TBSドラマ「恋する母たち」研の誤解と、斉木とのすれ違い

斉木の元妻が家に来たときに、研が帰宅していることを知らずに、杏は話しをしていた。

そして成り行き上、巧との付き合いが11年間と言うことになってしまった。

実の父が自分たちを見捨て、11年どこにいるかもわからず、母子家庭として生き抜いてきた研にとって

杏も父と同じ裏切りを自分にしていたと勘違いしてしまった。

 

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家を出た研

とても仲が良かった、研と杏だが斉木の元嫁の話を真に受けてしまった研は、母親が信じられなくなってしまった。

しかし行くところは1つしかなかった。自分を捨てた父の実家。つまり祖母の所しかなかった。

杏は改めてことの成り行きを、元夫の母綾子に話しをした。研が大きな誤解をしていること。綾子がうまく話してくれると言う。

 

しかし、あらぬ誤解を生んでしまったことから、杏はしばらく斉木に会うことをやめると言った。

その約束通り、しばらく2人は会わずにいたが、綾子が誤解を解き、研が家に戻ってことから、

杏は斉木に連絡をしたが、返信はなかった。しかしアパートに尋ねてみることにした。

 

元嫁の姿

しかし、杏が見たのは、玄関先に2人の男女がいる光景。紛れもなく斉木と、その元嫁だった。

元嫁はあっさりと帰っていったが、杏を追いかけ斉木が来た。

「どうして金持ちの爺と結婚すると言っている人と今更必要があるのか?」

 

すると斉木から思いもよらない答えが返ってきた。それは彼女の思いつきの嘘であり

彼女は末期の肺がんを患っていると言うことだった。それで話しをしていたと言う。

斉木によると彼女は、よく嘘をつくと言う。思いつきでいろんな嘘をつき、自分でどんな嘘をついたか分からなくなる時があると言う。

そうなると、肺がんと言う話しも怪しいのではないか?杏は疑ったが、斉木は信じていた。

 

元嫁に会いに

杏は斉木の元嫁が、六本木のクラブで働いていると知り、居所を突き止め会いに行った。

手には、あの日研に誤解を免れた原因の袋を持っていた。

杏の元夫が3年間、バレないように仕送りをしていた書留封筒の束だった。

そして、元嫁は杏を見るなり陽気に「私のお客さん!」と言い、席に座らした。そしてドリンクをいらないと言ったが

こういうところに来たら、一杯は必ずオーダーするものだと勝手にビールを注文した。

 

しかし、杏はビールが来る前に用件が終わってしまった。用件はがんの治療費に困っているのだったら、このお金を使えばいい。

と、紙袋元嫁に突き返したのだ。元嫁は驚くこともなく、紙袋を受け取ったが、本当の事は何も言わず

杏も病気がうそか本当かも聞かず、店を後にした。

 

元夫の出現

雨の中帰宅すると、与論島で新しい生活を楽しんでいるはずの元夫が、傘をさしてアパートの下にいた。

なぜ彼は来たのだろうか?

そしてなぜ住所がわかったのだろうか?

もしかして過去の記憶を取り戻したとか?

様々な思いがよみがえってくるが、元夫は杏に向けて微笑みかけた。

 

研がこの光景を見たら、またどんな反応するだろうか。

やはり、一度自分たちを捨てた父でも、研は受け入れるのだろうか。

しかし、杏にはすでに新しい恋人もいて、元夫の母親も応援してくれている。

これから、元夫の出現によって石渡家らどのように変わっていくのだろうか?

 

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