何もない部屋、最終回「ポルノグラファー」久住最後の願いとは!?

ちょっとした事故から、知り合った二人の男性。一人は大学生。一人は官能小説家。

 

しかし、腕を怪我させてしまったことで、大学生は執筆を手伝うことになり、徐々に彼の世界観へハマっていく。

 

そして、ついに小説家の木島はペンを置くことにした

 

コンテンツ

最後の告白

木島の担当編集者であり、同級生で木島をこの世界に誘い、体の関係までもった城戸でさえ

 

もう、木島は受け入れることがなかった。合鍵で開けても「チェーン」がかかっており、電話に出ることもなかった。

 

とっさに久住は「そのカギ僕にください!チェーンを切ってでもあってきます!!」

 

と、名残惜しそうな城戸から合鍵を受け取り、走り出した。その途中メールが入った。

 

初めての木島からのメールだった。小説家らしい丁寧な文面でしかも【長文】

 

 

木島は自転車にはねられた時、「腕が使えなくなればいい」と考えていた。

 

しかし、残念なことに利き手の左ではなく、右を怪我していた。ひどく悲しくなった。しかし「負傷し書けない小説家」

 

を、演じてみてたい気持ちは消えず、そしてお金に困ってそうな久住をみて、嘘をつきとおすことを決めた。

 

しかし、その嘘はバレ、久住を傷つけ、すべてを処分し旅立つとある

 

急いで家に向かうが、簡単に鍵は開いたが彼はいない。もういないのか!?

 

 

聞き覚えのある声


様々な思いが渦巻く中、背後からアンニュイな聞き覚えのある声どうしたの?

 

メールは「途中で送ってしまった」らしい。いかにも機械に弱い木島らしい。

 

しかし、最後があんな文章だと、君は飛んでくるとわかっていた。と木島は言う。

 

久住は、やっと確信した。自分は木島というこの誰にも理解されない人間「愛している」

 

 

彼の家財道具はすべて処分したらしい。地元に帰り農業をやるという。

 

まぁ、力にならなくても姪の面倒くらい見れるよ。と笑う木島。すべてが久住にとって愛おしかった。

 

そして、「1行」も書けなくなり、【廃業】を決意した木島にどうしても書いてほしいことがあった。

 

それは、自分の「抜ける」小説。まぁ、木島が官能小説家なので、そんな表現になるが、

 

とにかく、自分の為に何か1冊かいて欲しかった。

 

 

久住の好み


久住は木島の作品をすべて読破している。そのため、木島も好みをわかっていた。

  • 年上モノ
  • 女教師モノ
  • そういえば剃毛シーンも

久住は恥ずかしながらもすべてにうなずいていた。果たしてそういった作品ができるのか・・・。

 

久住の好みだけをかき集め、ひとつの作品にできるのか、木島には少し自信がなかった。

 

しかし、久住の真剣なまなざしがそこにあり、自然と唇を重ね気が付けば6回も体を重ねていた。

 

「起こしてあげるから、寝てなよ」という木島の言葉に乗せられ、眠ってしまった久住。

 

起きた時には彼はもういなかった。「木島は嘘つき」だと知っていたはずなのに・・・。

 

 

半年後、久住は就職に役立ちそうな本を、友人と購入しにきていた。

 

そして、自宅へ帰るともう1冊違う本を購入していた。それは木島の【新刊】

 

平積みにされることもなく、棚の端に並べられたその本は、木島らしくない作品。

 

すべてが「一人称」で描かれている。それは、久住に対する長い長い「ラブレター」なのかもしれない。

 

 


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