「婚活探偵」3話、黒崎を指名してきた女性、勘違いで婚活失敗!?

黒崎は大企業からの依頼を、手早く片付け担当から感謝されていた。そこにこの企業の孫娘が来て黒崎に嫌味を言った。

 

彼女は黛椎菜。なんだか黒崎のことを敵視しているようだが、用件は終わったので、帰ることにした。

 

ちょうど3時からのデートに間に合いそうだ。今回は相手から指名されて会いたいとのこと。

 

コンテンツ

公務員だが挙動不審な女性

事務所にいったん帰ると、黛の孫が来ていた。すでに300万を支払い「2年前の事件の真相を突き止めること」と依頼をして帰って行った。

 

黒崎はデートに遅れそうになりながらも、慌ててホテルのロビーに向かうと15分前に到着しほっとした。

 

すると、妙におどおどした女性がやってきた。そして、黒崎が「公務員をしてらっしゃいますよね?」と聞くとさらにおどおどしていた。

 

そして、彼女は木の小さな箱を差し出した。中身を見た黒崎は「検事さんですか?沢木と言えば、鬼平の・・・」

 

と、沢木は自分の身分を言ってしまうと、相手にいつも引かれてしまうので、公務員とうやむやにしていたが、

 

婚活している時に、黒崎の写真を見つけ、彼ならば職業も近いことから分かり合えると、デートを申し込んできた。

 

そんな縁で2人は急速に仲良くなった。2人で猫カフェに行き癒されたり、とてもいい感じになって来た。

 

しかし、そこに水を差すことが起きた。黛からの依頼を独自に調べていた、弟子の旬が「検事が黒崎さんのことを調べまわっている」

 

それが沢木だったのだ。黒崎の過去担当した事件を調べまくり、何を探ろうというのか・・・。

■関連作品

原作

大門剛明

「婚活探偵」

主題歌

河口恭吾

「Shibuya」

 

2年前の事件の真相

2年前、黒崎が刑事として最後に担当した事件の真相を探るのが今回の依頼。なぜなら、容疑者は留置所で青酸カリ自殺した。

 

しかし、留置所に入る前に、身体検査や持ち物検査をしているはずなのに、なぜ青酸カリを服毒できたのか!?

 

その責任を取り、黛の父である刑事次長勢太郎は【辞職】した。娘にとっては責任を取るべきは黒崎だと言いたいのだろう。

 

その事件は、闇金融で借金し、それを苦に夫婦で心中しようとした男性が、妻を殺し逃走した。

 

それを逮捕したのが黒崎で、その時も男は首を吊ろうとしていた。しかし、結局留置所で自殺をしてしまった。

 

その真相はすでに、黒崎はわかっていたが、その出来事にふたをしたいたが、旬が亡くなった男性と勢太郎が同級生であった

 

証拠となる写真を入手したことから、過去のふたをあけざるを得なかった。あの時確かに彼は毒物は持っていなかった。

 

しかし、男が勢太郎に懇願したことから、勢太郎が男が持ってきた青酸カリを渡した。そして男は亡くなった。

 

そして、黛は自分から責任を取り、辞職をしたのだ。黒崎の捜査ミスでも、確認ミスでもなかった。

 

■キャスト関連作品

 

 

沢木の本当の姿とは!?


二人のメールのやりとりは、結婚相談所も内容を把握している。そのうえでまどかは今回はうまくいくと確信していた。

 

しかし、旬が言った黒崎の過去の事件を、沢木が調べて居るのが気になり、夜中に事務所に来た。

 

そこへ沢木が来た。小さな袋を手渡したが、黒崎は「これがあなたの正義ですか?」と問いただし、彼女を責めるような事を言ってしまった。

 

しかし、それは翌日黒崎が来た時に、「誕生日のサプライズ」として、事務所に置いておこうとしたプレゼントだった。

 

沢木が帰った後、黒崎はすぐにプレゼントを開封し、万年筆を分解し「盗聴器」などがないか調べた。

 

しかし、何も出てこなかった。そして、沢木に次に会った時に旬が言っていた真相がわかった。

 

沢木は黒崎のことが好きすぎて、仕事そっちのけで過去の資料を見ると「黒崎」の名前を見つけ、

 

また別の事件の書類を見ては「黒崎」の名前を見つけ、ずっと黒崎のことが頭から離れないだけだった。

 

別に事件を調べているのではなかった。しかし、プレゼントを渡しに行き「振られた」と感じた沢木は目が覚めたという。

 

「私には仕事しかありません。婚活より仕事です!!」真相を知り、振ったわけではない誤解を解きたかったが、

 

すでに時は遅く、今回の婚活もうまくいかなかった。

 

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