TBS星野源×綾野剛主演ドラマ『MIU404』メロンパン販売車ではぐくまれる友情
元警視庁の捜査一課で「頭脳明晰」で優秀な刑事だった志摩。
しかし、【ある事件】がきっかけとなり、上司桔梗の運転手として働いていた。
そしてもう一人、「警察のお荷物」的存在伊吹。
彼は話しを聞くより、早く「駆け出して」しまうため、どこへ異動しても問題視されていた。
そこで、急遽新設された「機動捜査隊第4部隊」のメンバーとして、桔梗の命令により2人はバディを組むことになる。
コンテンツ
捜査初日
志摩は桔梗から「伊吹」という名前だけを聞いた。
バディを組むなら、どんな人なのか【情報】を得たい志摩だが、
伊吹がいた部署へ聞き込みへ行っても、なんの情報もなかった。ただ
「足が速い」
その情報だけしか得ることができず、不安しかなかった。
そして、いよいよ最初の任務に就くとき、すでに本部に伊吹はいなかった。
【確かに足が速かった】
貸与された捜査車両の前で、待ちくたびれたような伊吹にようやく会うことができたが
「冷静沈着、分析第一」の志摩には、理解できないような「チャラ」さを持った男性がそこにいた。
そして、出動の際「運転したい!!」と伊吹が志願してドライバーとなったが
あまりにも【無謀】な運転に、途中から志摩が交代することになった。
しかし、【煽り運転】の車を発見し、追跡するがその運転手が後日亡くなる。
ドライブレコーダーを確認すると、煽り運転をする車をさらにあおる「白い車」の存在があった。
伊吹の勘と志摩の記憶力
404の車両に乗り込もうとした時、伊吹が「あの車!!」と白い車を発見するも
【ナンバーが違う】と志摩に流されてしまったが、伊吹は野生の勘ともいうべき
【エンジン音】から白い車をすでに特定していた。
そして、すぐにその車のナンバー照会をすると「偽装ナンバー」とわかり、追跡するも目前に赤信号の交差点。
当然「白い車は止まらない」という志摩の判断から、アイコンタクトで交差点直前で【ドリフト駐車】しわざと衝突事故を起こした。
そして、捜査車両は大破してしまった。いつも冷静な志摩が伊吹との連携で見事に解決へ導いたが
初日で車両を大破したことにより、捜査車両は「メロンパンの移動販売車」となった。
志摩の悲しみの過去
伊吹はとにかく「なんでも知りたい!!」性格だった。
【特に知りたい】のが、警視庁の捜査一課で働き、機動捜査隊の経験もある志摩がなぜ第一線から退いたのか!?
しかし、志摩の口からはもちろん、ベテラン刑事陣馬からも真相を聞くことはできなかった。
ただ一つ、九重の情報で「志摩は過去に殺人を犯している」
しかし、本当に【殺人】を犯したのであれば、今現在こうしてバディを組むことはないだろう。
でも、時々志摩の目に「強い悲しみ」を感じることがある。
そして、必ず言うのは「お前は命を大切にしろよ」
1話完結型のドラマなので、話しが続くことはないが、志摩と伊吹の関係はずっと続いていき
捜査を重ねるごとに、その「アイコンタクト」と「連係プレイ」は格段に進歩している。
第4話では、「高速バスの中の暴力団員」を伊吹が確保したが、外にいた志摩が瞬時にもう一人「銃」を持つ男を発見した。
伊吹は、一人抑え込んでいるので志摩がその男へ向かうが、銃を向けられてもひるむどころか向かっていく志摩。
最終的に「銃口を手で塞ぎ」暴発し共倒れしようか!?
そして、それでも銃口を向ける男に、今度は自分の額に銃口を当てさせ
「俺は死ぬのは怖くない」
と、すごんで見せるのだったが、一瞬の隙をついて、近くにいた伊吹が男を力ずくで倒した。
でも、あの時の志摩の瞳は「何か大きな悲しみにあふれていた」のではないだろうか・・・!?
車両内の2人
志摩の分析力の高さから、すでに「伊吹」という男の操縦方法はわかっている。
しかし、伊吹にはまだそれはわからない。
志摩という男は、
「無謀であり」
「自分以外の人間が死ぬことを恐れている」
そのために、【無謀】なことをして、その人を全力で救おうとする。
それは、九重から聞いた「過去の殺人」が関係しているのか・・・。
運転する志摩の横顔に、時折伊吹は「悲しみ」を見ている気がする。
いつも「命を大切に」というのは、無茶をしすぎる伊吹を失いたくない。
そんな思いにあふれているような気がする。
きっと、志摩は過去のバディを、やむを得ない事情で「失った」ことから自信を無くしていたのだろう。
しかし、警視庁きっての問題児の扱いを任されたことで、「全力で伊吹を守る!!」という使命感と共に
刑事としての勘を取り戻し、同時に自信も伊吹が呼び起こしているのではないだろうか・・・。
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