TBSドラマ「恋する母たち」それぞれの恋の行方がはっきりとしてくる
堂々と不倫し、自分の稼ぎで家族を養っているんだと言う態度を崩さなかった、蒲原繁樹。
あっけなく愛人を切り捨てたことで、仕返しにあった。クラブに彼女を同席させた際に
録音しておいた音声を、彼女が週刊誌に売ったのだ。それにより蒲原は顧客を失うだけでなく、半年間の業務停止命令を食った。
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働きだしたまり
生活のためには、やはりお金が必要だが、夫が働くことができない。しかもタワーマンションの最上階。
働くことができないので、ローンを支払うことすらできない。そこで救世主が現れた。
林優子だった。彼女は千葉支店に転勤になったが、万が一のためマンションだけは残しておいた。
そのため、空き家になっている部屋を眞理たちに貸してくれたのだ。部屋は狭くなったが、住むところは確保できた。
そしてまりは、生活のためにパートに出ることにした。惣菜屋さんで働くことにしたが
お客さんとすぐ仲良くなってしまい、よく話すため古くからいる従業員からよく思われていなかった。
何度も注意を受けたが、客ウケが良く、なかなか話が終わらず、結局店長からクビを言い渡されてしまった。
まりをなじる夫
まりが働いてる間夫は何もせず、昼に食べたものもそのままキッチンに置いてあった。
まりの怒りは爆発した。今まで自分の稼ぎで食べさせてやったと散々言っておきながら、
まりが洗濯した下着を、家ではない場所で脱いだため、家族は痛い目を見ることになった。
しかし、まりがパートをクビになったことで、夫は仕事すらまともにできないとまりを平気でなじってきた。
それを見ていた繁秋は、ベランダにいるまりに、お父さんと離婚するように迫ってきた。
すでに丸太郎から才能を認められ、レコード会社と契約し、仕事として音楽を始めたことにより、
いつか、自分が母親と妹達を迎えるから、それまで北海道の実家に帰った方が良いと息子からアドバイスされた。
変わらない丸太郎の愛
その頃ちょうど繁秋のはじめてのライブがあった。まりに観に来て欲しい。というのを喜んだまり。
まずは単独ライブではなく、すでに活躍しているアーティストの、ライブゲストとして繁秋が登場した。
そのタイミングを見計らったように、丸太郎がまりの近くに来た。そして手を引き繁秋がよく見える場所まで連れて行ってくれた。
その後2人で飲んでいたが、丸太郎から思いがけない提案がされた。
「結婚してください。子供たちも含め一緒に暮らしたい」
3度の結婚をし、もう結婚したくないと言っていたため、まりは驚いたが理由を聞いて納得した。
最初に結婚した妻が、突然倒れなくなってしまったのだ。その端の呪縛から丸太郎はずっと逃れられずにいたが
息子からも「お父さんは自由にして良い」と言われたため、まりの家族のために結婚したいと言われた。
でも今は、夫が弱りきっているのでもう少し待ってほしいと返事をしたまりだったが、
既に心の中に繁樹への思いは消え去っていた。
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