との時間をなくしたことを一瞬でも忘れさせてくれるかけがえのない2人だった。
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