オトナの土ドラ「おいハンサム！」3話、恋に悩める娘たちに7㎝のネギで語る

長女の由香に「0点を取った私にかける言葉はないの？」と言われ、源太郎は「貝を買いなさい」

 

「その悩みが大きいほど、たくさん貝を買いなさい、そして、その命に感謝して食べなさい」とアドバイスした。

 

それを妻の千鶴に言うと「たくさん買うんじゃなくて、大きな貝を買った方がよかったんじゃない？アワビとか・・・」

 

仕事の空き時間ができた由香

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由香は取引先との打ち合わせのため、遅れそうになりながらも必死で向かっていたが、途中で先方から電話が入り、

 

約束の時間に遅れると言われ、由香は「こちらは大丈夫です」と思わぬ空き時間が出来てしまった。

 

そのままぶらぶら散策していると、魚屋の前に来た「貝を買いなさい」という言葉を思い出し、シジミやアサリなどを見ていた由香。

 

しかし、目に留まったのは「アワビ」だった。2000円ちょっとするアワビを買い、ビニール袋のままカバンに入れた。

 

その後は、「私のカバンの中にはアワビがいる」となんだか気持ちがウキウキしてきた。

 

何とか取引先との仕事も終えて、帰宅しようとすると「一緒に食事どうですか？」と誘われ、夕食を共にした。

 

そして、別れ間際、歩道橋の真ん中で「好きです」と年下の取引先の男性にいきなり告白された。

 

そんなシチュエーション今までにない。でもカバンにはアワビがいる。自宅に戻り魚屋のアドバイス通りに

 

塩水につけてから調理をすることにした。ネットで調理法を調べるも一番手軽で失敗しなさそうな「酒蒸し」にすることにした。

 

そして、美味しくアワビを食べ、アワビに感謝をした。その後里香に電話をして、「年下から歩道橋の真ん中で告白される漫画ない？」

 

と、聞かれて実家にあるというので、読んでみたがしっくりこない。すると里香から電話がありもう1冊紹介された。

 

冷蔵庫地図と夫に悩む里香

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里香は頭の中に「冷蔵庫地図」があり、それをうまく使い切るために毎日苦悩している。

 

と言うのも、朝ご飯を炊いているのに、夫は「パンにして」とか、夕食を用意してから、「夕食はいらない」

 

とか、突然帰ってきてお腹空いたから何か作れ！と言ってくるので、冷蔵庫地図はいつの間にがぐちゃぐちゃになり、

 

使い切れない食材が出てしまう。挙句に夫が食事をしながら「火の元には・・・」と言いかけた。

 

里香はとっさに「誰かと間違えてるでしょ」と言った。そわそわする夫。やはり夫は浮気しているかもしれない。

 

夫は浮気しているかもしれないし、冷蔵庫地図はぐちゃぐちゃになり、使い切れずに消費期限が切れた食材たち。

 

由香が漫画のことを聞いたついでに、「食卓で言い争う夫婦の小説ない？」と聞いてみたがなかった。

 

夫は今日も買えりが遅い。キッチンの床に座り、消費期限切れの食材たちに申し訳なく思う里香。

 

新しい恋の始まりの予感に別人の美香

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美香はユウジと別れ、新しい恋を見つけた。一流企業に勤める学。連絡先も交換して、仕事が一段落したら会う約束をした。

 

それだけで美香は別人のようで、美香を知る人は「そっくりさん」と言うほどだった。

 

しかも、会社の給湯室のキッチンまでが低くなり、恋をして背まで高くなったのか・・・。

 

そんな美香の変わりようを心配したシイナに、美香は「まだいたしていないのでなんともいえないのですが・・・」

 

と、恋の進展状況を伝えた。そして、学から待望の電話が入った。シイナに「今夜いたすかもしれません」

 

と、言い残し、学との待ち合わせに言った。食事は何とか終えたがその帰り、学は「女性の右顔が好き」

 

とか、半歩下がって歩く女性が好きとか、「家に言っていい？」というので、家に来ると美香がお茶を淹れている間に蜘蛛を見つけた学。

 

美香がお茶を淹れ終えるころには「もう大丈夫」と言っていたが、その蜘蛛は「ハエ取り蜘蛛」

 

伊藤家では殺さず大切にしている蜘蛛だった。しかし、ユウジに返し忘れた私物を持っていくと、ユウジがその底を見て

 

「これでハエ取り蜘蛛つぶしたの？」と聞いてきた。美香は初めて知った。学が大丈夫と言ったのは蜘蛛がいなくなったからだと思っていた。

 

しかし、学は蜘蛛を殺してしまった。理想の男性に巡り合ったと思ったが、なんだか違和感を覚える美香。

 

そして、恒例の「伊藤家の緊急会議」が招集され、里香もキッチンの床に座りながら、会議に参加した。

 

そして、源太郎の手には使い切れない7㎝ほどのネギが。冷蔵庫に様々な食材があり、日々使い切ろうと努力をする。

 

しかし、それらは少しずつ余ってしまい、どうしても使い切れない。でもそれでいいのだ。使い切れなくても悩むことはない！！

 

と、会議は解散した。冷蔵庫地図に悩んでいた里香はほっとした気がした。冷蔵庫地図に振り回されなくても、

 

帳尻が合えばそれでいい。冷蔵庫にとらわれすぎていた。